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『モンテ・クリスト伯』で発揮 ディーン・フジオカの摩訶不思議な存在感

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『モンテ・クリスト伯』でドラマ初主演を務めたディーン・フジオカ
『モンテ・クリスト伯』でドラマ初主演を務めたディーン・フジオカ クランクイン!

 先日最終回を迎えたドラマ『モンテ・クリスト伯―華麗なる復讐―』(フジテレビ系)は、何とも不思議な作品だった。原作はアレクサンドル・デュマ・ペールの誰もが知る名作小説であり、日本でもこれまで舞台化、アニメ化されている。しかし、ディーン・フジオカ主演で連続ドラマ化の報に、“トンデモ展開のネタドラマ”になりそうな予感がしていた…。

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 そして放送初回、ディーン演じる柴門暖と、山本美月演じる目黒すみれの、結婚式用DVD映像で始まるオープニングは衝撃だった。牧歌的で明るく能天気な光景とハイテンション、そこから急転直下の不運の連続、冤罪とむごい拷問。「巌窟王って、こんな作品だっけ?」…1話を観て呆気にとられ、「ついていけない」と感じた視聴者も多かったのか、初回視聴率は5.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。さらに、データニュース社「テレビウォッチャー」調査による「満足度調査」も初回は3.44%と芳しくなかった。

 しかし、暖の復讐劇が幕をあける第3話以降、視聴率は上下しつつも次第に上昇。「満足度」はそれ以上にぐんぐん上昇していった。脱獄に成功し、別人“モンテ・クリスト・真海”になったうさんくさいルックスも、自分を裏切った復讐のターゲット=かつての友人たちが誰も暖だと気づかない違和感も、次第に気にならなくなってくる。そして最終回では、初回のオープニングで登場した、結婚式用DVDの能天気で明るすぎる映像の“違和感”を回収する。

 “最後の晩さん会”に復讐のターゲットたちを招待し、映像を見せながら「幸せそうですねえ、すみれさん」「この映像は南条さんが作ったんですよね。親友だったんですもんねえ」「神楽さん、踊ってる。ダンスはちゃんと練習しないと」などと感想を漏らしたうえで、自身・柴門暖の過去の姿を見て言うのだ。「誰ですかぁ、この頭の悪そうな男は? こういう人間にだけはなりたくないなあ。他人に騙されるのが目に見えている」。

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