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杏、長編アニメ声優に初挑戦で主演 女浮世絵師・お栄役「ミステリアスで興味深い」

アニメ

杏、『百日紅 ~Miss HOKUSAI~』で長編アニメでの声優初挑戦にして主演!
杏、『百日紅 ~Miss HOKUSAI~』で長編アニメでの声優初挑戦にして主演!(C)2014‐2015 杉浦日向子・MH.HS/「百日紅」製作委員会

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原恵一

 俳優・東出昌大と結婚し公私ともに順調の杏が、『百日紅 ~Miss HOKUSAI~』で、長編アニメーション映画の声優に初挑戦することがわかった。本作は、江戸風俗研究家で文筆家としても活躍するも、05年に急逝した漫画家・杉浦日向子の初の長編アニメーションであり、杏は葛飾北斎を父に持つ浮世絵師・お栄を演じる。

【関連】『百日紅 ~Miss HOKUSAI~』 場面写真

 本作は、23歳の浮世絵師・お栄が、父・北斎や妹、仲間たちと共に自由闊達に生きる姿を、江戸の四季を通して描く浮世エンターテインメント。『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲』『カラフル』などで世界的に注目を集める原恵一監督が、Production I.Gと初タッグを組み、大ファンであったという杉浦作品に挑む。

 そして、原監督からの熱烈なオファーにより、同じく原作の大ファンである杏が長編アニメーションでの声優初挑戦にして主演を担当。杏は自身へのオファーについて「声のお仕事に興味があり、いつか挑戦してみたいと思っていたところ、主演、それも昔からファンだった杉浦さんの作品ということで大変驚きました」と振り返る。

 原作の「タイムスリップしたかのような描写、江戸っ子の心の機微が好き」という杏。自身の役については「絵の天才的な能力が備わった、一風変わった女性。遠近法や影の描写など、西洋の画風も積極的に取り込んだり、晩年は行方知れずだったり、ミステリアスで興味深いです」とコメント。キャラクターに魅了された様子。

 また、1月末にアフレコ収録に臨む予定だという杏は、すでに目を通している本作の脚本について「様々な要素が盛り込まれた、杉浦日向子の世界がそのまま映像化されます。軽妙洒脱な会話のやり取りも楽しみです」と意気込みを語った。『百日紅 ~Miss HOKUSAI~』は5月全国ロードショー。

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