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役所広司、海外での『渇き。』高評価にニヤリ 中島哲也監督作品は「ワクワクします」

映画

役所広司「『渇き。』も頑張ってるんだな」海外での高評価をに喜ぶ
役所広司「『渇き。』も頑張ってるんだな」海外での高評価をに喜ぶ クランクイン!

 これまで日本アカデミー賞最優秀主演男優賞など、数多くの栄誉に輝いてきた役所広司。誰もが認める日本を代表する演技派俳優に、新たな称号が加わった。日本人男優として初めて、世界三大ファンタスティック国際映画祭のひとつであるスペインのシッチェス映画祭で最優秀男優賞を獲得したのだ。もたらしたのは『パコと魔法の絵本』でも組んだ鬼才、中島哲也監督による衝撃作『渇き。』での演技。DVDリリースを前に役所が作品を振り返った。

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 「シッチェス映画祭は町中でにぎわってくれる映画祭だと聞きましたし、そうした映画祭で評価してもらえるのは本当に有難い。トロントや釜山などでも本当に湧いてくれたと聞いていますし、異国のお客さんたちが、この映画や日本という国をどう見てくれるかというのは楽しみのひとつですよね。やっぱり映画が一人歩きしてくれると嬉しいですよ。『渇き。』も頑張ってるんだなと」と海外での評価について頬を緩める役所。

 宝島社「このミステリーがすごい!」大賞受賞作の映画化である本作で、役所は元警官にしてとんでもないロクデナシ親父の藤島として作品冒頭から毒を吐きまくる。役所はオファーを快諾。大きな理由はメガホンを執るのが中島哲也監督だったということだった。「やはり中島監督に対する信頼感はあります。映画作家としてありきたりなものは撮らない。自分がおもしろい映画はこういうものだ! というのを正直に打ち出していく。そんな監督の作品に参加できるというのはワクワクしますよ」。

 そして暴挙と悪態の限りを尽くしながら、失踪した娘・加奈子を捜し続け、血まみれとなり心身ともにボロボロになっていく藤島を演じきった。「人格的には何か問題があった人なのかもしれませんけどね。愛の表現の仕方が欠落しているというか。暴力によって物事を解決してきた人なんでしょう。そんな藤島が家庭に収まりきるはずがなかったわけですが、娘を追えば追うほど、かつては理解していなかった娘が自分の娘であったことを強く実感し、執着していく。藤島なりの愛情ですよね」。

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