TOHOシネマズ、6.1から鑑賞料金値上げ 一般2000円に
TOHOシネマズは、6月1日(木)の上映分から、映画鑑賞料金を改定することを、5月1日(月)に発表。一般料金は、1900円から2000円に値上げする。
【写真】シニアやファーストデイなど6種類の券種が値上げに 改定内容一覧
■100円ずつ値上がり
今回の鑑賞料金改定は、運営コスト増や各種設備投資における負担が増えたことから実施されるとのこと。
キャッシュレス決済の推進やモバイルチケットの導入などによる運営の効率化を図るとともに、映画をより多くの人に届け、楽しんでもらうために、新規出店や鑑賞環境の改善に努めてきたというが、「エネルギー価格の高騰や円安による仕入れコストの上昇、アルバイト人件費を中心とした運営コスト増や各種設備投資における負担増などにより、企業努力だけではこれらの吸収は極めて困難であると判断し、鑑賞料金の改定を行うことといたしました」と発表した。2019年6月1日に行った以来、4年ぶりの値上げだ。
これにより改定されるのは、一般、シニア、レイトショー、ファーストデイ、シネマイレージデイ、TOHOウェンズデイから成る6種類の券種。それぞれ100円ずつ値上がりすることになった。
なお、大学・高校・中学・小学生、幼児の鑑賞料金改定は行わないとのこと。障がい者割引と12月1日の「映画の日」も、現行料金1000円のままだそうだ(いずれも税込)。
【「TOHOシネマズ映画鑑賞料金改定」概要】
改定日:6月1日(木)上映分
対象劇場:TOHOシネマズ名の全国71拠点 ※2023年5月1日時点