【解説/みどころ】
石井隆監督による、劇場映画第3作。監督デビュー作「天使のはらわた・赤い眩暈」と同様、竹中直人を主役に、石井監督の永遠のキャラクターである“名美“と“村木“の物語を綴っていく。結婚相手ができた名美は、ホストクラブの支配人・行方と手を切ろうとする。彼女は、“何でも代行屋“の看板を掲げる紅次郎(実は村木)に、福岡から上京したと偽って、東京案内を頼む。その後、行方を殺害して彼女は姿を消し、紅次郎に死体の始末をさせようとするが……。商社マンからドロップアウトし、何でも屋をやりながら“受け身“の人生を送ってきた村木が、自分の中の男に目覚めていく過程が圧巻。竹中直人の哀愁を漂わせた好演も見もの。
- キャスト
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余貴美子/
竹中直人/
根津甚八/
椎名桔平/
田口トモロヲ/
室田日出男/
清水美子/
岩松了/
小林宏史/
- スタッフ
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監督:
石井隆
脚本:
石井隆
- 上映時間・制作年
- 110分/1993年
- 制作国
- 日本
- 配給
- ヘラルド=ニュー・センチュリー・プロデューサーズ
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