“ベトナム最後の楽園”フーコック島って知ってる!? 「帰りたくない」とSNSでも大評判の魅惑の島
“ベトナム最後の楽園”と呼ばれるフーコック島をご存知でしょうか? SNSでも「最高すぎる」「帰りたくない」と高評価続出で、訪れた人を虜にしてしまう魅惑の島なんです。ベトナム旅行は11月〜3月がベストシーズンということで、これから旅行の計画を立てるのがオススメ。一度訪れると忘れられない旅になること間違いなしなフーコック島の魅力を紹介します。
【写真】これは帰りたくないわ フーコック島にある極上ホテル
■極上体験を提供するホテル
「ラ・フェスタ・フーコック キュリオ・コレクションbyヒルトン」のロビー
フーコック島はリゾート地なだけあり、ホテルがとても充実しています。まずは「ラ・フェスタ・フーコック キュリオ・コレクションbyヒルトン」をご紹介。ここは昨年12月にオープンしたばかりの新ホテル。全197室の客室とスイートを有し、イタリアの海岸沿いの街の美しさと太陽の光を浴びた風景を表現したホテルとなっています。天井が高く、宮殿のような雰囲気のロビーに、入ってすぐ「わぁ」っと声を出してしまいました。
「ラ・フェスタ・フーコック キュリオ・コレクションbyヒルトン」の客室から見えるサンセット
ホテルが位置するのがサンセットタウンという場所で、その名の通り、美しい夕日を眺められるのが魅力。テラスの椅子に座って、街中が徐々にオレンジ色に変わっていくのを感じながら、ボーッと海を眺めれば、都会の喧騒を忘れ、自然と調和していくのを感じることができます。また365日花火が上がるので、お部屋から花火を見れるのも本ホテルの魅力です。フーコックの名所「キスブリッジ」もばっちり見えます。
「JWマリオット・フーコック・エメラルド・ベイ・リゾート&スパ」の客室
次にご紹介するのが「JWマリオット・フーコック・エメラルド・ベイ・リゾート&スパ」。なんとここ「“架空の大学”のラマルク大学が舞台」というストーリー設定があり、全18棟に「海洋学部門」「貝類学・植物学部門」などのように学部名が振り分けられています。敷地の真ん中には、競走路やサッカー場があり、本当に大学みたい!
「JWマリオット・フーコック・エメラルド・ベイ・リゾート&スパ」フロントロビー
高い天井と自然採光で明るくモダンな雰囲気を醸し出すフロントロビーは、1500冊以上の蔵書を有する「Dean's Library」が生まれ変わったという設定。また実験室をテーマにしたバー「Department of Chemistry Bar」もあり、ここでは海の景色を眺めながら、腕利きの化学者たちによるカクテルが楽しめます。Trip.comが主催するアワード「Trip.Best GLOBAL 100」の「絶景ホテル100選」にも今年選出されたばかりで、ホテル滞在以上の体験を求める欲張りなあなたにピッタリの5つ星ホテルです。
■アクティビティ満載!
今回滞在したサンセットタウンは、ベトナムの企業サングループによって開発されており、ホテルやエンターテインメント、ショッピング施設が充実しています。
花火×水×映像の豪華ショー「キス・オブ・ザ・シー」
特に体験してほしいのが今年の1月に正式スタートしたばかりのショー「キス・オブ・ザ・シー」。レーザーや水、照明、音楽、花火などが融合した感動的なショーで、エイリアンの少女とベトナム人の少年が出会い、種族を超えた愛を育むというストーリーです。火曜日以外毎日行っているので、滞在中は高確率で見ることが可能。ちりが飛んでくるほど大きな花火を見ることができます。
ベトナムの文化に触れられる「水上人形劇」
またホアンホンタウンでは、ベトナムの伝統的な「水上人形劇」を無料で見ることもできます。民族音楽にあわせて、人形がゆ~らゆらと水の上でパフォーマンス。ダンサーたちの踊りも優雅ですが、人形の首が突然伸びたりと、会場を笑わせるユニークな演出もあるので飽きが来ないです。ベトナム文化に触れたい時はこちらがオススメ。
「サンワールド・ホントム・ネイチャーパーク」
もっと刺激が欲しい人は、世界最長のケーブルカーとして、ギネスブックに登録されている「ホントムケーブルカー」はいかが? こちらは「サンワールド・ホントム・ネイチャーパーク」があるホントム島に行くことができ、遊園地やウォーターパークなどで遊ぶことができます。柱を超える時にガタンと揺れるのでスリル満点。海の真上を進んでいくのでずーっと絶景です。
宇宙服のようなヘルメットをかぶって海を歩く「シーウォーク」
今回ホントム島では「シーウォーク」を体験! 実は行くまで何をするかよく分かっていなかったのですが、なんとこれ宇宙服の頭の部分だけのようなものをかぶって、海底5mまで沈んでいくというアクティビティー。人が沈む様子は『タイタニック』のラストシーンを想起させます。スタッフさんから耳抜きの講習を受け、いざ海底へ! 空気で満たされたヘルメットをかぶるので、首から上には水が入ってこないんです。不思議。プールサイドのはしごの長いバージョンに足をかけると、スタッフさんの両足がわたしの両足をホールドし、あっという間に海の世界に到着します。体験中はマンツーマンでスタッフさんが付いてくれるので安心。魚が寄ってくるように餌をたくさんくれたり、手で水の輪っかを作ってくれたり、本当に優しくて、別れるのが惜しかったです。写真や動画を撮影してくれるサービスがあるので海での思い出は持ち帰ることができます。
「サンセット サナト ビーチ クラブ」
写真といえば「サンセット サナト ビーチ クラブ」も抑えておきたいところ。フーコック国際空港の近くにあるビーチで、SNS映えしそうなモニュメントがたくさん置いてあります。行った時はあいにくのお天気でしたが、海の上を歩ける橋や海へと続く階段があって楽しい。入場料がかかりますが、夕日がきれいに見えるそうで思い出づくりにはオススメです。
ベトナム航空の機体
日本からフーコック島へは、ホーチミンのタンソンニャット国際空港やハノイのノイバイ国際空港から乗り継ぎで行くことが可能。今回はベトナム航空を利用しました。ベトナム航空は、エアラインレイティングスによる「2024年の航空会社トップ25」にも選出されており、ホスピタリティーが高く、充実したフライト時間に。驚くほど遊び場だらけのフーコック島は、1日過ごせば「帰りたくない」と言う人の気持ちが痛いほど分かる魅惑の島でした。ホーチミンやハノイなど定番の都市にプラスして、地上の楽園を訪れてみては?
取材協力:ベトナム航空