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三田佳子
出身地:大阪府
生年月日:1941年10月8日

三田佳子 出演映画作品

  • 湖の女たち

    湖の女たち

    制作年:2024年5月17日(金)公開

    吉田修一の同名小説を、福士蒼汰と松本まりかをW主演に映画化したミステリー。琵琶湖のほとりに佇む介護施設で起きた殺人事件を追う刑事と、容疑者にあげられた介護士の関係性と、若手の雑誌記者が事件の裏にある薬害事件を追っていく。監督は、『日日是好日』の大森立嗣。共演は福地桃子、近藤芳正、平田満、財前直見、三田佳子、浅野忠信ら。

  • 天間荘の三姉妹

    天間荘の三姉妹

    制作年:2022年10月28日(金)公開

    高橋ツトムの漫画『スカイハイ』のスピンオフ作品『天間荘の三姉妹』を、北村龍平監督が実写映画化。三ツ瀬という町の温泉旅館を舞台に、人の生と死、家族や近隣の人々との繋がりを日常の目線で描いていく。『エール』の嶋田うれ葉が脚本を担当し、プロデューサーは『この世界の片隅に』の真木太郎。出演はのん、門脇麦、大島優子、柴咲コウら。

  • 帰郷

    帰郷

    制作年:2020年1月17日(金)公開

    仲代達矢主演、杉田成道監督作『果し合い』のコンビが、藤沢周平による同名短編小説を8K撮影で映像化。かつて親分の罪を被り故郷を捨て、流浪の旅の末に故郷に戻ってきた老生の渡世人の姿を映し出す。常盤貴子、北村一輝、橋爪功、緒形直人、三田佳子ら豪華キャスト陣が名を連ね、雄大な大自然を背景に初の“8K時代劇”を完成させている。

  • 俳優 亀岡拓次

    俳優 亀岡拓次

    制作年:2016年1月30日(土)公開

    演劇ユニット、TEAM NACSのメンバーで、映画やドラマ、舞台に数多く出演する個性派俳優・安田顕が主演を務めるハートフルなドラマ。戌井昭人の同名小説を基に、安田扮する脇役俳優・亀岡拓次の地味な“脇役人生“に、不意に訪れた恋をコミカルに描く。監督は『ウルトラミラクルラブストーリー』以来6年ぶりの長編作品となる横浜聡子。

  • の・ようなもの のようなもの

    の・ようなもの のようなもの

    制作年:2016年1月16日(土)公開

    2011年12月に急逝した森田芳光監督を慕うスタッフ&キャストが集結し、オマージュ企画を実現。東京の下町を舞台に、落語修業にいそしむ若者の姿を軽妙洒脱に綴った森田監督の劇場デビュー作『の・ようなもの』の続編というべき作品だ。前作に出演した伊藤克信、尾藤イサオ、でんでんが同じ役柄で登場し、主演の松山ケンイチの脇を固める。

  • マンゴーと赤い車椅子

    制作年:2015年2月7日(土)公開

    突然車椅子人生を体験することになった脚本家・映画監督の仲倉重郎が、車椅子のヒロインが人生に立ち向かっていく姿を描くヒューマンドラマ。主演は元AKB48で三谷幸喜の舞台『国民の映画』に抜擢されるなど女優としての活躍が目覚ましい秋元才加と、EXLE、三代目J Soul Brothersに所属するパフォーマーのNAOTO。

  • ポケモン・ザ・ムービーXY「破壊の繭とディアンシー」

    ポケモン・ザ・ムービーXY「破壊の繭とディアンシー」

    制作年:2014年7月19日(土)公開

    毎年夏に公開され、子どもたちから人気を集めているポケモン映画の最新作。サトシとピカチュウたちが仲間と共に壮大な冒険に旅立つ。最新ゲームソフトに登場する幻のポケモン、イベルタルとゼルネアスも登場。ピカチュウ、かぎたばポケモンのクレッフィら愛らしい仲間たちが大活躍する短編『ピカチュウ、これなんのカギ?』を同時上映する。

  • 魂萌〈たまも〉え!

    制作年:2007年1月27日(土)公開

    桐野夏生の話題の同名小説を『顔』『亡国のイージス』などの阪本順治監督が映画化。還暦を目前にして亡き夫の浮気を知った平凡な主婦が、絶望と深い喪失感の中から第二の人生へと歩み出す姿を、その心の変化と正面から向き合う形で描いた女性映画だ。中でも、風吹ジュン演じるヒロインと、三田佳子の扮した夫の女との対決シーンは圧巻。女性の生命力を実感する。

  • 海猫

    制作年:2004年11月13日(土)公開

    『阿修羅のごとく』から一転。森田芳光監督が、今度は骨太なタッチで、正攻法の恋愛ドラマを完成させた。夫の弟に愛され、愛してしまった女の悲痛な覚悟の生き様を、函館の風景をバックに、神話的な視点も交えつつ描写する。伊東美咲が、寡黙で芯の太いヒロインを熱演している。

  • バトル・ロワイアル II/鎮魂歌〈レクイエム〉

    制作年:2003年7月5日(土)公開

    戦争を強いられる子どもたちの苦悩を鮮烈に描いた、故・深作欣二の衝撃作の続編。訳もわからず死んでいく中学生たちの切なさや、前作で生き残りテロリストとなった七原の苦悩に肉迫!

  • ギャング同盟

    制作年:

    深作欣二監督が、シリアスなハートボイルド調に徹して撮り上げたギャング映画。刑務所帰りのやくざ者、風間は、かつての縄張りを奪われたことから、組織の大物を誘拐して身代金をせしめようと画策。かつての仲間を集めて計画を遂行し、身代金を要求する。だが、風間らのアジトは、たちまち一味の殺し屋たちに包囲され、壮絶な銃撃戦が起こる。

  • 若さま侍捕物帖

    制作年:

    御用商酒問屋伊勢屋の清酒で毒味役が死に、伊勢屋一門は遠島、店は取りつぶしとなった。すべては老中の堀田に取り入り、唐金屋と組んで私腹を肥やそうとする小納戸役・鈴木の陰謀だった。若さまは伊勢屋の娘・おちかに仇討ちの助太刀を頼まれ、ついには鈴木らの正体を暴いていくのだった。

  • 道〈1986年〉

    制作年:

    長距離トラックの運転手ジャン・ギャバンと、ドライブインのウェイトレス、フランソワーズ・アルヌールの哀しい大人の恋を描いたフランス映画の名作「ヘッドライト」(1956)の日本版リメイク。仲代と藤谷が恋に落ちるロード・ムービー・スタイルの作品。

  • 愉快な極道

    制作年:

    当時流行していた“トラック野郎”のタクシー運転手版を狙った人情喜劇。元は大阪ミナミの顔役だった石田岩次郎は、今は娘の道子のことを思って、タクシー運転手になっている。ある日、彼は美貌の女医・白坂由利子と知り合って、彼女に惚れるが……。かつての“極道”シリーズでならした若山富三郎が、意外にもタクシー運転手役に挑戦。

  • 仇討

    制作年:

    武士道の重圧から逃れようとしてあがきながら、ついに果たせず死んでいく軽輩の侍・新八の姿を、彼の精神的な葛藤を中心に描いた時代劇の力作。播州の小藩、無役の武士・新八は武器庫点検のいさかいから上司を斬殺。彼は仇として上司の弟たちから次々と狙われる。ラストのダイナミックな大立ち回りは、錦之助の力演で迫力十分。

  • 沈黙 SILENCE

    制作年:

    遠藤周作の人気文学の映画化。江戸時代、キリシタン弾圧が激しさを増してきた長崎にポルトガル人司祭ロドリゴが到着した。数々の試練ののち、彼が踏絵をして転ぶまでを篠田監督は冷徹に見つめる。武満徹の音楽が複雑な情趣をよく表現している。

  • 敦煌

    制作年:

    11世紀の戦乱の中国大陸を舞台に、新興国・西夏に魅せられてシルクロードに旅立つ若者・趙行徳と、侵略が繰り返される砂漠に生きる人々の姿を描いたスペクタクル大作。そもそもは小林正樹が1963年に立てた企画といわれ、その後、スタッフやキャストの交代劇、中国ロケの了承を取りつける難しさなどがあり、完成には25年が費された。それだけにでき上がった作品は、のべ10万人のエキストラ、4万頭の馬によるロケーションを敢行するといった熱の入れよう。西田敏行の好演も光る。

  • 日本侠客伝

    制作年:

    舞台は深川木場。木場政組と新興の沖山運送との間には衝突が絶えなかった。木場政は小頭・辰巳の長吉を中心に巻き返しを図るが、悪らつな沖山は政治家や警察を抱き込み、木場政を潰しにかかる。見かねた木場政の客分・清治は単身沖山に乗り込むが……。

  • 暗黒街大通り

    制作年:

    二大ヤクザ組織の抗争で父を殺された3兄弟は、組の再興と父の仇を求めて狂犬のように暴れまくる。高倉健の無鉄砲だが情にもろい長男ぶりが印象的。この年“日本侠客伝”シリーズがスタートし、“健さん”はスター街道を走り出す。

  • 昭和残侠伝

    制作年:

    敗戦直後、浅草の露店商街。新誠会は神津組の縄張りを狙っていた。復員した寺島清次は神津組の跡目を継ぎ、新しいマーケットの建設に力を注ぐ。新誠会は妨害を繰り返し、ついにマーケットに放火する。清次は客人の風間重吉とともに新誠会に殴り込む。健さんの他のシリーズ「日本侠客伝」「網走番外地」と違って最初からシリーズ化をもくろんでいたため、新旧ヤクザの対立や高倉=池部の道行きなど基本パターンはすでに出そろっている。

  • 赤いダイヤ

    制作年:

    “赤いダイヤ”=あずき相場で一獲千金を狙う人々を描いた喜劇。米軍の放出物資で大損した若きブローカー木塚慶太は、あずきの相場師・森弦に助けられて再起を誓う。ところがお金に弱い、美女にはヒジ鉄、宿敵“売りの松崎”にもまんまと一杯食わされ、慶太は一世一代の大バクチを打つハメに……。

  • 恋の浮島

    制作年:

    日本と日本女性を愛し、東洋について数々の優れた著作を残して徳島で没した、ポルトガルの文豪モラエスの生涯を軸に、大航海時代から今日に至る東洋と西洋の魂のふれあいを描く。映画構成は中国古代の詩人、屈原の『楚辞』中の歌に即している。

  • Wの悲劇

    制作年:

    三田静香は劇団“海(かい)”の研究生。人間的な成長がなければ芝居ができないと、役者として尊敬する五代淳にそのきっかけを作ってもらおうと身体を与えてしまう、積極的な一面をもつ女の子。恋人からのプロポーズも断り芝居に打ち込む日々が続いていたが、看板女優・羽鳥翔のスキャンダルの身代わりになったことで転機到来。静香は『Wの悲劇』のヒロインの座を手に入れ、幕が上がろうとする瞬間を迎えるが……。夏樹静子の同名小説を下敷きにしながら、その部分を劇中劇として、舞台裏の出来事にはさみ込んだ“バックステージもの”としての構成が素晴らしい。澤井監督も薬師丸ひろ子を大人の女優として脱皮させようと、マキノ雅広監督ゆずりのきめの細かな演出を施し、薬師丸の大人の女の魅力を引き出すのに成功している。なお、先輩女優のスキャンダルを新人が身代わりになってかぶるくだりは、アーウィン・ショウの短編『愁いを含んで、ほのかに甘く』からアイデアを借りていることがのちに確認されている。

  • 炎の城

    制作年:

    瀬戸内海に臨む王見城に、明国へ留学に出ていた若君・王見正人が帰ってきた。だが、正人の不在中に父・勝正は叔父・師景に暗殺され、王見城は師景に支配されていた。真相を知った正人は狂気を装って帰城し、父の仇を討つ機会をうかがう……。名匠・加藤泰が『ハムレット』を豪快に翻案した佳作。

  • 武士道残酷物語

    制作年:

    自己を犠牲にしてまで主君に仕える日本人の被虐的精神構造を、江戸時代から現代までの7つのエピソードで描くオムニバス映画。第13回ベルリン映画祭で金熊賞を獲得した。物語は現代に生きるサラリーマン・飯倉が、ダムの入札をめぐって上役から競争会社の情報を盗むように言われ、スパイをしたその恋人が自殺未遂をするところから始まる。映画はそこから飯倉の先祖にさかのぼり、主君や国家のために犠牲になって死ぬ飯倉家七代の残酷な歴史を綴っていく。藩主の落度を被っての切腹に始まり、殉死、不義密通の濡れ衣で男根を切られたり、老中に娘を献上したり、戦争で死んだりと、異様なエピソードの数々に日本人の原形が重ね合わされる。

  • 序の舞

    序の舞

    制作年:

    明治時代に画家として、また未婚の母としてひたむきに生き、女性として初めて文化勲章を受けた上村松園をモデルに、その一生を描いた作品。メロドラマになりがちなテーマを、中島貞夫が清楚で気品あふれる画風で骨太の女性映画に仕上げた。名取裕子が好演。

  • 顔役〈1965年〉

    制作年:

    石井輝男監督、鶴田浩二、高倉健主演によるギャング映画。関東のヤクザ連合と関西のヤクザ連合の一触即発の危機を、二人の男が体を張って仲裁する。この作品は当初、深作欣二が監督する予定であったが、トラブルで深作が降り、「網走番外地」シリーズの石井輝男が代打で監督した。

  • 野獣の復活

    制作年:

    ヤクザ稼業から足を洗い、堅気の生活を送っていた伊吹のもとに、かつての弟分が恋人とともにヤクザ組織から逃げてくる。しかし、弟分は殺され、伊吹は再び修羅場の中に身を投じていく。岡本喜八門下の、山本迪夫の監督デビュー作。任侠アクションを踏襲した丹念な作り。

  • 親分を倒せ

    制作年:

    マッギヴァーンの原作を、石井輝男監督と高倉健のコンビで映画化したギャング映画。金の誘惑に負け、ギャングに落ちぶれた元刑事の主人公が、殺人現場を目撃した弟を殺され、ギャング組織に復讐の牙をむく。まだチンピラの臭いを残した高倉健が熱演。

  • 利休

    制作年:

    時は戦国、安土桃山時代。織田信長、明智光秀、豊臣秀吉と続く権力闘争のなかで、ひたすらお茶の道を追究し、自分の生き方を変えなかった男、千利休。この作品は、美と知の体現者である利休と、絶大な権力を持ちながらも粗野で、利休に羨望と嫉妬の目を向ける秀吉という対照的な男の確執を描いている。衣装は、時代劇衣装の第一人者であるワダエミ。監督は、自らも華道・草月流家元の免許を持ち、これが17年ぶりの劇映画となる勅使河原宏で、映画に登場する生花はすべて監督自身の手によるものである。役者陣では、重厚な演技の三國連太郎(利休)と、見てくれだけの権力者・秀吉に扮した山崎努のオーバーな演技が好対照。1989年、モントリオール映画祭では、芸術貢献賞を受賞。

  • 遠き落日

    制作年:

    1987年に公開され、大ヒットを記録した「ハチ公物語」のメイン・スタッフが再結集して製作された大作。自分の不注意から息子に大ヤケドを負わせてしまった母シカとそのハンデをバネに世界的な医学者となった野口英世の美しい母子の愛情を描いている。

  • 極道の妻〈おんな〉たち 三代目姐

    制作年:

    関西を中心とする大暴力団・坂西組三代目組長の妻・葉月。三代目が死に、空席となった組長の座をめぐって幹部たちが争い始めた。全国に1万5千人の構成員を擁する大世帯の“姐“である葉月は内部抗争を収めんと懸命に努力するが……。家田荘子の原作をベースに、今回も様々な妻たちの苦悩の日々を描く。

  • 黄門社長漫遊記

    制作年:

    業績が悪化しているだけでなく、社長が脳溢血で倒れてしまった某企業。頭を悩ませた従業員一同は急拠隠居中の前社長を呼び戻す。前社長は品質低下の原因を探るため工場の視察に出かけるが、それを快く思わない現社長が秘書の格さんに監視を命じる。一方、地方工場の腐敗に腹を立てた助三郎は陳情のため上京、前社長のあとを追う。“水戸黄門“をモチーフにした、サラリーマン喜劇。

  • まぼろし天狗

    制作年:

    “やみのごぜん“と言い残して息絶えた女の謎を追ううちに、何者かに銃で襲われ、旗本・浅川喬之助にかくまわれた町奉行与力・守屋周馬。喬之助は周馬と自分が瓜二つなのを利用し、彼の代わりとなって江戸の大掃除をすることになるが……。美剣士スター・大川橋蔵が一人二役を演じるアクション時代劇。

  • シベリア超特急3

    制作年:

    【シリーズ最大のスケールで展開する殺人ミステリー】 MIKE MIZNOこと映画評論家、水野晴郎が放つミステリー・ロマンの第3弾。今回は約60年の時を隔てた壮大なスケールの物語が展開。もちろん水野監督お得意の大ドンデン返しも炸裂する。

  • ドラッグストア・ガール

    制作年:

    【サエないおじさんたちが 女子大生のために大奮闘】 宮藤官九郎のオリジナル脚本を映画化したコメディ。はつらつとした女子大生と彼女に恋をした中年男たちが繰り広げる騒動を描く。個性的なベテラン俳優陣が、それぞれにクセのある登場人物を怪演。彼らが醸し出す独特の笑いと、笑顔がまぶしい田中麗奈の魅力が絡み合って、不思議なユーモアを生み出した。皆が一致団結して挑むラクロス・シーンにも爆笑だ。

  • 王将〈1962年〉

    制作年:

    伊藤大輔監督による北条秀司の有名戯曲の3度目の映画化。天才棋士・坂田三吉に三國連太郎が扮し、重厚でアクの強い演技を見せる。ワイドスクリーンに描かれる貧しい裏長屋の風景が秀逸。村田英雄の歌った同名主題歌(作詞:西条八十、作曲:船村徹)は大ヒットしてスタンダード化した。

  • 漂流教室〈1987年〉

    制作年:

    小学校が校舎ごと異次元にタイム・スリップしてしまった。そこで起る奇怪な出来事とパニックに、子供たちは独力で立ち向かっていく。楳図かずおのスケール大きいコミックが原作ゆえ、映画化が可能か興味が持たれたが、大林宣彦色が大きく出た作品になった。

  • 人間失格

    制作年:

    【映画初主演の生田斗真が純文学の難役に挑む】 映画『赤目四十八瀧心中未遂』で数々の賞に輝いた鬼才・荒戸源次郎が監督を務め、太宰治の代表作であり、遺書的な自叙伝ともいわれる文芸大作を実写で映画化。原作者の太宰が自己を投影させたとされる破滅型の主人公役は、映画初出演にして初主演の生田斗真。演技派の共演者にも恵まれ、難役に挑むプレッシャーを見事に乗り越えて好演している。

  • 海軍〈1963年〉

    制作年:

    太平洋戦争勃発の原因となったハワイの真珠湾攻撃に到るまでを、男の友情、男女の純愛をシンクロさせて若者の生き方を描いた戦争映画。北大路と三田が演じる恋愛場面、北大路と千葉の男の友情など、胸を熱くさせる。主人公は兵学校に合格したが、友人は落第。友人の妹は主人公に憧れていたが、兄のため気持ちを胸中に秘め……。やがて、学校を卒業した彼は艦隊に乗る。

  • 愛欲

    制作年:

    麻井食品の宣伝課長・江崎は銀座の高級バーのマダム奈津子を愛していたが、京都に出張した時に知り合った未亡人の由喜と、にわかに相愛の仲となる。仕事と愛に悩み、江崎は行きづまるが……。タイプの違う女を演じる佐久間良子と三田佳子が美しい。二人の美女の間で苦悩する男を三國連太郎が好演。

  • 尼寺(秘)物語

    制作年:

    尼僧のエロスに迫る女性映画。尼寺、琳光寺に住む浄真尼は門跡尼に命じられ、本寺の総務長、覚全に本堂の修理の依頼に行って体を奪われてしまう。それからも、彼女は費用の無心をするたびに覚全にもてあそばれる。そんな浄真尼は、下女のはなと寺男のキクの奔放な愛の交わりをうらやましく思い、同時にキクにも好意を感じ始めていく。

  • サラリーマン一心太助

    制作年:

    一心太助の23代目にあたる石井太助が活躍するサラリーマンもの。太助が勤める葵食品の社長、光男は新しもの好きで、大久保彦左衛門の子孫である大久保営業課長は苦々しく思っていた。だが光男はそんな反対を押し切って電子計算機を導入。おかげで営業部はセールス・ノルマに追われて大わらわに。

  • 黄金の犬

    制作年:

    北海道で飼主とはぐれてしまった紀州犬のゴロは、帰巣本能で東京に向かう途中、武器輸出の汚職事件に巻き込まれた通産省の役人に助けられる。汚職の秘密を握る彼は、マイクロ・フィルムをゴロの首輪に取り付けるのだが……。北海道、青森、東京と大がかりなロケを敢行した、サスペンス・アクション。

  • ギャング忠臣蔵

    制作年:

    片岡千恵蔵を主演に、忠臣蔵を現代風にアレンジ。悪辣な吉良産業に罵られた末、毒殺された浅野組社長。彼の幹部・大石良雄は復讐を誓い、47人の子分を集めて吉良産業に殴り込む。

  • 男はつらいよ 寅次郎サラダ記念日

    制作年:

    シリーズ20年目にして、40本目の作品。俵万智のベストセラー『サラダ記念日』にヒントを得て作られた寅さんの大人の恋物語。寅は信州で出会った美しい女医さんに一目惚れ。柴又にもどった寅は、さっそく早稲田大学に通う彼女の姪を訪ねる。今回のマドンナは三田佳子。短歌好きの女子大生に三田寛子が扮し、俵万智の作品を詠ませている。

  • 漂流

    制作年:

    草木のない無人の火山島に漂着して、母の“一人で生きよ“という遺言を胸に生き抜いた男が、13年振りに故国の土を踏むまでの孤独との戦いを、漁師の実話をもとにして描いた作品。期限なしの製作進行で、膨大な時間と製作費を費やした。

  • 妻と女の間

    制作年:

    瀬戸内晴美の同名小説をもとにした、豊田四郎と市川崑という異色の組み合わせによる共同監督作品。京都の紙問屋に生まれ育った4人姉妹のそれぞれの生き方を優しく描いている。物語の中心となる4姉妹には三田佳子、大空真弓、酒井和歌子、仁科明子といった女優陣が配されている。和服デザイナーの長女は年下のテレビ・ディレクターと関係を持っている。次女は婿をとって家業を継いでいるが、夫の女性関係に悩みが尽きない。結婚して団地住まいの三女はアルバイト先の雑誌編集者と関係を持っている。四女は独身で長女の家に暮らし、それとは知らずにテレビ・ディレクターに恋心を感じている。以上、4人4様の恋愛模様が艶やかに展開される。

  • 座頭市喧嘩太鼓

    制作年:

    ヤクザの熊吉への一宿一飯の義理から、やむなく若いヤクザ・宇之吉を斬った座頭市だが、熊吉の狙いが宇之吉の姉・お袖にあると知った市は、彼女を連れて逃げる。佐藤允が市のライバル役で登場。

  • 化身〈1986年〉

    制作年:

    中年文芸評論家の愛人となったヒロインが、男との付き合いによって徐々に変身を遂げ、さらには自立へと目覚めていく過程を描いた作品。宝塚出身のヒロイン・黒木瞳が大胆なヌードを見せて話題に。原作は『日本経済新聞』に連載された渡辺淳一の同名小説。

  • 制作年:

    海の無法者・サメに因んでつけられた主人公のアダ名が題名になっている。主人公サメはその名のごとく極悪非道の限りをつくし、ついに悪党の首領にまで成り上がる。だが、以前手ごめにした尼僧の美しさが忘れられなくなり、次第に人間愛に目覚めていく。原作は真継信彦の同名小説。田坂具隆監督の異色作。

  • 燃える秋

    制作年:

    父娘ほども年齢の差がある画廊経営者と、愛人関係にある27歳のグラフィック・デザイナーが、その呪縛から離れて、旅立っていくまでを描いた“女の自立“ドラマ。デパートによる映画製作進出が話題になった頃の作品で、本作は三越の製作。イラン・ロケが美しい。

  • 春の鐘

    制作年:

    古陶磁器の美の世界に魅せられ、奈良で美術館館長をしている男と陶工家の娘、その男に顧みられず肉欲に溺れる妻と医師、という二組の不倫の愛を軸に、男女の情念の葛藤を描いた大人のラブロマンス。相反する二人の女を、三田・古手川が好演。

  • 廓育ち

    制作年:

    川野彰子の同名小説を佐藤純彌監督が映画化した文芸作品。6歳の時に実母に捨てられ、お茶屋の女将・お仙の養女として育てられたたみ子は、色町の空気になじめないまま芸者に仕立てられた。遊女と侮られないよう懸命に生きる彼女だったが、希望はことごとく破れ去っていく……。

  • おいしい結婚

    制作年:

    女性が、身長、学歴、給料の“3高“を男性に求めるといわれる1990年代の結婚事情をテーマに、本当に幸福な結婚とは何かを描いたホームドラマ。未亡人、美枝子は一人娘ののんを条件のいい見合いで結婚させようとするが、自分の結婚観に合わないのんは、会社の同僚・川又を恋人に仕立てる。ところが美枝子や亡き父の友人たちが彼に会いたいと言い出し、それがきっかけで二人は本当に結婚することになるが、今度はその結婚式をめぐって両家に様々な出来事が起きる。母娘家庭、その母をめぐる亡き夫の友人3人組など、小津安二郎監督による「秋日和」を思わせるキャラクター設定も取り入れ、森田芳光監督のユニークな視点が冴えわたる好編。

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