シシー・スペイセク

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シシー・スペイセクの詳細情報・プロフィール

生年月日

1949/12/25

出身地

アメリカ/テキサス州

活動期間

1970年 -

詳細

本名はマリー・エリザベス・スペイセク。シシーは兄たちがつけたニックネームだとか。高校卒業後、NYに移り住み、モデルや得意の歌を活かして糊口をしのぎながら、従兄で俳優のリップ・トーンの勧めでアクターズ・スタジオに入学、本格的に演技を学んだ。71年、マイケル・リッチー監督の「ブラック・エース」」で映画デビュー。しかし、なんといっても彼女を一躍有名にしたのは、[%ブライアン・デ・パルマ%]監督のホラー映画「キャリー」(76)だった。当時26歳だったスペイセクは、自分をいじめる者たちを次々と死に追いやる17歳の超能力少女役で壮絶な演技を見せ、アカデミー賞主演女優賞にノミネートされて、一躍脚光を浴びた。ホラー映画の主人公でブレイクすると、その後、キャリアにつまずきがちだが、スペイセクはその確かな演技力で確実にその評価を高めて行く。8 年には、マイケル・アプテッド監督の「歌え！ロレッタ愛のために」で、アメリカのカントリー歌手ロレッタ・リンの激動の半生を熱演し、アカデミー賞主演女優賞を受賞。劇中で歌った主題歌では、グラミー賞女性最優秀カントリー・ヴォーカル賞にもノミネートされるという快挙を成し遂げた。以後、社会派ドラマ監督コスタ=ガブラスの「ミッシング」(82)、[%メル・ギブソン%]と共演の「ザ・リバー」(84)、三姉妹の物語「ロンリー・ハート」(86)でアカデミー賞主演女優賞候補に。その後、「ロング・ウォーク・ホーム」(9 )、「JFK」(91)、「いつも隣にいてほしい」(92)などに出演、しばらく地味な活動が続いたが、ポール・シュレイダー監督の問題作「白い刻印」(98)、[%デヴィッド・リンチ%]監督の「ストレイト・ストーリー」(99)で印象的な演技を見せ、「イン・ザ・ベッドルーム」( 1)では息子を失って心に深い闇を抱える母を演じきり、15年ぶりにオスカーにノミネートされたほか、ゴールデン・グローブ賞など各賞を受賞した。私生活では、[%テレンス・マリック%]監督の「地獄の逃避行」で出会った美術監督のジャック・フィスクと74年に結婚。2人の娘に恵まれた。二人は以降も8作品でコラボレートしているほか、フィスクは86年、妻を主役に「すみれは、ブルー」で監督デビューを果たした。夫婦は現在、子供たちと共にバージニアの農場で静かに暮らしている。

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