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大木実

大木実 出演映画作品

  • 極道の妻〈おんな〉たち 情炎

    制作年:2005年3月26日(土)公開

    高島礼子が極道の世界に生きる女を演じる、人気任侠アクション4年ぶりの新作。ヤクザ組織の世継ぎ抗争を巡り、極道の夫を失った妻の復讐劇が展開する。女たちに渦巻く執念と情念を、『極妻』ならではの華麗な世界観で映像化。気迫に満ちたダイナミックなアクションもますます快調だ。

  • 日本侠客伝 白刃の盃

    制作年:

    銚子の博徒・外川一家は堅気の運送業を始め、順調に繁盛していた。一方、元幹部の根占は外川運送の乗っ取りを企らんでいた。東京から流れてきた風来坊の大喜多俊二は、一家の温かい人情にふれる。根占のあまりの無法ぶりに、俊二は死を覚悟で殴り込んだ。

  • 博徒対テキ屋

    制作年:

    昭和4年の浅草を舞台に、デパート進出を図る資本家と伝統的テキ屋との対立、さらにはテキ屋同士の内紛に巻き込まれる博徒の姿を描く。菊家一家の息子・竜太郎は、自分が母親の密通からできた不義の子であることを知り、実の父親を殺して一家を飛びだしたものの、浅草のために我が身を投げうっていく。

  • 極道VS不良番長

    制作年:

    一家を解散し大日本ホルモン焼株式会社を設立した極道親分こと島村清吉は、岐阜の柳ケ瀬で新宿カポネ団こと不良番長グループとバッタリはち合わせする。当時人気のあった梅宮辰夫の“不良番長“を合体させた作品。だが、二つの人気シリーズを掛け合わせても面白さは残念ながら2倍にはならなかった。

  • 壁あつき部屋

    制作年:

    巣鴨拘置所に服役中のB・C級戦犯の手記を芥川賞作家・安部公房が脚色し、小林正樹が監督した新鋭プロ第1回作品。無実でありながら戦犯として投獄された戦争犠牲者を通して、戦争の意味を問いかける力作である。1953年10月に完成していたが、対米感情への配慮から配給の松竹が公開を見合わせ、日の目を見たのは1956年のことであった。岸恵子が初の汚れ役に挑み、話題を呼んだ。

  • 女と三悪人

    制作年:

    江戸両国の女座長率いる芝居の一座。大道芸人の元締め、竜運和尚と一座のお囃子をつとめる浪人、鶴木は、女座長に惚れている。そこへスリの一味と間違えられた旅の男が逃げ込んで来る。彼女はこの男に一目惚れ。一座の借金を肩代わりする代わりに座長の体を自由にしている但馬屋から座長を救うべく、旅の男と鶴木らは協力するのだが……。コメディ・タッチのドタバタ時代劇。

  • 前科者〈1968年〉

    制作年:

    若山富三郎が、大阪から東京に乗り込んできた人の良い暴れん坊に扮したアクション。“尻斬れ常”こと杉田常次郎は、その破天荒な暴れっぷりで東京でも一躍名を広めた。だが、人の良い常はズル賢い黒崎兄弟にうまいように利用されてばかり。怒った常は、ダンプもろとも黒崎組に殴り込んでいく。

  • 前科・仮釈放〈かりしゃく〉

    制作年:

    渡哲也主演“前科”もの第1作。主人公が仮釈放でシャバに出てくると、組長は殺され、昔の幹部が組を取りしきっている。兄弟分の情報で、その幹部が敵方の幹部と通じて組長を殺したのを知り、主人公は怒りのドスを抜く。

  • 新網走番外地・流人岬の血斗

    制作年:

    マキノ雅広に続き降旗康男が監督。社会復帰への足がかりとして、造船所で働く囚人たちを扇動して暴動を起こさせようとたくらむ矢頭組に、怒りに燃えた末広勝治が殴り込む。降旗康男はこの後第13作をのぞくすべてのシリーズを監督する。

  • 江戸川乱歩全集 恐怖奇形人間

    制作年:

    江戸川乱歩原作の『パノラマ島奇談』ほか数編を石井輝男監督が映画化した“エログロ”ものの最終作。夢野久作の『ドグラ・マグラ』風な導入部から近親相姦の兄妹が花火の筒から火花とともに空中に四散するラストまで、石井輝男独自の世界が展開される。

  • 桜の代紋

    制作年:

    若山富三郎製作・原作・主演による異色アクション。奥村刑事は暴力団も一目置くヤクザ刑事で、警官殺しのチンピラを捕えるや徹底的に痛めつけて拳銃の隠し場所を吐かせる。しかし、拳銃はなくチンピラも射殺される。奥村は警察内部に密告者がいるとにらむが……。

  • カポネの舎弟・やまと魂

    制作年:

    米国シンジケートの依頼で、カポネは侠客・伊豆政を暗殺するのだが……。公害の元凶となっている日米合弁会社の悪らつな手段に、男カポネの怒りが爆発する。親分肌が似合う富三郎が貫ろくを見せる、銃撃アクションをメインにした爽快作品

  • 抱かれた花嫁

    制作年:

    浅草の老舗“鮨忠”の女将・ふさは、育てあげた長男も次男もまったく店を継ぐ気を見せず、あせりの面持ち。仕方なく長女・和子に養子を取らせようとするのだが……。松竹の大型映画路線“松竹グランドスコープ”(タテ・ヨコ比、1:2.35)の第1作。監督は、本作に代表される大船調喜劇に才を発揮した番匠義彰。

  • 三羽烏三代記

    制作年:

    初代三羽烏(佐分利・佐野・上原)、二代目(高橋・佐田・大木)、三代目(山本・三上・小坂)を一堂に会したオールスター映画。それぞれの3人組が直面する、恋と友情の問題……。貫禄の初代、働き盛りの二代目、ヤングパワーの三代目と、それぞれの特徴が出ている。

  • 関東テキヤ一家

    制作年:

    昭和30年。テキヤ一家の若者、国分は二度とドスは抜かないと誓っていた。ところが、縄張り争いが激化。親友や仲間を次々に殺され、ついにはこらえにこらえた怒りを爆発させてしまう。

  • 日本女侠伝 激斗ひめゆり岬

    制作年:

    復興途上の沖繩を舞台にした一編。運送会社の女経営者・与那嶺ゆりは、母親の郷里新城部落の悲惨な現状を立て直そうとする。しかし、悪らつな岩松組の妨害にあい仕事ははかどらない。岩松組の客分として迎えられた中上鉄は、岩松組の卑劣なやり口に反発し、ゆりの側につく。

  • ごろつき

    制作年:

    ベテランのマキノ監督、高倉健主演によるアクション映画。北九州の炭鉱が廃鉱になり上京して来た主人公が、ボクサーと流しの歌手を目指して猛練習に励むが、暴力団に恩人を殺され殴り込む。菅原文太が高倉健の素朴な友人役を神妙に演じて印象的。

  • 次郎長三国志・第一部

    制作年:

    マキノ雅広監督が東宝の9部作に続いて再び鶴田浩二の清水次郎長で映画化した“次郎長三国志“シリーズの第1部。清水港きっての暴れん坊・次郎長のきっぷに惚れた桶屋の鬼吉、関東綱五郎、大政そして増川仙右衛門が、次々と彼の子分になる。

  • 暗黒街大通り

    制作年:

    二大ヤクザ組織の抗争で父を殺された3兄弟は、組の再興と父の仇を求めて狂犬のように暴れまくる。高倉健の無鉄砲だが情にもろい長男ぶりが印象的。この年“日本侠客伝”シリーズがスタートし、“健さん”はスター街道を走り出す。

  • 侠客列伝

    制作年:

    マキノ雅広監督・高倉健以下オールスター・キャストによる“列伝”もの。明治末期、賭博行為禁止条項が帝国議会を通過したのをきっかけとし、当局の方針にこたえようとする関東の一派と、愛国団体の仮面をかぶり全国制覇をたくらむ関西一派の、血で血を洗う対決を描く。

  • 子連れ狼 冥府魔道

    制作年:

    “子連れ狼”拝一刀は、筑前黒田藩より刺客の依頼を受ける。黒田藩の存続にかかわる重大な秘密を知った公儀探索方隠密が、事実を暴く密書を持って江戸へ向かったという。一刀の仕事は、隠密を殺し密書を奪い返すことであった。

  • 子連れ狼 地獄へ行くぞ!大五郎

    制作年:

    「大魔神」などの特撮監督としてならした黒田義之監督による一編。3人の息子をことごとく拝一刀に倒された柳生烈堂は、一人娘の香織に“お手玉の剣”を体得させ一刀を追わせる。黒田監督の特撮技術を生かしたクライマックスの、大雪原の凄絶な死闘が見もの。

  • 子連れ狼・三途の川の乳母車

    制作年:

    大五郎を乗せた箱車を押して流浪の旅を続ける拝一刀は、黒鍬小角によって放たれた別式女(女ボディガードのこと)8人の襲撃を迎え撃つ。前作では目立たなかった大五郎が、ここでは父・拝一刀を助けて大活躍。若山富三郎の殺陣もますます快調。

  • 娘三羽烏

    制作年:

    佳代子・恵美・敬子、大親友のOL3人組それぞれの恋模様を描いた、松竹お得意の三羽烏青春喜劇。新婚旅行の行き先が八丈島というあたりに時代を感じるものの、今なら逆に新鮮だ。監督は松竹メロドラマや青春喜劇路線作を数多く手掛けた穂積利昌。

  • 日本大侠客

    制作年:

    九州の侠客議員として知られる吉田磯吉の長男・敬太郎が書いた自伝をもとに、マキノ雅広監督が鶴田浩二主演で映画化した任侠映画。明治中期の北九州の港町・若松を舞台に、若き日の吉田磯吉が沖仲仕の側に立ち、賃金の上前をはねる悪徳ヤクザ一家に敢然と闘いを挑む。藤純子が、主人公のピンチを救う鉄火芸者・お竜に扮して画面をさらう。この役は後年、藤純子の当たり役となった“緋牡丹博徒”シリーズの女侠客・緋牡丹のお竜の原型となった。1970年の「玄海遊侠伝・破れかぶれ」では勝新太郎が吉田磯吉に扮し、鶴田浩二とは対照的な主人公を熱演した。

  • 張込み〈1958年〉

    制作年:

    松本清張原作・橋本忍脚色・野村芳太郎監督という名トリオによる社会派推理ドラマの代表作。東京で起きたピストル強盗殺人犯が会いに行くと見られる佐賀市に住む愛人は、年長の銀行員の後妻となって細々と暮らしている。東京から派遣された二人の刑事は、安宿の2階で張り込みを始める……。冒頭、横浜駅から九州行きの列車にあわただしく乗り込む二人の刑事の緊迫した描写から1週間にわたる張り込み、そして犯人逮捕まで橋本忍の脚本は一分の隙もない。野村芳太郎の演出はロケーション効果をいかしたセミドキュメンタリー・タッチを駆使し、人間描写にも確かな腕を見せ、この種の推理ドラマの一つの到達点を示した。出演者はいずれも好演だが、犯人の愛人に扮する高峰秀子の演技は特に味わい深いものがあった。松本・橋本・野村のトリオは、この後「ゼロの焦点」「影の車」「砂の器」と話題作、力作を発表、数々の秀作を残している。

  • 胸より胸に

    制作年:

    戦争で肉親を失い、知人の世話で浅草のストリッパーとなった宮島志津子。大学助教授の恋人になるが幻滅を感じて別れ、世話をしてくれた知人と一緒になるも、退廃した生活にいや気がさす。すべての生活に別れを告げ、新たに旅立とうとする志津子だが……。高見順の小説をもとにした、にんじんくらぶ第1回自主作品。フラフラする女を描いた女性映画。

  • 五人の賞金稼ぎ

    制作年:

    若山富三郎が主演するアクション時代劇。代官の悪政に苦しめられてきた村の名主に依頼され、腕利きの賞金稼ぎたちが集まった。代官一味との大攻防戦では、工藤栄一監督ならではの集団活劇の醍醐味を味わうことができる。

  • 兄弟仁義 逆縁の盃

    制作年:

    海に廃液を流す工場の工場長と結託し、暴利をむさぼる岩井組と、漁師の味方の巽組が対立する四日市。この地に流れて来た小島松男は岩井の義兄弟、寅次郎に出会って意気投合する。だが真相を知った寅次郎は岩井組に殺されてしまう。すべての陰謀を見破った松男は単身、岩井組に乗り込む。

  • 渡世人列伝

    制作年:

    鶴田浩二に高倉健、そして藤純子の顔合わせで描く任侠映画。大正末期。浅草三社一家の親分・三田政之助が、闇討ちされた。犯人は背中に大蛇の刺青を背負った渡世人。刑務所から出所したばかりの三社一家の代貸・稲垣長吉は、親分の仇を求めて旅に出るが……。小沢茂弘のツボを押さえた演出が光る。

  • 風の武士

    制作年:

    1960年代なかばに流行した忍者もの時代劇の一つ。絵巻物をめぐって繰り広げられる、幕府隠密と紀州藩の戦い。加藤泰はこれに大川橋蔵と桜町弘子のロマンスを絡めて、チャンバラ・メロドラマに仕上げた。スピード感ある演出は絶品。

  • 暗黒街最大の決斗

    制作年:

    アメリカ帰りの愚連隊と新興ヤクザが手を組み、旧勢力のヤクザ組織と壮絶な抗争を繰り広げるギャング映画。井上梅次の見せ場をタップリ盛りこんだ職人芸の演出が光る。この年、鶴田浩二は「人生劇場・飛車角」に出演。ヤクザ映画のスターとして彼が君臨する過度期に作られたのが本編だ。

  • 緋牡丹博徒

    制作年:

    女任侠スターとして一時代を築いた藤純子主演による“緋牡丹博徒”シリーズ第1作。九州の博徒矢野組の一人娘・竜子は、闇討ちで殺された父の仇を求めて、全国津々浦々の賭場を流れ歩き“緋牡丹のお竜”の異名をとる。ようやく仇を探しあてたお竜は、一匹狼のヤクザ片桐の助けで仇を討つ。

  • あなた買います

    制作年:

    プロ野球の選手獲得をめぐるどす黒い人間の欲望を描く、当時の野球ブームを反映した実録的作品。大学野球の逸材をめぐって展開する激しいスカウト合戦。札ビラや根まわしが飛び交う中に、スカウトする側とされる側の醜い欲望が交錯する。スポーツの神聖さとは裏腹な資本主義構造が浮かび上がる。

  • 真赤な恋の物語

    制作年:

    メリメの『カルメン』を翻案したメロドラマ。赴任早々、密輸組織への潜入を命じられた立野三郎刑事は、キャバレー“ハバネラ“へと出向く。そこの支配人・鬼頭は組織のNo.2で、彼の情婦は摩紀。そんな摩紀の魅力に惹かれた立野は、職務を忘れて情欲に溺れていく……。この年、吉田喜重監督との婚約を発表した岡田茉莉子が、脂のノッた女の魅力を見せている。

  • 日本侠客伝 斬り込み

    制作年:

    新宿では、露天商の自由組織・街商同盟と、縄張りの拡張をもくろむ相州一家が対峙していた。子連れの渡世人・中村真三は、中村一家の名乗りをあげ街商同盟を守る。仲裁に入った若松一家の親分が倒され、中村一家の面々は、相州を叩き潰さんと立ち上がった。

  • 極悪坊主 念仏人斬り旅

    制作年:

    若山富三郎主演の“極悪坊主“ものの第3作。今までの悪行を悔いて、四国八十八ヶ所の旅に出た、僧・真海。彼は立ち寄った漁村で、3年前に自分が殺した室道鬼の未亡人と弟に出会う。復讐を誓う二人をなんとか説き伏せたものの、そこに政治結社、血友社がやって来る。村の人々を食いものにしようとする血友社に、真海の怒りが爆発して……。

  • 舶来仁義・カポネの舎弟

    制作年:

    アル・カポネのもとで修行を積んだ日系二世の殺し屋・カポネ栗山は、フランクとジョオの二人の子分を引き連れて帰国し、日本古来の任侠道を守るために国際秘密結社や日本ギャング団と闘う。ヤクザ映画とギャング映画が出会って化学反応を起こしたような娯楽作品。

  • 極道釜ヶ崎に帰る

    制作年:

    終戦直後、島村清吉は復員して故郷の大阪・阿倍野に帰って来る。けれども、闇市は中華連盟の姜徳会と輩下の唐沢組が、わがもの顔に闊歩していた。島村は昔の仲間を集めて、次々に縄張りを荒らしていく。

  • 博徒列伝

    制作年:

    昭和初期、大木戸一家の若松組組長の若勇は、一家の跡目を弟分の川田に譲り、自ら川田の右腕となって働いていた。一方、監獄一家は若勇の縄張りを狙っている。一味の甘言に乗せられた川田は、やがて闇討ちに合う。怒り爆発の若勇は監獄一家に殴り込みをかける。任侠映画の一枚看板俳優総出演の大作。

  • 忘れられぬ人々

    制作年:

    【穏やかな余生を乱す社会の膿俊英が描く老人たちの物語】 デビュー作「おかえり」が国内外で高く評価された篠崎誠監督の待望の新作。大戦を生き延びた老人たちの現代社会とのかかわりをとらえていく。任侠ドラマ風のクライマックスも見どころ。

  • 続・兄弟仁義

    制作年:

    大正初期。土木請負業者の利三郎の助っ人に、渡世人清次がやってくる。利三郎の利根川護岸工事は、博徒の親分時蔵によって妨害されていた。利三郎の心情を察した清次は単身時蔵一家に乗り込むが、取り押さえられてしまう。居合わせた武州の大親分初太郎のはからいで、その場は丸くおさまったが、時蔵はひそかに初太郎の命を狙うのだった。やがて清次の怒りは頂点に達する。

  • 朱と緑

    制作年:

    寝室で寝ているところを暴漢に襲われ、周囲の噂に堪えきれず大阪へ家出してしまった社長令嬢と、令嬢に勇気を与える男、その男を純粋に慕う下宿の娘らが繰り広げる愛情の喜びと哀しみ。その機微を複雑な現代社会のなかに描いたメロドラマ。

  • 大忠臣蔵

    制作年:

    殿中刃傷に及び、お家断絶、切腹の命を受けた主君・浅野内匠頭の無念を晴らすべく、赤穂四十七士を導いて吉良邸討ち入りを図る家老・大石内蔵助。歌舞伎の『仮名手本忠臣蔵』を丁寧に映画化した傑作時代劇。シネマスコープ、総天然色が当時の話題を呼んだ。

  • 顔〈1957年〉

    制作年:

    松本清張の中編をベースに映画化した、サスペンスフルなミステリー。ファッション・モデルの栄光をつかみ取るために、汚れた過去を知る男を列車から落として殺した女。だが犯行の直前、列車の洗面所で一人の男に顔を見られていた。男はふとしたことから事件を知り、目撃者として警察に出頭する……。

  • 花の生涯 彦根篇 江戸篇

    制作年:

    井伊直弼の波乱にとんだ生涯を、舟橋聖一の原作をもとに描いた大河ドラマ。彦根藩主から江戸へ下り、のちに大老となって開国条約の処理にあたり、桜田門外で暗殺されるまでを、3時間の長尺だが、力のある演出で見せる。歌舞伎役者の松本幸四郎(当時)が映画初出演。

  • 沖縄健児隊

    制作年:

    太平洋戦争末期の昭和20年、アメリカ軍の沖縄上陸に際し、日本軍司令官直属隊として徴集された沖縄の学生たちの悲劇を通して、戦争の悲惨さを訴えた戦争映画。国の命令で無理やりペンを剣に持ち替えさせられ、痛ましく玉砕していった若者たちの過酷な青春と、平和への祈りがつづられていく。石浜朗ら当時の松竹青春スターが総出演。音楽は名匠・黛敏郎が担当している。

  • カミカゼ野郎 真昼の決斗

    制作年:

    雪山で宝石商の殺害現場に遭遇した女好きのパイロット、健。セスナ機を台湾に送る仕事を受けた彼は、怪しげな男たちの警告を無視して現地へと飛ぶ。そこに待ち受けていたのは、第二次大戦期に民間から徴収された二百億円相当のダイヤをめぐる陰謀。この一件には、亡き健の父も関わっていた……。台湾でロケ撮影された、深作欣二監督のアクション。

  • 人斬り観音唄

    制作年:

    捨て子で盲目の小坊主林太郎の母・お蔦を探すため、旅をする怪僧・了達。ところがお蔦は娼婦になっており、紀州から泉州・堺、そして四国へと、彼らの旅を先回りして次から次へと売られていく。一方、了達は旅の途中の堺で、軍需物資の集積を謀るため悪どい手段を展開する陸軍少将らの横暴に出くわし……。「座頭市」を意識した任侠活劇。

  • 旗本やくざ

    制作年:

    元禄泰平の江戸。幕府の財政を立て直すべく米価の値上げを老中、丹波守がはかる。納得のいかない江戸っ子たちは市中で大騒ぎを起こし始めた。町を鎮めるために旗本を使い警備にあてるがその裏では……。大川橋蔵を主演に、中島貞夫と倉本聰のコンビで描いた人情時代劇。

  • 男涙の破門状

    制作年:

    1960年代半ばから1970年代前半にかけ、ヤクザ映画の大スターとして人々を熱狂させた鶴田浩二の主演作。6年ぶりにシャバに戻った主人公が、組の資金を持ち逃げして破門された義兄弟を探し出して、真相を確かめるべく九州へ向かう。桜町弘子が料亭のおかみに扮して、しっとりした色気をみせる。

  • 兄弟仁義/続・関東三兄弟

    制作年:

    昭和の初頭、深川の荷役業者・辰馬組の小頭・関根政次は、関東七人会の一員で東京港の荷役を一手に引き受けている大和田組とのいざこざに巻き込まれ、弟分の末広勝次郎と二人で大和田組に乗り込む。

  • 旗本退屈男 江戸城罷り通る

    制作年:

    元禄の頃、老中・松平左近将監の甥の早乙女主水之介、人呼んで“旗本退屈男“は、時の将軍の御落胤と称して華々しく江戸に乗り込んできた徳川浄海坊の身辺を洗う。

  • 忍者秘帖・梟の城

    制作年:

    織田信長により壊滅させられた伊賀忍者の生き残り、重蔵は山中にこもり読経三昧の日を送っていた。時は天正19年、光秀の乱で豊臣秀吉が天下を握った頃、重蔵は師匠から伊賀を復興させるために秀吉を暗殺するよう命じられるが……。豪快でスピード感あふれるアクションシーンが見どころの忍者もの。

  • 新蛇姫様 お島千太郎

    制作年:

    直木賞作家・川口松太郎の小説を原作に、美空ひばりが一人二役に挑んだ人情もの時代劇。父を殺した家老の末っ子を討った兄は旅芸人一座の元でかくまわれることに。妹は藩の刺客となったが、密かに姫を陥れようと狙う家老一族に殺されてしまう。それを知った兄は、姫や一座の看板女優らの協力を得て敵討ちへ。

  • やくざ刑罰史 私刑〈リンチ〉!

    制作年:

    『無頼平野』『ねじ式』『地獄』など、近年、再び精力的な活動を続けている映像作家・石井輝男。その個性的な作風で知られる彼が、ヤクザ社会の非情な“掟“に肉薄。凄惨なリンチ場面を生々しく再現した3つのエピソードを通して、人間の残酷性を浮き彫りにしていく異色オムニバス。撮影は、名作『緋牡丹博徒 花札勝負』の古谷伸が務めた。

  • 大殺陣

    制作年:

    一連の東映集団時代劇の一本。時は四代将軍・家綱の頃。将軍危篤に乗じて、大老・酒井は五代将軍に自分の息のかかった甲府宰相・綱重を立てて、天下を我がものにしようとする。荒んだ政道に憤りを感じた軍学者・山鹿素行は一党を組んで、綱重暗殺計画を企てる。1960年代初期の東映は、安保闘争の影響を受けて、それまでの白塗りの時代劇から一変し、テロを扱ったリアルな集団時代劇を量産した。この作品もそうした作品の1本で、監督の工藤栄一と脚本の池上金男は、前作「十三人の刺客」でもコンビを組んだ仲だ。ギラギラした太陽の下で、泥と血にまみれた生々しい殺陣が繰り広げられる。

  • 大陸流れ者

    制作年:

    香港の水の欠乏を解消すべく、浄水場建設工事を進める関東若松会・国分銀次郎。だが水を高く売って利益を得ている香港の不良外人グループ・和合会に工事を妨害され、銀次郎の弟・勝治も殺される。身の危険を顧みず殴り込みをかける銀次郎だが……。ヤクザ映画の名手、山下耕作の佳編。

  • 女の足あと

    制作年:

    友だちの浜田の名前を偽った順介によって犯された娘・のぶは、浜田という男を探す。やっと見つけた浜田は一面識もない男だった……。渋谷実が乾いたタッチで描いたラブ・ロマンス。人間心理の複雑な葛藤を、のぶを演じた有馬稲子の名演を通して見せた意欲作。

  • 日本侠客伝 刃〈ドス〉

    制作年:

    博多出身の車夫・松吉は、恩人の芸者・小芳を身請けするため、金沢の北陸逓送で懸命に働く。総選挙の際、代議士・青山を応援した北陸逓送は、敵対する救国社に迫害され、倒産に追い込まれる。松吉は救国社に殴り込み、かつては厚い絆で結ばれた御家政と対決する。

  • 昭和残侠伝 人斬り唐獅子

    制作年:

    皆川一家と東雲一家は玉の井をめぐって争っていた。花田秀次郎は、渡世の義理から皆川の親分を斬る。わだかまりがとけると秀次郎は皆川の二代目の後見人になる。両者の対立は皆川の後押しをする剣一家も巻き込み、剣の親分は銃弾に倒れる。それを知った秀次郎は……。

  • ワタリ

    制作年:

    戦国時代、伊賀の里では百地三太夫を頭とする百地党と、藤林長門を頭とする藤林組とが勢力を争っていた。その戦乱の時代、一人の少年忍者ワタリが天才的な忍術で活躍、伊賀の里に平和を取り戻す。白土三平の同名マンガを子供向けに脚色。ビデオ、DVDタイトルは「大忍術映画 ワタリ」。

  • 戒厳令の夜

    制作年:

    博多の古びたバーで、偶然に発見された1枚の“幻の絵“によって、闇に葬られたはずの政治的陰謀が一斉に明るみに出る。五木寛之の同名ベストセラー小説を、ジョー山中の歌唱に乗せて展開させた壮大なミステリー・ロマン。怪老人役で鶴田浩二が熱演。

  • 釜ヶ崎極道

    制作年:

    釜ヶ崎の極道・島村清吉は、広域暴力団・八ツ藤組とのいざこざが絶えず、警察は両組の解散を迫る。島村は組を解散し芸能社を旗揚げするが、八ツ藤組がことあるごとに横ヤリを入れるのに業を煮やし、兄弟分の死をきっかけに猛然と殴り込みをかけるのだった。

  • 旅に出た極道

    制作年:

    のちに「敦煌」などの大作で知られる佐藤純彌がメガホンを執った一編。天野屋一家六代目・島村清吉は、子分の保とジョージを連れて、妻のみね子を探しに香港へやって来る。ところが、ひょんなことから麻薬取引に巻き込まれ、世界のギャング団を相手に大暴れすることに。

  • 待っていた極道

    制作年:

    大阪釜ヶ崎を仕切る島村清吉は、労働者アパート建設を公約して当選しながら実行しない真弓田を追って東京を訪問。浅草・山谷の小仏一家の親分・小堀と兄弟分の盃を交わす。やがて、山谷の労働者を酷使する悪徳ヤクザがのさばりだして、怒りに燃える島村が叩きのめす。

  • 帰って来た極道

    制作年:

    破天荒な暴れっぷりと、強烈な個性で見事に主演スターにカムバックした若山富三郎。久方ぶりにシャバに戻ってきた島村清吉は、古巣がすっかり天誠会に支配されていることを知り、仲間を集めて次々に縄張りを荒らし始める……。

  • 極道

    制作年:

    長い間悪役に甘んじてきた若山富三郎が、久々の主演を果たした“極道“シリーズ。釜ヶ崎の愚連隊上がりの極道・島村は、大阪中を自分の縄張りにしようというとてつもない欲と望みを燃え立たせ、踏まれても蹴られても、根性むき出しの闘志で大組織をブチ破っていく。

  • 関東流れ者〈1965年〉

    制作年:

    兄とのいさかいから婚約者・お繁と別れ、渡世人となった大谷清次郎は、ふとしたことから暴れ者の馬頭三五郎と兄弟分になり、彼の一家の世話になる。ある日清次郎は、遊女に身をやつしたお繁と再会し……。

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