ドラマ『からかい上手の高木さん』月島琉衣&黒川想矢、小豆島ロケが“高木さん&西片”体現の手助けに
関連 :
隣同士に座る中学生2人の日常を描くラブコメディー『からかい上手の高木さん』(TBS系/毎週火曜23時56分 ※放送時間変更になる場合あり。一部地域を除く)が反響を集めている。人気漫画の実写化という大役に挑むのはオーディションで選ばれた16歳の月島琉衣と14歳の黒川想矢。フレッシュな2人に話を聞くと、作品から飛び出してきたかのような、初々しさときらめきとエモさがあふれるトークが展開された。
【写真】ピースサインを見せる黒川想矢と笑顔を見せる月島琉衣がリアル“西片&高木さん”すぎる!
◆1ヵ月に及ぶ小豆島ロケを満喫
本作はシリーズ累計1200万部突破の山本崇一朗による漫画(小学館「ゲッサン少年サンデーコミックス」刊)を実写ドラマ化。とある中学校、隣同士に座る「からかい上手の高木さん」と「からかわれっぱなしの西片」という2人の日常を描く。原作は、TVアニメ第1期~第3期が放送、劇場版アニメも公開されるなど人気を呼び、今年5月31日には永野芽郁&高橋文哉のコンビで原作の10年後を描く映画『からかい上手の高木さん』の公開が予定されている。
「高木さん」を演じる月島琉衣は、2008年神奈川県出身の16歳。「Seventeen」の専属モデルとして活躍するほか、話題のドラマへの出演も続く注目の若手女優。「西片」を演じる黒川想矢は、2009年埼玉県出身の14歳。第76回カンヌ国際映画祭で脚本賞に輝いた是枝裕和監督の『怪物』で、物語の鍵を握る少年を演じた期待の実力派だ。本作で2人は、恋愛映画の名手・今泉力哉監督のもと、アニメの舞台として聖地となっている香川県小豆島で1ヵ月にわたる全編ロケを行い、「高木さん」と「西片」に体当たりした。
ドラマ『からかい上手の高木さん』場面写真 (C)山本崇一朗/小学館 (C)TBS
――小豆島での1ヵ月に渡る撮影の思い出を聞かせてください。
月島:私は1ヵ月も家を離れることが初めてだったのですが、意外と一人暮らしって楽しいなと気づきました(笑)。小豆島は景色もきれいで、すがすがしい気持ちで撮影できました。エキストラで参加してくださった島のみなさんも温かくて、すごくいい島だなと思いました。
黒川:僕は海なし県出身なので、毎朝カーテンを開けると、海があって、フェリーが通っていてっていう生活がすごくステキでした。小豆島での1ヵ月のロケを通して、島で生まれて14年間育った西片の空気というか、こういう生活をしていく中で西片はどんなことを考えるのかな?っていうことが島に住んでみて想像できましたし、何よりもすごく気持ちがよくて楽しかったです。
月島:撮影がお休みの時にみんなでオリーブ公園に行ったり、ちょうど桜が咲いていたので、お花見をしたりしました。同世代の子たちが多かったので、話も弾んでしゃべりやすかったですし、みんなでお昼ごはんを食べたりして仲良くなれました。
黒川:現場に行く途中に、ごま油の工場があって、ずっとごま油のにおいがしていたんです。最近はそのにおいが懐かしくなって、ごま油が好きになりました(笑)。
月島:いい匂いでした(笑)。
――小豆島で美味しかったもの、オススメなものはありますか?
月島:「オリーブそうめん」です。そうめんにオリーブが練り込まれているんですけど、そうめんが緑色で珍しくておいしかったです。
黒川:僕は島で食べたジェラートがすごくおいしくて。「島レモンチーズアスパラガス」味を食べたんですけど、全部の味をちゃんと感じられて、島を感じておいしかったなって覚えています。