夏のパジャマはニオイが発生しやすい状態に! “洗い方のコツ”をプロが伝授します
在宅時間が続くと、洗濯してもパジャマや部屋着のニオイや汚れが気になることはありませんか? ライオン株式会社によると、夏のパジャマは、通常以上に菌が増殖し、ニオイが発生しやすい状態になっているそう。そこで今回はプロが教える“夏のパジャマの洗い方”をご紹介します。
【写真】あなたは何回? パジャマ洗濯頻度のアンケート結果
■夏のパジャマはこまめに洗濯を!
「寝間着(パジャマなど)はどれくらいの頻度でお洗濯していますか?」への回答
突然ですが、皆さんは、どのくらいの頻度でパジャマを洗濯しますか? ライオン株式会社が、パジャマなどの寝間着の洗濯頻度を調査したところ、毎日洗う人が44%、週1回から2~3回の人が約半数の52%、それ以下の人が数%という結果になったそうです。
おうち時間が増えた今、寝間着と部屋着を兼用する人も多くいると思いますが、日中や就寝中にかく汗や皮脂汚れなどは、ニオイや汚れの原因になります。なので、夏シーズンのパジャマや部屋着はいつもよりこまめに、洗濯することを心がけるといいそうです。
■パジャマの洗い方を見直そう
ライオン株式会社お洗濯マイスターの大貫和泉氏
とはいえ、多忙な日々を送る人にとっては、“こまめに洗う”ことへのハードルが高かったりもします。ライオンお洗濯マイスターの大貫和泉氏によると、すぐに洗えない際は“プレ洗濯”がおすすめだそう。
洗濯用プレ洗剤をかけるのもGood
例えば、洗濯用プレ洗剤「ブライトSTRONG 衣類の爽快シャワー」を使うと、脱いだ後の衣類にかけて、洗濯するまで放っておくだけで、汚れの固着を防ぎ、汚れを落としやすくなるそう。濡れても大丈夫な場所でかけて、衣類に液がしみ込んだ後は洗濯カゴに入れておきましょう。洗濯の際は、他の洗濯物と一緒に、いつもの洗剤で洗うのでOKです。ちなみに、6時間以上ほっておくと効果的で、1週間程度放置しても大丈夫だそうです。
1つのネットに1着が原則
また、ヨレなど型くずれを防ぎたいパジャマは洗濯ネットを上手に活用することもおすすめ。ネットを使って洗濯をする際は、1つのネットに1着が原則。洗濯ネットに複数の衣類をまとめて入れてしまうと、汚れ落ちが悪くなってしまうそうなので、注意です。
パジャマの洗濯は、ため込まず“こまめにお洗濯すること”と、ニオイ汚れに対する効果が高い洗剤を使用して気持ちよく使い続けることがポイント。寝汗や皮脂で汚れている夏のパジャマの洗い方を見直してみてはいかがでしょうか。