チャウ・シンチー

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チャウ・シンチーの詳細情報・プロフィール

生年月日

1962/6/22

出身地

香港

詳細

香港では歴代No.1ヒットを記録し、日本でも大ヒットを飛ばした大爆笑スポ根コメディ「少林サッカー」( 1)で監督・脚本・主演を務め、世界的に大ブレイクした香港コメディ界の帝王。またの名はスティーヴン・チャウ。 4人兄弟の長男で、姉と妹が2人いる。ブルース・リーに憧れ、82年に香港のTV局TVBの俳優養成所を、当時からの友人トニー・レオンと受け、トニーは受かるが、落ちてしまったシンチーは夜間訓練生となる。テレビの子供番組で、実際に子供嫌いだった彼は、子供に優しくない司会者としてブレイクし、88年に映画デビューを果たした。チョウ・ユンファ出演の「ゴッド・ギャンブラー」のパロディだが、本家よりもヒットした9 年の「ゴッド・ギャンブラー 賭聖外伝」で人気に。そこで演じたキャラクターを本家に持ち込み、「ゴッド・ギャンブラーⅡ」(91)、「ゴッド・ギャンブラー/リターンズ」(91)、「ゴッド・ギャンブラー/賭聖外伝」(91)、「ゴッド・ギャンブラー3」(91)と次々に出演。この頃は毎月1本の映画に出演するという驚異的なペースだった。香港でベストテンに入るヒットを放ち続けるが、あまりにもギャグが下品ということで酷評もされた。とはいえ、監督・脚本も務めた「 61/北京より愛をこめて!?」(94)、「チャイニーズ・オデッセイ」(95)など、「少林サッカー」以前には4度、香港電影金像奨最優秀男優賞にノミネートされている。監督・脚本を務め天才料理人を演じた「食神」(96)での、想像を絶する強烈なギャグセンスは必見。美人女優にわざと不細工なメイクをさせるというブラックなギャグはここでも炸裂。監督・主演のラブコメ「喜劇王」(99)も、香港で99年の興行成績第一位という大ヒットを記録。香港では当代随一のコメディ王として絶大な人気を博した。そして「少林サッカー」は、海外でも大ヒットしたばかりでなく、13部門にノミネートされた香港電影金像奨で、監督賞・主演男優賞を含む7部門を制覇。ブルース・リー・ファンクラブの名誉会長としても有名な彼は、授賞式で故ブルース・リーに感謝を捧げたという。「考えるな、感じるんだ」というブルース・リーの言葉が彼の映画にはピッタリ。黙っていれば二枚目なんだけど。オムニバス「1:99 電影行動」( 3)ではジェニー・イップ出演の「必勝香港」で監督を務めている。さらに、ギャング団とカンフーの達人である姿を隠して暮らす庶民の抗争を描いたアクション・コメディ「カンフーハッスル」( 4)は、香港で歴代最高の興行収入を記録しただけでなく、ついにアメリカをはじめ、全世界で公開。香港電影金像奨では作品賞、助演男優賞(ユン・ワー)、アクション賞のほか技術系を中心に計6部門で受賞。BAFTA賞、MTVムービー・アワードにもノミネートされ、すっかり世界的に認知される存在となった。 5年に米「People」誌で“最もホットな独身男性5 人”の一人に選ばれたように、現在独身。

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