【解説/みどころ】
雑誌『平凡』に連載されていた松浦健郎の原作を、石原裕次郎と北原三枝のコンビで映画化したアクション大作。北大建築学科の学生・滝颯夫は小さな建設会社の工事部長の任にある父親が、競争相手の大会社に買収され、ビル工事を遅らせていることを知る。しかし父親は、自分が単に利用されているだけだと悟り、颯夫とともに突貫工事でビルを完成させる。蔵原惟繕監督の才気がまったく感じられない凡庸な作品だが、クライマックスの工事中のビルに、風速40米の台風が襲ってくるシーンは迫力十分で「鷹と鷲」(1957)の暴風雨シーンに続き日活特撮陣が再び技術の冴えをみせる。
- キャスト
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石原裕次郎/
北原三枝/
宇野重吉/
川地民夫/
小高雄二/
渡辺美佐子/
- スタッフ
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監督:
蔵原惟繕
脚本:
松浦健郎
原作:
松浦健郎
- 上映時間・制作年
- 102分/1958年
- 制作国
- 日本
- 配給
- 日活
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