三越伊勢丹が斬新過ぎるファッションを考案 キュウリやペーパーで“モード”を表現
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三越伊勢丹が、キュウリやトイレットペーパーなど身近な日用品をテーマに、挑戦的なファッションを提案した。キュウリをテーマにしたスタイルは、透け感のあるロングコートの内側やベルトに幾多のキュウリを忍ばせ、同じウリ科に属するズッキーニと交互に配列させ、モードを表現している。
【関連】三越伊勢丹が提案する斬新過ぎるファッション
今回の取り組みは、三越伊勢丹が提案する2016年新ファッション「PAYMENT系Fashion」というもの。食費や生活費、光熱費などの「日常の消費」を「ファッション」に体現するという内容だ。
キュウリを使って斬新なファッションとして“食費”を表現したほか、“生活費”ではトイレットペーパーを大胆に体に巻きつけ、ミイラとして表現。ヘッドピースやミニショルダーと化したトイレットペーパーで“急な紙切れに焦る人に分け与える”というテーマも併せ持つ。
大小さまざまなちょうちんを身に纏うのは“光熱費”。自身のまぶしさに耐えられず大振りなアイグラスを着用するも、生きることへのアンチテーゼと、電力自由化後の光熱費への憂慮を表現する。そして、手にボーディングパスを持つ魔女に扮するのは“旅行費”。飛べるのに飛ばない、自らのアイデンティティを捨ててまで、旅行費を支払おうとする革新性を、新しいモードの幕開けとして表したとのことだ。
ファッションの代名詞と言っても過言ではない三越伊勢丹。やはり、モードなファッションというのは常人の理解を遥か上を行くデザイン…なのかもしれない。
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