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真田広之、なぜハリウッドで順調に活躍できるのか?

映画

『レイルウェイ 運命の旅路』場面写真
『レイルウェイ 運命の旅路』場面写真(C)2013 Railway Man Pty Ltd, Railway Man Limited, Screen

 ハリウッドで最も活躍している日本人俳優といえば渡辺謙や菊地凛子がいるが、真田広之もその一人だ。2003年の映画『ラストサムライ』でハリウッドに進出して以降、『ラッシュアワー3』『スピード・レーサー』『ウルヴァリン:SAMURAI』といった映画のほか、『LOST』『リベンジ』『Helix(原題)』等、人気TVドラマにも出演と、年々活躍の幅を広げ、その勢いは留まるところを知らない。なぜ真田は成功を収めることができたのだろうか。

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 門戸は広いが、スターになるには相当厳しいハリウッドの映画業界。さらに、日本人のキャラクターであっても、演じる人間は日本人である必要がまったくなく、マーケットは米国に次ぐ世界第2位の規模になった中国重視と、この状況は、追い風とは言い難いだろう。そのような状況下、真田広之が活躍できる理由を、コリン・ファース、ニコール・キッドマンらと共演した最新作『レイルウェイ 運命の旅路』(4月19日公開)を配給するKADOKAWAに聞いた。
 
 「まず、真田さんの本作への出演経緯ですが、キャスティング段階でプロデューサーと知り合いだった弊社の社員が、日本人の俳優で適任な俳優がいないかとの相談を受けており、真田さんのことをお伝えしていました。その後、プロデューサーは真田さんに会い、スカイプで長時間話したそうです。そして、『彼は日本の大スターであり、威厳や気品を持ち合わせた尊敬されている俳優。彼と話してみて、(本作で真田が演じる)永瀬隆という役の持つ役割を理解していると感じた』と、真田さんに決定しました」。

 確かに、日本人をキャスティングする際、メジャー映画会社には、たいてい日本支社を有しているため、こういうイメージに合う俳優を何人かピックアップしてほしいと連絡があり、そこから進んでいくことが多い。となると、今が旬だったり、取材の人が呼べそうだったり等、様々な日本サイド的な思惑が絡んでくる。だが、「真田広之さんはちょっと違う」と、別の関係者は口にする。

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