【解説/みどころ】
妻の死後、隠遁生活を送るビオールの名手サント・コロンブと、その弟子であるマラン・マレとの確執と音楽への愛情を18世紀を舞台に描く。ビオール奏者になることを決心し、サント・コロンブを訪れた若きマレ。だが名声を求めるマレと、音楽にすべてを捧げたサント・コロンブの間には、埋めようもない隔たりがあった。やがて宮廷音楽家になったマレは、将来を誓ったサントの娘マドレーヌをも捨て、栄華をきわめていく。絢爛豪華な18世紀宮廷風俗、そして古楽器ビオールの演奏シーンが見事に再現される。谷崎潤一郎の『陰翳礼讃』に傾倒しているという、A・コルノー監督の陰影に富んだ画面作りも見もの。1992年のセザール賞監督賞、助演女優賞ほか、7部門を受賞。
- キャスト
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ジャン=ピエール・マリエル/
ジェラール・ドパルデュー/
アンヌ・ブロシェ/
ギョーム・ドパルデュー/
ミシェル・ブーケ/
- スタッフ
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監督:
アラン・コルノー
脚本:
アラン・コルノー
パスカル・キニャール
原作:
パスカル・キニャール
- 原題
- TOUS LES MATINS DU MONDE
- 上映時間・制作年
- 分/1991年
- 制作国
- 仏
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