宝塚宙組・朝夏まなと、新トップスターとして宣言「背中を見てついてきてくれたら」
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宝塚歌劇宙組 赤坂ACTシアター公演 ミュージカル『TOP HAT』の制作発表会が26日、都内で行われ、宙組トップスターの朝夏まなと、実咲凜音、演出家の齋藤吉正氏が出席。舞台でのシーンを披露したほか作品への抱負などを語った。
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同作は、1935年に公開された映画をもとに、2011年にイギリス国内ツアーで初演されて以降、ニューヨークのブロードウェイと並ぶミュージカルの聖地、ロンドンのウエスト・エンドでも上演されるなど、世界中で人気を集めているミュージカルで、日本では初上演となる。
今回、本公演が宙組トップスターとしてのお披露目公演となる朝夏は、「今まではあまり実感していなかったんですけれども、このように皆さまにパフォーマンスを見ていただいて、少しずつ実感し始めました」と、心中を明かし、「私が一番この作品を愛し、そして与えられたことを誰よりも一生懸命やり、その背中を見てメンバーがついてきてくれたらいいなと、今は思っています」と、トップスターとしての意気込みを語った。
また、本作の見どころの一つであるタップダンスについて聞かれた朝夏は、「私たちは舞台で歌や踊りをメインにやっているんですけど、タップダンスは常々やっているわけではないので、この稽古で自分の未熟さを痛感しています」と吐露。「私の魅力を出せるまでには、まだまだ足りないわけですが…」と笑い、「初日までには必ずや、親に感謝できる私のこの生まれ持った手足を生かしたダンスを最大限に生かして、舞台で表現できたらなと思っております!!」と、力強く宣言した。
一方、実咲は「日本で初上演させていただくこの作品に携わらせていただけて本当に幸せに思うのと、新しい宙組が始まって行くというときに、この作品はピッタリだと思うので、私も演出の齋藤さんと朝夏さんを信じて、素晴らしい舞台をお見せできるように頑張りたいと思います」と笑顔を見せた。
ミュージカル『TOP HAT』は4月5日から20日まで、赤坂ACTシアターにて上演。
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