TikTokで人気の歯科医が死去 SixTONES番組、稲垣吾郎のラジオなどにも出演
SixTONESがMCを務めたテレビ番組『バリューの真実』(NHK Eテレ)や稲垣吾郎のラジオ番組『編集長 稲垣吾郎』(文化放送)などにも出演していた駿河台・デンタルオフィスの院長・三木尚子さんが3月4日に亡くなった。5月12日に同病院の公式サイトで発表された。
【動画】三木尚子さんのYuoTubeに最後に投稿されている動画
■「必ず復帰」を口にしていた
三木さんは「なおこ先生」の愛称で親しまれていた歯科医。病院の公式サイトには自身の趣味について「どうやったら歯を守れるか考えること」と記載するほど歯が大好きと公言しており、歯磨きや歯列矯正など歯にまつわる疑問に答える動画で人気を博していた。YouTubeのチャンネル登録者数は約12万9000人、TikTokのフォロワー数は約9万4000人にのぼる。
そんな三木さんが「令和7年3月4日に永眠いたしました。ここに生前賜りましたご厚誼に深く感謝申し上げますとともに、謹んでお知らせ申し上げます」と同病院が公式サイトで発表。闘病中だったようで「本当に“歯が大好き”な先生で、闘病中も『必ず復帰して診療を続ける』と、幾度となく口にしておりました」「尚子先生の想いは、これからも当院にしっかりと受け継がれてまいります」とつづられている。
また、葬儀は3月9日に近親者のみにて執り行ったとのこと。「深い悲しみの中、ご報告が遅れましたことを、何卒ご容赦ください。誠に勝手ながら、ご来院時のご香典・ご供花・ご弔電等のご厚志は、固く辞退いたします」と呼びかけている。
昨年5月には、日常の激務がたたり、医師により病気療養のため、おおよそ1ヵ月間の入院が必要と診断され、撮影活動を一時中断したこともあった三木さん。YouTubeとTikTokは3月25日の投稿が最後だが、1月28日に投稿された動画と場所と服が同じことから、すでに撮影済みの動画で投稿を続けていたようだ。
最後の投稿には「本当にショック…」「先生の『いいよ~』が好きでした」「なおこ先生今でも大好きです」「素敵な笑顔に何度も癒されました。ご冥福をお祈りします」と突然の訃報を受けたファンからの追悼の声が寄せれられている。
【コメント全文】
当院院長・三木尚子は、令和7年3月4日に永眠いたしました。
ここに生前賜りましたご厚誼に深く感謝申し上げますとともに、謹んでお知らせ申し上げます。
尚子先生は常に新しいことに挑戦し、
歯ブラシ・歯磨きジェル・CAPシステム・DMFTシミュレーター・マイデンティスト等の開発をはじめ、
多くの方々に歯の大切さを伝えるべく、メディアでも積極的に活動してまいりました。
本当に“歯が大好き”な先生で、闘病中も「必ず復帰して診療を続ける」と、幾度となく口にしておりました。
尚子先生の想いは、これからも当院にしっかりと受け継がれてまいります。
今後は副院長の大橋が院長として、駿河台・デンタルオフィスを継承いたします。
スタッフ一同、これまでと変わらぬ姿勢で、日々の診療に誠心誠意取り組んでまいります。
なお、葬儀は3月9日に近親者のみにて執り行いました。
深い悲しみの中、ご報告が遅れましたことを、何卒ご容赦ください。
誠に勝手ながら、ご来院時のご香典・ご供花・ご弔電等のご厚志は、固く辞退いたします。
今後とも変わらぬご厚誼を賜りますよう、お願い申し上げます。