佐藤健×濱田岳、“親友役”から始まる友情もアリ!?「まずは飲みに」27歳同士の人生観

『世界から猫が消えたなら』佐藤健×濱田岳インタビュー

『世界から猫が消えたなら』佐藤健×濱田岳インタビュー クランクイン!

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 同学年でありながら、まったく違うタイプの役者として第一線を走っている佐藤健と濱田岳が、『世界から猫が消えたなら』で初共演を果たした。喪失の痛みを知っていくことで、人生の宝物を噛み締めていくストーリー。佐藤と濱田を直撃し、自らの宝物や血肉となっているものについて語り合ってもらった。

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 主人公となるのは、余命わずかの宣告を受けた“僕”。呆然とする僕の前に、自分と同じ姿をした“悪魔”が現れ、「世界からひとつものを消せば、1日の命をあげる」と提案されたことから、僕は生きることの意味に向き合っていくこととなる。僕と悪魔の二役を演じた佐藤は、「難しい役だった」と振り返る。

 それは主演としての責任感に加え、「僕は“僕”役で、役に名前がないんです。それは映画を通して、みなさんに自分たちのストーリーや人生を思い返してもらいたいという思いがあるから。僕たちは、そのための媒介なんです。芝居をする上では、色で言うと透明に近い芝居を心がけていました」と、観客にとっての写し鏡になろうと思ったからだ。

 それぞれの人生を投影する映画体験のできる作品となったが、佐藤も「僕もまったく同じ」と真摯な眼差しを見せる。「“僕”が気づいたことは、佐藤健が気づいたことでもある。友達や恋人や家族って普遍的なもので、誰もが大切だと思っているもの。僕も演じながら、自分の大切なものを重ねていた。“僕”が歩む人生は、自分が歩んだものでもあるんです」と自らの人生観にも多くの影響を及ぼした。

 二人にとって「これがなければ今の自分はない」と感じるものはあるだろうか?佐藤は「漫画ですね」とにっこり。「もちろん親や友人、学校の先生もそうだけれど、それと同じくらい漫画は人格形成に影響しています。僕はクールなキャラがずっと好きだったので、“男はこうじゃなきゃいけない”と教えてくれたり、“自分もクールでいよう”と思ったりして。単純に好きとか、かっこいいと思うことって、その人のパーソナリティを作る上で土台となるものだと思うんです。僕を作ってくれたのは、間違いなく数々のクールキャラたち。今でも少年心は忘れていません」。

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