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淡島千景

淡島千景 出演映画作品

  • 春との旅

    春との旅

    制作年:2010年5月22日(土)公開

    ロカルノ映画祭で最高賞に当たる金豹賞を含む4冠に輝いた『愛の予感』など、国際的に高い評価を受ける小林政広監督の最新作。“生きることとは何なのか”をテーマに、終の棲家を探しに出た老人と孫娘の旅を描く。映画作品としては実に9年ぶりの主演を果たす名優、仲代達矢が、人生の最終段階を迎えた主人公を体現。その渾身の演技が忘れがたい。

  • 大停電の夜に

    制作年:2005年11月19日(土)公開

    『東京タワー』の源孝志監督が豪華キャストを得て完成させたクリスマス・イヴの群像劇。フランスで活躍する永田鉄男が撮影監督を務め、停電に見舞われた東京の夜の情景を幻想的かつロマンチックに活写。さまざまな想いを抱く男女12人が、運命に導かれるかのように交錯する様を語り明かす。

  • シベリア超特急2

    制作年:2001年1月13日(土)公開

    映画評論家、水野晴郎の手によるサスペンスの続編。監督が憧れていたという豪華女優陣の共演はもちろん、「アンタッチャブル」をはじめとするパロディ・シーンも見逃せない。

  • GOING WEST 西へ…

    制作年:

    【77歳の老婆の自動車旅行愉快な人情ロードムービー】 パワフルなおばあちゃんがミニクーパーを運転して、旅を続ける姿を綴ったロードムービー。老人ホーム詐欺など社会問題も織り込んだ、ユーモアたっぷりの快活な人情ドラマだ。

  • てんやわんや

    制作年:

    当時の新聞連載小説の人気作家・獅子文六と渋谷実監督との初顔合わせ。気の弱い会社員が社長の命によって四国へ出張するが、そこでは四国独立運動が起こっていた……。新人・淡島千景がキャリアウーマン的魅力を発揮。

  • 台所太平記

    制作年:

    谷崎潤一郎の同名の小説を原作に「雁」「雪国」「夫婦善哉」などの文芸ものを得意とする名匠・豊田四郎が演出した佳編。老小説家夫婦の家に雇われた戦前から1960年代初頭にかけての9人の女中のそれぞれの個性をユーモアたっぷりに描く。女中に扮する女優たちの色合いの変化が見もの。

  • 喜劇 とんかつ一代

    制作年:

    東京の下町にある実在の名門とんかつ屋を舞台に、豪華キャストで綴る風俗喜劇。それぞれの主役スターによる短いエピソードが並列的に進行していく構成になっている。“駅前”シリーズなどの東宝喜劇の得意のパターンを踏襲した作品といえるだろう。

  • 縞の背広の親分衆

    制作年:

    森繁が森の石松の後裔で、ブラジルから20年ぶりに里帰りする元ヤクザを演じるという“ヤクザ映画”に対するパロディ精神にあふれた作品。森繁とフランキーの芸達者ぶりが光る。ハチャメチャなストーリー展開とラストのオチには思わずニヤリとさせられるはず。

  • 貸間あり

    制作年:

    喜劇映画に独特の作風を築いた川島雄三の監督作品。井伏鱒二の同名小説を原作とし、大阪のとあるアパートに住む風変わりな人間たちのエネルギッシュな群像を描く。川島の代表作「幕末太陽傳」の主役で名を上げたフランキー堺の怪演が見もの。

  • 真実一路

    制作年:

    山本有三の同名小説の、二度目の映画化。かつて、愛人との間にできた子供を腹に抱えて、守川義平と形ばかりの結婚をしたむつ子。今は家出をし、別の愛人と暮らしている彼女は、18歳になった娘のしず子と再会する。愛について真実を貫いているつもりのむつ子だが、しず子はその生き方をふしだらと思うのだった。

  • 赤坂の姉妹より 夜の肌

    制作年:

    赤坂のバー“しいの実”を舞台に、店のマダム・夏生、その妹の秋江、冬子という3姉妹のそれぞれ対照的な生き方を情感豊かに描いた作品。撮影は、山中貞雄の「丹下左膳餘話・百萬両の壷」や成瀬巳喜男の「乱れる」などを手掛けた安本淳。

  • 白と黒

    制作年:

    弁護士・宗方治正の妻が殺され、不審尋問にかかった前科4犯の脇田が殺人を自白した。死刑廃止論者である宗方は、若手弁護士の浜野と組んで脇田の弁護を買って出るが、真犯人は、浜野自身であった。そして捜査が進むうち、事件は意外な方向に……。社会派で知られる橋本忍のオリジナル脚本を、堀川弘通が監督した推理ドラマ。

  • 喜劇 駅前弁当

    制作年:

    浜松駅前の老舗の駅弁屋“互笑亭”は未亡人の景子が弟の次郎と二人で経営しているが、次郎は極楽とんぼで店は景子にまかせきり。そんな時、亭主の3回忌に集まった旧友の織物会社社長・金太郎とストリップ小屋を経営する孫作から景子に話がもちこまれた。大阪の大資本家が店の拡張をバックアップしてもよいというのだ。久松静児が監督したシリーズ中の傑作。金太郎に森繁、孫作に伴、次郎に堺が扮する。

  • 喜劇 駅前弁天

    制作年:

    諏訪湖のほとりの手打ちそば屋・徳之助と駅前ハイヤーの社長・孫作、美容院の亭主・三平は戦友同士だが、今ではそれぞれ女房の尻にしかれっぱなし。徳之助と孫作はカワイ子ちゃんとお楽しみが、バレてしまってさあ大変。

  • 日蓮と蒙古大襲来

    制作年:

    日本映画史のなかでも最大級に位置するスペクタクル超大作。日蓮上人が様々な妨害、弾圧に遭いながらも、信念を貫き、日蓮宗を確立するまでを描く。クライマックスの蒙古来襲のスペクタクル・シーンが最大の見もの。大映特撮陣の力のほどがうかがえる。

  • ふりむいた花嫁

    制作年:

    古いのれんを誇る“どじょう隅田”の主人・三田亀太郎は妻に先立たれ、子供二人とやもめ暮らし。娘の春江は、下町っ娘らしい働き者で帳場を切りまわしているが、息子の新一はTVタレントを夢見ている……。伴淳三郎の人柄のよくでた下町喜劇。

  • 夏の庭 The Friends

    制作年:

    神戸に住むサッカー少年の諄、メガネ小僧の河辺、デブの山下は、同じ学校に通う小学6年生の仲良し3人組。その夏、彼らは“人が死んだらどうなるか”という好奇心から、近所の“いかにも死にそうな”一人暮らしのおじいさんを見張ることを決めた。世捨て人のように暮らすその老人・傳法喜八は、初めこそ子供たちを邪険に扱うものの、次第に優しい素顔で接するようになる。子供らはゴミだらけの庭を片づけてコスモスを植え、廃虚のようだった家にきれいなペンキを塗った。4人はすっかり友達のようになり、おじいさんの哀しい戦争体験を聞き、別れた奥さんとの再会のために奔走するが……。「お引越し」に続いて、相米慎二が関西で撮ったキッズムービー。例によってオーディションで選ばれた3人の少年たちが、実にいきいきとした演技で笑わせ泣かせる。また子供らに随所で食われまくるものの、互角に渡り合う三國連太郎もさすが。

  • もず

    制作年:

    もとは水木洋子原作のドラマで、映画化にあたっては渋谷実が演出した。新橋の三流小料理屋の住み込み女中として働く母と、松山から上京して来た娘とが、20年ぶりに再会するが、娘は母を嫌悪する。そんな母娘の情愛を厳しく哀しく描く渋谷実の力作。

  • 丹下左膳〈1952年〉

    制作年:

    丹下左膳といえばやはり戦前の伊藤大輔監督の「シェイは丹下、名はシャゼン」という独特のセリフ回しの大河内伝次郎版にとどめを刺すわけだが、本作品は監督には時代劇に定評のある松田定次が、左膳には阪東妻三郎がそれぞれ起用されて再映画化された。莫大な埋蔵金のありかを示す地図を隠してあるという“こけ猿の茶壷”をめぐって柳生源三郎、司馬一刀斉、左膳が争奪戦を繰り広げるおなじみの話。この作品のあと1950~60年代にかけて続々と丹下左膳ものが製作された。

  • 私、違っているかしら

    制作年:

    森村桂の同名の原作を倉本聰らが脚色した青春ストーリー。就職活動を続ける大学4年の桂は、片親というだけで書類選考ではねられてばかり。そんな時、亡父の友人の紹介で婦人週刊誌の編集部員として働き始める。けれども、ある遭難事件の取材で、遺族の抗議にあい落胆。会社も飛び出してしまう……。

  • 珍品堂主人

    制作年:

    文芸作品の映画化に多大な才を発揮した豊田四郎が、井伏鱒二の同名原作に材を得て取り組んだ喜劇映画。鑑定にかけてはプロ顔負けの実力を持ち、人々から“珍品堂”とまで呼ばれている加納夏麿が、料理屋経営に乗り出し成功してから、周りの人間の様々な計略に引っかかり料理屋を追い出されるまでを描く。脚本は「女の四季」「或る女」で豊田と組んだ名コンビ、八住利雄。

  • 喜劇 駅前団地

    制作年:

    東京近郊のマンモス団地。脇には第二団地も建設中で、地主の権田孫作は笑いが止まらない。駅前の小料理屋・高砂亭の君江がお目当てで孫作は足しげく店に通っているが、外科医の金太郎や近所の連中も常連だ。土地問題をからめたコメディ。地主が伴、外科医が森繁。

  • 波〈1952年〉

    制作年:

    『朝日新聞』に連載された山本有三の小説を中村登が脚色・監督している。見並行介は芸者になった昔の教え子が仕事に堪えきれず逃げ込んできたのを、いじらしく思い結婚する。しかし間もなく彼女は違う男に誘惑され、家出してしまう。新聞小説が原作だけに、次から次へと主人公たちのすれ違い結ばれていく恋愛模様が語られていく。

  • カルメン純情す

    制作年:

    「カルメン故郷に帰る」の主人公リリィ・カルメンとマヤ朱実の後日談を描く続編。浅草のストリッパー、カルメンのもとに男に捨てられた朱実が赤ん坊を抱いて転がり込んでくる。二人は泣く泣くこの赤ん坊を捨てるが、折からの出火騒ぎで急に心配になる。もとの場所へ戻ってみると、パリから帰ったばかりの芸術家が捨て子は元の情婦の仕業だと思い、電話をかけて相手に怒っているところ。この芸術家と知り合ったカルメンは、彼の描いたシュールな作品に感激し芸術家に恋心を抱くようになる。ストリップを芸術と信じ、それゆえに芸術家まがいの男には、まるで弱いカルメンという女の天真爛漫ぶりが好評を博した。前作に続き、松山善三、川頭義郎が助監督についている。

  • にごりえ

    制作年:

    明治の女流作家・樋口一葉の3つの短編小説『十三夜』『大つごもり』『にごりえ』をオムニバス形式で映画化した作品。文学座の団員が総出演、それぞれが息の合った演技をみせる。監督の今井正は一葉の描く明治の市井の人々の生活を原作に忠実に再現、その緻密な演出手腕は見事の一語につきる。キネマ旬報ベスト・ワンに選出された傑作。

  • 日本橋

    制作年:

    大正初期の日本橋を舞台に、新旧二派の芸者と、周辺の男たちの色模様を描いた鏡花文学を、溝口に続いて市川が映画化。しかし、文芸作品を、いい意味での通俗性とともに、独特の軽妙洒脱な文体の中に映像化する市川節は、少々大胆さに欠けた。

  • 早春〈1956年〉

    制作年:

    小津作品としては、シリアスな感じの強い人間ドラマ。倦怠期の夫婦を描いた作品では、「お茶漬の味」などがあったが、それらは軽妙なユーモアを感じさせ、ほのぼのとしていた。ここでの夫婦の危機的状況はもっと深刻である。蒲田界隈に住む30歳の正二と昌子の夫婦の暮らしと、正二とサラリーマン仲間との交遊が並行して描かれる。夫の出征中に子供を病死させて以来、二人の仲は気まずく夫は無気力だ。そこへ夫の同僚の若い娘が関係してきて、夫婦間の不和が決定的となる。そんな状況から脱してヨリを戻し再出発を誓うシーンで映画は終わる。珍しく戦後派新世代の生活感を大胆に取り入れ、仕事仲間とのハイキングの小さな出来事がのっぴきならない不倫へと発展していくプロセスを、きめ細かく演出する。小津映画の珍しいキス・シーンに注目。

  • 新・夫婦善哉

    制作年:

    豊田四郎の代表作といわれる「夫婦善哉」から、8年ぶりに製作された後日譚とでもいうべき作品。すでに中年にさしかかった柳吉と蝶子のカップルのその後が描かれている。蝶子は小料理屋を雇われの女将として、店をまかされるほどになっていたが、柳吉の方はすでに娘が結婚適齢期を迎えているにもかかわらず、相変わらずの道楽ぶり……。森繁・淡島コンビの息もピッタリの演技が見もの。

  • 夫婦善哉

    制作年:

    原作は織田作之助の出世作で、「夫婦善哉」とは主人公夫婦が食べに行く法善寺境内のおしるこ屋の名物ぜんざいの名に由来する。監督は「泣蟲小僧」「雁」「雪国」などの文芸ものを得意とする豊田四郎。見事なセットは日本映画美術の第一人者、伊藤熹朔。撮影は「雁」に続いての三浦光雄が担当している。この作品で豊田四郎はスランプを脱し、森繁久彌と淡島千景には、出世作ともいうべき記念碑的作品となった。売れっ子芸者・蝶子は、化粧問屋の息子・柳吉と駆け落ちしたが、柳吉は勘当され二人の生活は困難に。蝶子は臨時雇いの芸者になって生活費を稼ぐが、柳吉が遊びに使ってしまう。やがて柳吉が妹から無心したお金と蝶子の貯金とで関東煮(=おでん)屋を開店するが、柳吉が肝臓結核にかかったために店を手放す。柳吉が全快すると二人は再び借金してカフェを開く。二人が仲睦まじく法善寺にお参りし、いつものように“夫婦善哉”へ入っていくラストシーンに、取るに足らぬ男と女の二人三脚の情緒がにじむ。

  • 駅前旅館

    制作年:

    駅前旅館の番頭稼業を描いたコメディ。こののち“駅前”シリーズとして1960年代東宝の興行を支えた。この第1作は井伏鱒二の原作小説を八住利雄が脚本し、名匠・豊田四郎が演出。生野次平は上野駅前の旅館の番頭を30年つとめるベテランである。ライバル旅館の番頭・高沢とは張り合いながらも良き友。なじみの飲み屋・辰巳屋には目当てのお辰がいる。上野界隈では悪質な客引きの追放運動が始まり、次平はリーダーとして活躍。番頭に森繁、ライバルに伴、お辰に淡島が扮する。

  • 本日休診

    制作年:

    本日休診の札を掛け、のんびりと昼寝しようと思った八春先生。ところが勇作の戦争後遺症による発作が出て、兵隊ごっこに付き合わされたり、飲み屋の女が流産したので駆け込んできたり、といった具合に問題が次々に起こり、テンヤワンヤとなる群像喜劇。

  • お茶漬の味

    制作年:

    戦時中に検閲当局から却下された脚本を戦後になってから映画化。地方出身の商社マンが社長の親友の娘と結婚し、その夫婦が中年にさしかかった時の物語。妻は、旅行に野球観戦にと遊びまわり、夫のヤボったさや田舎者丸出しの習慣を嫌っていた。が、夫の海外出張をきっかけに、彼の頼もしさを見直す。夜中に二人でお茶漬けを食べながら、夫婦は人生はお茶漬けのようなものだと実感する。この作品では、飾らない生活がいちばんだと言う夫の考えを支える、庶民的な生活のディテールが、娯楽(パチンコ、競輪)、食べ物(トンカツ、ラーメン、漬物)、嗜好品(煙草の“朝日”)といったかたちでとり入れられている。若き日の川又昴が撮影助手を担当。

  • 麥秋〈1951年〉

    制作年:

    小津安二郎監督の力量が最も充実していた時期に作られた作品であり、「晩春」や「東京物語」など、小津の代表作と並べても決してひけをとらない素晴らしい出来で、小津の最高作とするファンも多い。戦前の小津のサイレント作品で数本の脚本を書いた野田高梧は、「晩春」以後小津との名コンビを続けていくのだが、そのセリフの間(ま)の絶妙さは本作で最大に発揮される。北鎌倉に住む間宮家の気がかりは、28歳になる独身娘・紀子の結婚だ。両親や兄夫婦は紀子の縁談についていろいろと心配するが、本人はあまり気のりでない様子。やがて兄妹のような気軽さでつきあっていた子持ちの男と結婚しようと紀子は決心する……。原節子、笠智衆をはじめ、相変わらず充実したキャストの存在感は大きいが、なかでも紀子の結婚相手の母を演じた杉村春子のコミカルさとシリアスさを使い分けた演技は抜群。

  • 暗夜行路

    制作年:

    志賀直哉唯一の長編小説を、豊田四郎がドラマチックに映画化。原作では、主人公・時任謙作は意志の強い青年として描かれているが、ここでは池部良のキャラクターもあって、出生の秘密に悩むインテリとして登場する。謙作の妻となるお直に扮した山本富士子の演技も見もの。

  • 命美わし

    制作年:

    新聞記者・伊村は、自宅の近くの堀で身投げしようとした娘・房江を救う。訳を聞けば、彼女は市議会議長、梅沢の息子に身重のまま捨てられたという。伊村は事件を新聞に発表して世論に訴えるが、梅沢の流言によって逆に苦境に追い込まれる……。小津作品でおなじみの笠智衆が主演した社会派風のメロドラマ。

  • 大番 完結篇

    制作年:

    大ヒット・シリーズも、ついに最終編。1949年に東京証券取引所が再開。故郷に帰っていたギューちゃんは、再びひと旗あげようと株に手を出した。結果は大成功。朝鮮戦争の特需景気もあって、ギューちゃんは大金持ちになる。その勢いで、可奈子未亡人に求婚するが、彼女は結核に倒れた……。原節子が薄幸のマドンナを好演。

  • やっさもっさ

    制作年:

    「てんやわんや」(1950)、「自由学校」(1951)に次ぐ獅子文六原作=渋谷実監督コンビの第3作。終戦直後の横浜、駐留軍基地にある混血児収容所を舞台にしたコメディ。混乱した戦後社会への諷刺的な作品で、淡島のフレッシュな魅力と東山の存在感が印象的。

  • 続大番 風雲篇

    制作年:

    前作で大もうけした金も株の大変動で一文なしとなり、丑之助は故郷に帰る。故郷で平和な日々を過ごしていると、兜町に帰ってこいという連絡がくる。そして好景気に乗って株で大もうけするのだが、折からの日華事変で大暴落し再びスッテンテンになってしまう。加東のギューちゃんも2作目とあってのびのびと演じきっている。

  • 大番

    制作年:

    四国の寒村に貧農の子として生まれた赤羽丑之助は町の富豪・森家の令嬢・可奈子の美しさに呆然自失となる。やがて上京した丑之助は株屋に小僧として住み込む。

  • 鰯雲

    制作年:

    成瀬巳喜男監督が初めて手がけたカラー・ワイドスクリーン作品。和田伝の同名小説を社会派の橋本忍が脚色、東京近郊の農村問題を扱っている。女性映画を得意とし、都会の下町を好んで描く成瀬監督としては異色の題材ながら、田園風景の叙情豊かな描写が秀逸だ。

  • 好人好日

    制作年:

    笠智衆と岩下志麻が父娘に扮し、ほのぼのとした情愛を見せる人情ドラマ。奈良の大学の数学教授・尾関は、数学以外には無関心の変人。その娘・登紀子には竜二というフィアンセがいるが、彼女は父が竜二を気に入るかどうかが気掛かりで……。随所にユーモアを交えながら、娘を温かく見つめる父親を演じた笠智衆の好演が光る。

  • 最後の審判

    制作年:

    玉つき屋のマスター・次郎は、海外に単身赴任中のいとこ、利一郎の妻・正子と関係を結ぶ。正子に多額の貯金があることに目をつけた次郎は、恐るべき完全犯罪をたくらむのだが……。W・P・マッギバーンの同名原作を堀川弘通が映画化したサスペンス。仲代達矢がハングリーな若者像を好演している。

  • 雪之丞変化〈1959年〉

    制作年:

    おなじみの娯楽時代劇をマキノ雅広が東映スコープで再映画化した。手代の謀略にかかって処刑された長崎の豪商の一子・雪太郎が、歌舞伎女形・雪之丞となって仇討ちの機会を狙うというお話。大川橋蔵は雪之丞、盗賊・闇太郎及び雪之丞の父親の三役を一人で演じ分けている。

  • 妻として女として

    制作年:

    ある中年の大学教授をめぐり、長い間愛人として尽くしてきた女と、子供ができない身体のため、その愛人の子を引き取って育てた妻との対立を描いた成瀬巳喜男作品。高峰、淡島の火花散る演技合戦はすさまじく、どっちつかずの男を演じる森雅之の圧倒的な存在感も強い印象を残す。三者が対面するクライマックスは圧巻。

  • 故郷〈ふるさと〉〈1998年〉

    制作年:

    【76歳のおばあちゃんがマラソンで日本縦断に大挑戦!】 「GOING WEST 西へ…」で“おばあちゃんパワー“を描いた向井寛と淡島千景コンビの痛快な一編。突然、沖縄から北海道を目指すマラソン行脚を始めた老婆に日本中が大騒ぎになる。

  • 八州遊侠伝 源太あばれ笠

    制作年:

    「白鷺三味線」(1955)に続く、“八州遊伝“もの第2作。悪役人・大月忠馬の手から逃れた大岡源太郎。忠馬は、源太郎の恋人・お町をさらい、さらにお町の父・喜左衛門の命を狙う。かつて、忠馬は喜左衛門とともに幕府へ献上する、財宝と名器・白鷺三味線を奪った過去があり、事のすべてを知っている者を殺そうとしていたのだ。源太郎は、忠馬の悪事に立ち向かう……。

  • 大奥絵巻

    制作年:

    11代将軍・徳川家斉は、愛妾に町家育ちの純真な娘・お阿紀を選ぶが、大年寄らの激しい嫉妬を買い苦境に追い込まれる。叙情派・山下耕作監督が、溝口健二の愛弟子・成沢昌茂の脚本を得て、腰のすわった演出を見せる。

  • 喜劇 駅前火山

    制作年:

    西郷隆盛の曽孫・次郎は桜島一体を観光地にしようと、地熱発電所を作るための海底ボーリングを計画した。次郎に肩入れする鹿児島屋の社長・徳之助と反対する網元の孫作。この話に二人のペテン師も目をつけ……。

  • 喜劇 駅前怪談

    制作年:

    信玄の隠し湯がある小さな村に、レジャー・ランドを建てようと観光会社が乗り込んで来た。賛成派の地主たちと反対派の徳之助や孫作たち。温泉の権利を握っているおくま婆さんの孫娘が突然東京から帰って来て、権利を売ろうとして婆さんと対立するが……。

  • 路傍の石〈1964年〉

    制作年:

    山本有三の同名小説を戦後3度目の映画化。総代として学校を卒業した吾一は将来の夢を思い描いていたが、飲んだくれの父のために進学できずに呉服屋に奉公に出る。つらい日々を耐えながら、同じ境遇の友人たちとの語らいに吾一は勇気づけられていく……。

  • 喜劇 駅前医院

    制作年:

    私鉄沿線・N駅の商店街のはずれに森田医院がある。若先生と看護婦たちは慰安旅行中で、老先生が留守番をしている。そこへ巡査が若い娘をつれてやって来た。昨夜暴漢に襲われたという。娘がその男にかみついた鼻の傷だけを頼りに捜査に乗り出し、表通りにいたマスクをつけた男が怪しいとにらんだ巡査。街のチンピラ・次郎の助けを借りて逮捕したが、この犯人が次郎の親分の兄弟分である組長の息子だったから大変……。

  • 天保六花撰 地獄の花道

    制作年:

    練堀小路の河内山宗俊は、武士たちに追われる元松江藩士・金子市之丞を救う。市之丞は公金横領の罪を着せられて殺された父の仇・家老北村大膳を狙っていた。河内山は、市之丞の父の無罪を晴らし、大膳の悪行を暴くため、松江藩邸に乗り込んで大芝居を打つ……。名匠マキノ雅広監督の娯楽時代劇。

  • 八州遊侠伝 白鷺三味線

    制作年:

    旗本くずれのヤクザ・大岡源太郎は三味線のつま弾きで唄ったりする粋者で、喧嘩にも強いという男。この白鷺の源太が下総飯岡で横暴をきわめる役人・大月忠馬の陰謀を探り出すべく命を受け、下総に乗り込んでいく。恋とアクションの痛快任侠時代劇。近衛十四郎が敵・秋山要役で豪放な剣を振るい、スターの座に返り咲き、高田浩吉が歌う同名主題歌も大ヒットした。

  • 母を慕いて

    制作年:

    昭和を代表するビッグ歌手の美空ひばりが十代の時、歌だけでなく演技に開眼した一作。当時大ヒットを飛ばしていた田端義夫ことバタヤンら歌手陣が特別出演している。親子の絆、家族愛を描いたヒューマン・ドラマ。育ての親の元を離れ、父と離婚した京都の母のところへ引き取られた娘だが、別の家庭を持つ東京の父が、別れたしょく罪から娘を引き受けた。娘の気持ちは?

  • 白浪五人男 天下の大泥棒

    制作年:

    八丈に島流しになっていた主人公が、島で死んだ老人がいまわの際に残した言葉から、島を抜け出して“謎の壷“を求めて花のお江戸に現れる。森繁・フランキー・アチャコなど“五人男“の顔ぶれの面白さに加えて女優陣の多彩さも見ものの喜劇。

  • 花の生涯 彦根篇 江戸篇

    制作年:

    井伊直弼の波乱にとんだ生涯を、舟橋聖一の原作をもとに描いた大河ドラマ。彦根藩主から江戸へ下り、のちに大老となって開国条約の処理にあたり、桜田門外で暗殺されるまでを、3時間の長尺だが、力のある演出で見せる。歌舞伎役者の松本幸四郎(当時)が映画初出演。

  • 王将〈1962年〉

    制作年:

    伊藤大輔監督による北条秀司の有名戯曲の3度目の映画化。天才棋士・坂田三吉に三國連太郎が扮し、重厚でアクの強い演技を見せる。ワイドスクリーンに描かれる貧しい裏長屋の風景が秀逸。村田英雄の歌った同名主題歌(作詞:西条八十、作曲:船村徹)は大ヒットしてスタンダード化した。

  • 成瀬巳喜男/記憶の現場

    制作年:

    【女性映画の名匠・成瀬巳喜男の製作現場を振り返る 】 生誕100年を迎えた名匠、成瀬巳喜男の“現場“を知るスタッフや俳優に当時の様子をインタビューした記録映画。監督には、成瀬作品『浮雲』で衝撃を受けたという石田朝也が、成瀬監督と“現場“を共にした撮影監督や助監督、美術担当をしたスタッフをはじめ、司葉子や小林桂樹、草笛光子など豪華俳優陣と共に、その当時の様子を映し出していく。女性映画の名手と謳われた、成瀬巳喜男の製作現場が如何なるものであったのかを、心ゆくまで紐解き、日本映画への造詣を深められる1本だ

  • シベリア超特急5

    制作年:

    【反戦を訴え、水野晴郎が5度叫ぶ】 映画評論家・水野晴郎の代名詞となった『シベリア超特急』シリーズの最新作は、義経伝説をモチーフにした若き冒険家の活躍を描く娯楽大作。シリーズ初となる本格アクション・シーンの数々や、CGで構築した万里の長城など見所満載。全作品に共通する戦争反対のテーマも相変わらず健在だ。

  • 維新の篝火

    制作年:

    池波正太郎の『色』をもとに、土方歳三とお房との恋と別れを描いた恋愛時代劇。鬼と呼ばれた剣士が、恋の真情に酔いつつも、鳥羽伏見の戦いに身を投じていく姿が、片岡千恵蔵の貫禄ある演技で綴られる。新選組に材を採った作品のなかでも哀切漂う異色の1本。

  • 喜劇 駅前番頭

    制作年:

    大学を出て旅館“一心亭“の番頭になった次郎。新しがりやの主人・徳之助と古風な頑固者の支配人・孫作とが対立している。徳之助を尻に敷く女房の圭子も含めて、次郎は3人から期待されることとなった。

  • ラストダンス・離婚式

    制作年:

    【妻とは? 夫とは?“沈没“する絆たちの行方】 豪華客船上で繰り広げられる盛大な“離婚式“。そこに参加したカップルの悲喜こもごもを描く群像人情劇だ。川崎麻世、ジェームズ三木ら私生活が話題になった面々の登場も要チェック。

  • 江戸っ子肌

    制作年:

    女をめぐって戦う、正統派時代劇の佳品。火消し加賀鳶の小頭、吉五郎は旗本・向井にさらわれそうになっている娘を助ける。彼女はおもんといい、加賀鳶と対抗する、は組の次郎吉の妹だった。一時は心を通い合わせる吉五郎と次郎吉だったが、火事場のいさかいからまた嫌悪なムードに。そんな時、おもんに再び向井の魔の手が伸びてくる。

  • 喜劇 駅前音頭

    制作年:

    小田急線沿線の商店街を舞台にした一編。駅前商店街で対立する森田屋呉服店の徳之助とBON洋装店の孫作。盆踊りを浴衣でやるかアロハにするかでまたまた大もめ。

  • 絵島生島

    制作年:

    徳川中期、幕府七代将軍の座をめぐって江戸城・大奥が暗躍する中、その政治の犠牲となった御殿女中・絵島と、歌舞伎役者・生島の美しくも悲しい愛を描いた悲恋物語。女性ものに定評のある舟橋聖一の原作を大庭秀雄が監督、淡島千景が絵島を、九代目市川海老蔵が生島を熱演している。

  • 螢火

    制作年:

    織田作之助の原作『螢』を五所平之助監督が映画化。伏見の船宿“寺田屋”の女将・お登勢はしっかり者で、甲斐性なしの夫・伊助を助けて店をきりまわしているが、伊助は妾を囲っていた。そんなある日、捕り方に追われた坂本竜馬が“寺田屋”へ飛び込んでくる……。五所平之助監督にとって唯一の本格的な時代劇。坂本竜馬のような有名人が登場するにもかかわらず、五所監督はここでも市井の平凡人の視点に立って人生の機微をじっくりと描いている。しっかり者のお登勢に扮した淡島千景が好演、同じ年に出演した成瀬巳喜男監督の「鰯雲」との2作によって毎日映画コンクール女優主演賞を受賞した。

  • 喜劇 駅前温泉

    制作年:

    奥地の温泉場にデラックス・ホテルが建って以来、駅前温泉はさびれるばかり。誠意がモットーの観光協会理事長と現代的なセンスこそが必要とゆずらない孫作。孫作は次期理事長を狙っているようだ。さて駅前温泉の復興なるか。理事長には森繁、孫作には伴が扮する。

  • 喜劇 駅前百年

    制作年:

    第1作「駅前旅館」以来久々に豊田四郎監督がメガホンを執った。上野駅前の旅館“葵館”は伴野孫作が経営しているが、ライバルの“ホテル赤門”では観光会社の次郎のあっせんもあって大繁盛。さびれる一方の葵旅館は近代化をはかる。

  • 君の名は・総集編

    制作年:

    戦前の「愛染かつら」と並ぶ“スレ違いメロドラマ“の代表作。原作は1952年からNHKで放送された菊田一夫のラジオドラマ。放送が始まると女湯がカラになるという伝説を生んだメロドラマだったが、映画は3部作として作られた。東京大空襲下の数寄屋橋で出会った男女が互いに名も明かさず、半年後の再会を約束して別れたが、様々な障害のためになかなか出会うことができず、女は心ならずも他の男と結婚してしまう。やがてその結婚は破局を迎えるが……。舞台は日本全国に広がり、主題歌とともに岸恵子が首に巻いた長いストールが“真知子巻き“として流行。主人公の名を冠したキャラクター・グッズもいろいろ売り出された。完全版のTAPE(3巻・378分)も出ている。DVDタイトルは「君の名は DVD-BOX」。

  • 気違い部落

    制作年:

    きだみのるの小説『気違い部落周遊紀行』を菊島隆三が脚色、渋谷実が演出した。東京近郊の奥多摩山村に、株屋と高利貸の二人のボスに牛耳られている“気違い部落“と呼ばれる村がある。農民はやせた狭い土地にひしめいていた。そんななかで、土地問題から村八分にされた鉄次の一家が村に敢然と反抗する……。日本の農村社会の前近代的な構造を取り上げ、前半では戯画化し後半でやや深刻に描いている。伊藤雄之助がガンコ者の親爺を好演。渋谷実は、大船調の風俗喜劇に社会派の色あいを持たせた上で、農村のファルス劇を作り上げた。いつもの名調子で解説する森繁久彌の語りも聞きもの。

  • 酒と女と槍

    制作年:

    豊臣時代の末期、槍の名人・富田高定は切腹に失敗し、山村に引きこもって静かに暮らしていた。が、関ケ原の合戦が始まり、侍の血を呼びさまされた高定はまた戦場に赴いていく……。武士道に封建社会の矛盾という、内田吐夢が一貫して描き続けたテーマを扱った力作。

  • 喜劇 駅前競馬

    制作年:

    藤本義一が初めて脚本を担当。ホルモン料理屋の主人・徳之助、競馬新聞社社長の次郎、風呂屋の主人はいずれも競馬狂いで子どもがいない。ヨシツネヒカリという馬の馬主となった亭主連、さてレースに勝てるか?

  • 喜劇 百点満点

    制作年:

    森繁久彌の芸能生活40周年記念映画。かつて“社長“シリーズや“駅前“シリーズで活躍したスターたちが総出演し、演出も“社長“シリーズのベテラン・松林宗恵である。三流予備校校長と出来の悪い生徒たちとの交流をユーモラスに描いている。

  • 修禅寺物語

    制作年:

    北条氏によって修禅寺に追放され、絶望の淵にあった鎌倉幕府の二代将軍・源頼家と、夜叉王の娘・桂の激しい情艶の世界を描いた作品。桂役の淡島千景が堂々と大役をこなし、高橋貞二の頼家とともに重厚な演技を見せる。歌舞伎役者の坂東簔助も好演。

  • 喜劇 駅前天神

    制作年:

    予備校職員の徳之助は、浮浪児だった次郎を今日まで我が子同様に育てあげてきた。お好み焼き屋のママ・景子はかつて徳之助との間に由美を生んでいた。徳之助は由美を次郎と一緒にさせようとするが、次郎は同じお好み焼き屋の店員・染子に首ったけ。これに町内のまとめ役・魚屋の孫作が絡んで、さてどうなることやら……。

  • 忠臣蔵 花の巻 雪の巻〈1954年〉

    制作年:

    大曽根辰夫の正攻法の演出による“松竹オールスター版“。大石内蔵助を松本幸四郎(8代目)が、浅野内匠頭を高田浩吉が演じ、ともに熱の入った演技をみせる。本懐を遂げた赤穂四十七士が、主君の墓に参るラストの名調子は圧巻。

  • 善魔

    制作年:

    某ブルジョア・マダムが離婚。それを二人の新聞記者が追いかけていくが……。岸田国士の原作小説を、小津とのコンビで不朽の名作群を生みだした野田高梧が脚色。三國連太郎のデビュー作で、彼の芸名は本作の役名をそのままいただいたもの。

  • 喜劇 駅前大学

    制作年:

    かつての落ちこぼれ浪人生たちの20年後。徳之助は今や東台大学教授。孫作は駅前デパートの店長となり、三平は大学近くの雀荘のオヤジ。なぜかウマの合う3人組に大学の体育教師・次郎も加わってのてんやわんや。

  • 化身〈1986年〉

    制作年:

    中年文芸評論家の愛人となったヒロインが、男との付き合いによって徐々に変身を遂げ、さらには自立へと目覚めていく過程を描いた作品。宝塚出身のヒロイン・黒木瞳が大胆なヌードを見せて話題に。原作は『日本経済新聞』に連載された渡辺淳一の同名小説。

  • 喜劇 駅前満貫

    制作年:

    駅前通りのマージャン屋の主人・徳之助は大繁盛にゴキゲン。近所のミカン売り・孫作とアイデア・センターの次郎は悪友連。次郎は人口胸毛など新製品開発に燃えているが失敗ばかり。彼らとキレイな女性たちが巻き起こす珍騒動。

  • 喜劇 駅前金融

    制作年:

    場末の繁華街にある金成ビルの管理人・伴野孫作は金の亡者で商人相手の高利貸し。40歳にして経理士の資格を取った森田徳之助とインテリのバンドマン・次郎が絡む結婚コメディ。

  • 喜劇 駅前茶釜

    制作年:

    呑福茶釜の伝説で名高い“呑福寺“は観光バスで大繁盛。住職は笑いが止まらない。住職にウラミをもつ古道具屋と境内のショバ代を値上げされた記念写真屋は別の茶釜の伝説をデッチあげ、新しい寺をつくって対抗することになった。住職は伴、古道具屋は森繁、写真屋は堺。

  • 喜劇 駅前飯店

    制作年:

    主人公3人が中国人に扮する。新橋・雷燕飯店の徳と横浜のラーメン屋・孫、それに貿易商の周は仲が良い。だがコックだった周の父親が不老長寿の酒の製造法を書いた文献をどこかに残していると聞いて、彼らは発見に血まなこになる。徳に森繁、孫に伴、周に堺が扮する。

  • 陽気な渡り鳥

    制作年:

    子供時代の美空ひばりを主演とした軽快な人情劇。唄のうまい孤児のみどりは、養父母に邪魔にされていたため、町へ来た奇術師に優しくされたのが忘れられず一座について巡業にまわることになる……。美空ひばりの歌をふんだんにとり入れた大船調の温かい映画。

  • 喜劇 駅前女将

    制作年:

    両国駅前の酒屋“吉良屋“の主人・徳之助と柳橋の“孫寿子“の主人・孫作は義理の兄弟で仲が良い。だが徳之助が、バーのマダムにダブルベッドを買ってやったことから騒動がもち上がる。

  • 黄色いからす

    制作年:

    小学生の清は母親と二人で暮らしていたが、そこへ父が中国から復員した。父はかつての後輩の下で働くことになった不満もあり、清にも冷たい。また子供も生まれて、清はますます疎外感を感じるようになる。しかしやがて一家のわだかまりは解けて……。家族愛ドラマの佳作。題名は清が情緒不安定な心理から描いた絵によっている。

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