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國村隼

國村隼
出身地:大阪府
生年月日:1955/11/16

國村隼 出演映画作品

  • 東京カウボーイ

    東京カウボーイ

    制作年:2024年6月7日(金)公開

    『福田村事件』の井浦新が、アメリカ映画デビュー・初主演を飾ったヒューマンドラマ。アメリカのモンタナ州に出張した日本のビジネスマンが、カウボーイ文化に触れて徐々に変わっていく様を描く。監督は『男はつらいよ 寅次郎心の旅路』の海外現場に携わったマーク・マリオット。共演はゴヤ・ロブレス、藤谷文子、ロビン・ワイガート、國村隼ら。

  • 碁盤斬り

    碁盤斬り

    制作年:2024年5月17日(金)公開

    『ミッドナイトスワン』の草なぎ剛が主演を務めた、本格時代劇。古典落語をベースに、あらぬ嫌疑をかけられ藩を離れた浪人が、亡き妻の忘れ形見の娘のために命を懸けた仇討ちを誓う様を描く。監督は『死刑に至る病』の白石和彌。共演は連続ドラマ『おかえりモネ』の清原果耶、中川大志、奥野瑛太、音尾琢真、市村正親、斎藤工、小泉今日子ら。

  • 陰陽師0

    陰陽師0

    制作年:2024年4月19日(金)公開

    平安時代に活躍した安倍晴明を描いた、夢枕獏の『陰陽師』シリーズを『アンフェア』の佐藤嗣麻子監督が映画化。若き日の安倍晴明が、皇族を襲う怪奇現象解決の依頼をしてきた貴族と反目しながらも、都を巻きこむ陰謀に対峙する。主演は山崎賢人、共演は染谷将太、奈緒、安藤政信、村上虹郎、板垣李光人、北村一輝、小林薫ら。呪術監修は加門七海。

  • 犯罪都市 NO WAY OUT

    犯罪都市 NO WAY OUT

    制作年:2024年2月23日(金)公開

    マ・ドンソクが主演を務め、韓国で4週連続1位を記録したアクションエンタテインメント。ベトナムでの一斉検挙から7年後、マフィアも恐れる刑事が、ある事件にかかわる日本のヤクザの情報を掴む。監督は前作『犯罪都市 THE ROUNDUP』に引き続きイ・サンヨン。共演は『神と共に』シリーズのイ・ジュニョク、青木崇高、國村隼ら。

  • 君たちはどう生きるか

    君たちはどう生きるか

    制作年:2023年7月14日(金)公開

    2013年公開の『風立ちぬ』以来約10年ぶりとなる宮崎駿の監督作。映画タイトルは吉野源三郎による同名児童文学の題名を冠するが、内容はそれに準じずオリジナルの物語が展開される。『風立ちぬ』以降には、長編映画の制作から引退するとの話があったが、本作は宮崎駿が監督・脚本を務め、スタジオジブリのファンのみならずとも期待の1作だ。

  • 鬼平外伝 老盗流転

    制作年:2022年12月16日(金)公開

    『鬼平外伝』シリーズの映像化第4弾。池波正太郎の短編集『江戸の暗黒街』に所収されているサスペンス『殺』を基に、フィルムノワールの世界が繰り広げられる。かつて仲間に裏切られ一味を追われた元盗賊のふたりの男が35年後に再会し、平穏な日常が陰る様を描く。監督は石原興。主演は橋爪功。共演は國村隼、岩村麻由美、益岡徹、山田純大ら。

  • アイ・アム まきもと

    アイ・アム まきもと

    制作年:2022年9月30日(金)公開

    『謝罪の王様』の主演・阿部サダヲと水田伸生監督が4回目のタッグを組んだヒューマンドラマ。役所に勤める主人公が、亡くなった人を“おみおくりする”仕事を通じて人と交流し、彼とその周りの人々の関係が、少しずつ変化していく様をユーモアを交えて描きだす。共演には満島ひかり、宇崎竜童、松下洸平、でんでん、松尾スズキらが名を連ねる。

  • ちょっと思い出しただけ

    ちょっと思い出しただけ

    制作年:2022年2月11日(金)公開

    『くれなずめ』の松居大悟監督が、オリジナル脚本を手がけたラブストーリー。今はもう別れてしまった男女の恋愛の軌跡を、1年間のある1日を6回描くことで映しだす。池松壮亮と伊藤沙莉がW主演を務め、河合優実、尾崎世界観、成田凌らが共演する。また、アーティストや動画クリエイター、ミュージシャン、お笑い芸人など多彩なキャストが出演。

  • 再会の奈良

    再会の奈良

    制作年:2022年2月4日(金)公開

    日中国交正常化50周年の節目に、映画製作プロジェクト“NARAtive2020”から生まれた、日中合作映画。中国人の老婆が、日本に帰国後行方が分からなくなった養女を探す姿を温かな目線で映しだす。監督・脚本を務めたのは、ポンフェイ。國村隼、ウー・イエンシュー、イン・ズー、秋山真太郎、永瀬正敏ら多彩なキャストが出演する。

  • MINAMATAーミナマター

    MINAMATAーミナマター

    制作年:2021年9月23日(木)公開

    ジョニー・デップが製作・主演を務め、伝説の写真家ユージン・スミスの遺作となった写真集を基に映画化したヒューマンドラマ。アイリーン・美緒子・スミスに依頼され、水俣市を訪れ、現地の人々の暮らしや抗議運動などを写真に収める姿を描く。真田広之、國村隼、加瀬亮、浅野忠信ら国際派日本人俳優陣が出演するほか、音楽を坂本龍一が務めた。

  • 映画 太陽の子

    映画 太陽の子

    制作年:2021年8月6日(金)公開

    柳楽優弥、有村架純、三浦春馬の豪華共演で話題となった同名TVドラマを、異なる視点と結末で描いた劇場版。第2次世界大戦の終盤、“日本の原爆開発”を背景に3人の若者たちの葛藤や青春が描かれる。『ひよっこ』や大河ドラマ『青天を衝け』の黒崎博が監督を務め、イッセー尾形、山本晋也、 ピーター・ストーメア、三浦誠己らが出演する。

  • ゾッキ

    ゾッキ

    制作年:2021年4月2日(金)公開

    『音楽』の原作者・大橋裕之による幻の初期作集『ゾッキA』『ゾッキB』を実写化。およそ30編にも及ぶ短編作品の中からいくつかのエピソードを織り交ぜ、個性豊かなキャラクターたちが織りなす奇想天外な人間模様が描かれる。日本を代表する俳優の竹中直人、山田孝之、斎藤工が共同監督を手がけた。出演は、吉岡里帆、鈴木福、満島真之介ら。

  • 騙し絵の牙

    騙し絵の牙

    制作年:2021年3月26日(金)公開

    ミステリー小説『罪の声』で注目を集める塩田武士によるベストセラーを、大泉洋主演で映画化。経営改革の嵐が吹き荒れる大手出版社を舞台に、廃刊寸前の雑誌を仕切る編集長が企てた、一発逆転の秘策をスリリングに描く。メガホンを取ったのは、『桐島、部活やめるってよ』の吉田大八監督。出演は、松岡茉優、佐藤浩市、宮沢氷魚、池田エライザら。

  • 樹海村

    樹海村

    制作年:2021年2月5日(金)公開

    興行収入14億円超えの大ヒットを記録した『犬鳴村』の清水崇監督による、富士の樹海を舞台にしたホラー。“絶対に入ってはいけない”と噂される富士の樹海で、怪事件に巻き込まれる姉妹の恐怖の体験を描く。『ジオラマボーイ・パノラマガール』の山田杏奈、『太陽の家』の山口まゆがW主演を果たした。共演に倉悠貴、安達祐実、原日出子ら。

  • 映画 えんとつ町のプペル

    映画 えんとつ町のプペル

    制作年:2020年12月25日(金)公開

    西野亮廣が手掛けた人気絵本を基にしたファンタジックなアニメーション映画。煙突だらけで、黒い煙におおわれた“えんとつ町”を舞台に、少年とゴミ人間プペルの物語が展開していく。製作総指揮、原作、脚本を西野亮廣が、監督を廣田裕介が務めた。アニメーション製作を担当したのは、数々のハイクオリティ作品を生み出しているSTUDIO4℃。

  • ミッドウェイ

    ミッドウェイ

    制作年:2020年9月11日(金)公開

    巨匠ローランド・エメリッヒが構想20年をかけた戦争スペクタル超大作。真珠湾攻撃からミッドウェイ海戦を題材に、実在した勇敢な軍人たちの決意と犠牲を描く。アメリカ海軍兵を演じるのは、エド・スクライン、パトリック・ウィルソン、デニス・クエイドら。ハリウッド映画デビューとなる豊川悦司をはじめ、浅野忠信や國村隼らも出演している。

  • ステップ

    ステップ

    制作年:2020年7月17日(金)公開

    重松清による同名小説を映画化した家族ドラマ。結婚3年目に妻を亡くした主人公とその幼い娘が、周囲の人々との交流の中で成長していく姿を綴った10年間の物語を描く。数多くのエキセントリックな役柄を演じてきた山田孝之が、初のシングルファーザー役に挑戦。亡き妻への思いを内に秘めた主人公が“家族“を築き上げていく過程を体現する。

  • 影裏

    影裏

    制作年:2020年2月14日(金)公開

    沼田真佑の芥川賞小説を映画化したヒューマンミステリー。行方不明になった友人の足跡をたどる会社員の姿を通して、人間ならば誰もが隠し持つ“影/裏“の部分をあぶり出していく。『るろうに剣心』『3月のライオン』などのヒットメーカー、大友啓史監督と実力派俳優の綾野剛、松田龍平の強力タッグが、観る者を濃密な人間ドラマの世界へ誘う。

  • 見えない目撃者

    見えない目撃者

    制作年:2019年9月20日(金)公開

    『ハッピーウェディング』などの吉岡里帆が、視力を失った元女性警察官という難役にチャレンジしたサスペンススリラー。自らの過失で弟を失った上に失明し、警察官への道も閉ざされたヒロインが、女子高生連続殺人事件の真相を追う姿を描き出す。監督は『リトル・フォレスト』などを手掛けた森淳一が務め、若手実力派俳優の高杉真宙が共演する。

  • タロウのバカ

    タロウのバカ

    制作年:2019年9月6日(金)公開

    『日々是好日』の大森立嗣監督が、オリジナル脚本で撮った社会派ドラマ。戸籍がなく、自身の本名さえない少年を含む悪友3人組の先の見えない日々と、それでもなお消えることのない青春の輝きを描き出す。大森監督に見出された新人・YOSHIが主演を務め、ドラマに映画にと出演作の相次ぐ菅田将暉や若手実力派として活躍の続く太賀が共演する。

  • アルキメデスの大戦

    アルキメデスの大戦

    制作年:2019年7月26日(金)公開

    『永遠の0』『SPACE BATTLESHIP ヤマト』の山崎貴監督が、三田紀房の同名漫画を映画化した歴史エンタテインメント。第2次世界大戦時を舞台に、巨大戦艦“大和“の建造阻止に挑んだ若き天才数学者の姿を描く。主演を菅田将暉が演じるほか、柄本佑、浜辺美波、笑福亭鶴瓶、小日向文世、國村隼、橋爪功、舘ひろしなどが出演する。

  • かぞくいろ―RAILWAYS わたしたちの出発―

    かぞくいろ―RAILWAYS わたしたちの出発―

    制作年:2018年11月30日(金)公開

    人生を鉄道になぞらえて描いてきた『RAILWAYS』シリーズの3作目。“肥薩おれんじ鉄道“が走る九州の海沿いの情景を背景に、夫の突然の死によってシングルマザーとなった女性が、夫の故郷である鹿児島で、血のつながりがない息子や義父と共に人生の再出発を図る姿を映し出す。人気絶頂の女優・有村架純が主演を務め、國村隼らが出演する。

  • 十年 Ten Years Japan

    十年 Ten Years Japan

    制作年:2018年11月3日(土)公開

    世界各国の映画祭で大反響を呼んだ香港のオムニバス映画『十年』から始まった国際共同プロジェクトの日本バージョン。是枝裕和監督による総合監修のもと、5人の新鋭監督と幅広い世代の実力派キャストが集結。現在の日本が抱える社会の高齢化、原発といったさまざまな問題を見すえながら、10年後の近未来を描く5つのエピソードが展開される。

  • 泣き虫しょったんの奇跡

    泣き虫しょったんの奇跡

    制作年:2018年9月7日(金)公開

    『青い春』の豊田利晃監督が、現在プロ棋士として活躍する瀬川晶司五段の自伝を基に描く人間ドラマ。一度はプロの道を諦めた男が、再びプロを目指し、夢を実現させる姿を描く。主人公の“しょったん“こと瀬川役を演じるのは『舟を編む』の松田龍平。最大のライバルとなる鈴木役を人気ロックバンド“RADWIMPS“の野田洋次郎が演じる。

  • パンク侍、斬られて候

    パンク侍、斬られて候

    制作年:2018年6月30日(土)公開

    芥川賞作家・町田康が2004年に発表した同名小説を基に、宮藤官九郎が脚本を手がけ、綾野剛が主演したエンタテインメント大作。江戸時代を舞台に、超人的剣客にしてテキトーなプータロー侍が、自らが蒔いた種によって生まれる大惨事に七転八倒する姿を描き出す。監督は『シャニダールの花』でも綾野とタッグを組んだ不世出の鬼才、石井岳龍。

  • ちはやふる -結び-

    ちはやふる -結び-

    制作年:2018年3月17日(土)公開

    2016年に観客動員200万人超えの大ヒットを記録した『ちはやふる -上の句・下の句-』の続編。広瀬すずをはじめとする主要キャストが再結集し、高校最後の全国大会を目指す瑞沢高校競技かるた部の恋と友情が描かれる。史上最強の名人・周防役の賀来賢人や、千早のライバルで現役準クイーン・我妻役の清原果耶など新キャストにも注目だ。

  • マンハント

    マンハント

    制作年:2018年2月9日(金)公開

    “香港ノワール”というジャンルを確立させた巨匠ジョン・ウー監督が、高倉健主演作で知られる『君よ憤怒の河を渉れ』を再映画化。『戦場のレクイエム』のチャン・ハンユーと福山雅治をダブル主演に迎え、罪を着せられた中国人弁護士と日本の刑事が陰謀を暴くべく協力する姿を描く。スタイリッシュなアクションと熱い友情ストーリーに注目だ。

  • DESTINY 鎌倉ものがたり

    DESTINY 鎌倉ものがたり

    制作年:2017年12月9日(土)公開

    映画『ALWAYS 三丁目の夕日』チームが再結集した山崎貴監督最新作。『三丁目の夕日』と並ぶ西岸良平氏のベストセラー漫画『鎌倉ものがたり』を原作に、鎌倉で暮らす新婚夫婦の不思議な日々を描く。堺雅人と高畑充希が夫婦役で初共演するほか、堤真一、薬師丸ひろ子、三浦友和、安藤サクラ、中村玉緒など豪華キャストが集結する。

  • 鋼の錬金術師

    鋼の錬金術師

    制作年:2017年12月1日(金)公開

    全世界シリーズ累計発行部数7000万部を突破した荒川弘による大ヒット漫画を山田涼介主演で映画化。最愛の母を亡くした兄弟の波乱に満ちた冒険と成長の物語を描く。本田翼、ディーン・フジオカ、松雪泰子ら豪華キャストの共演に加え、『タイタニック』でCGを手掛けた曽利文彦監督が生み出す“錬金術“を駆使したアクションシーンにも注目だ。

  • KOKORO

    KOKORO

    制作年:2017年11月4日(土)公開

    國村隼、安藤政信、門脇麦らが出演するベルギー・フランス・カナダの合作映画。『荒野の彼方へ Beyond the Steppes』のヴァンニャ・ダルカンタラがメガホンを取り、フランスと日本を舞台に、心に傷を負った人間の再生のドラマを繊細に描く。『奇跡のひと マリーとマルグリット』の演技派イザベル・カレがヒロインに扮する。

  • ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章

    ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章

    制作年:2017年8月4日(金)公開

    累計発行部数1億部を記録し、海外からも高く評価されている荒木飛呂彦の大人気コミックを三池崇史監督が実写化。19世紀末のイギリスを舞台にした第1部から始まる、“ジョースター家“の代々の戦いを描く大河ストーリーの中で、今回は第4部『ダイヤモンドは砕けない』をピックアップし、描いていく。主人公、東方仗助を演じるのは山崎賢人。

  • 忍びの国

    忍びの国

    制作年:2017年7月1日(土)公開

    『のぼうの城』で脚光を浴びた和田竜の原作小説を大野智主演で映画化する戦国エンターテインメント大作。『殿、利息でござる!』の中村義洋が監督を務め、史実をベースに織田軍と伊賀・忍び軍団の合戦をダイナミックに描く。大野は、怠け者だがいざとなれば超人的力を発揮する史上最強の忍び・無門に扮し、本格的なアクションにも初挑戦している。

  • 哭声/コクソン

    哭声/コクソン

    制作年:2017年3月11日(土)公開

    『チェイサー』『哀しき獣』で韓国のみならず世界を仰天させた鬼才ナ・ホンジン監督の最新作。平和な田舎の村で、村人が家族を惨殺する事件が連続発生。誰も正体を知らないよそ者の男に疑惑が集中していく顛末を、じわじわと恐怖を煮詰めるように描き出す。物語の鍵を握る“よそ者”を日本の國村準が怪演し、すでに多くの演技賞に輝いている。

  • 破門 ふたりのヤクビョーガミ

    制作年:2017年1月28日(土)公開

    黒川博行の大人気“疫病神シリーズ“で直木賞受賞作品『破門』が映画化。監督を務めるのは『マエストロ!』の小林聖太郎。金を持ち逃げされた強面ヤクザ(佐々木)と口だけは達者な建設コンサルタント(横山)が資金回収に奔走し、組同士のトラブルに巻き込まれていく様を描く。凸凹コンビが繰り広げる関西弁の掛け合いやアクションは必見。

  • 海賊とよばれた男

    海賊とよばれた男

    制作年:2016年12月10日(土)公開

    『永遠の0』の原作者、百田尚樹のベストセラー小説を、同作の山崎貴監督と主演の岡田准一のタッグが映像化。戦後の復興期を背景に、石油業の販売に尽力した男の不屈の闘志を描き出す。激しい逆風の中で、必死にもがいて前進しようとする人間の力強い生き方が胸を打つ。空襲後の廃墟と化した東京の風景などの、圧倒的なVFX映像も見どころだ。

  • シン・ゴジラ

    シン・ゴジラ

    制作年:2016年7月29日(金)公開

    『エヴァンゲリオン』シリーズの庵野秀明が脚本・総監督を、実写版『進撃の巨人』の樋口真嗣が監督・特技監督を務める特撮映画『ゴジラ』の最新作が登場。政府関係者役で長谷川博己、竹野内豊、米国エージェント役で石原さとみが出演する。ゴジラの体長は最大とされたハリウッド版ゴジラの108メートルをはるかに上回る過去最大になる見込みだ。

  • ちはやふる -下の句-

    ちはやふる -下の句-

    制作年:2016年4月29日(金)公開

    コミックス累計発行部数1200万部を突破した末次由紀による人気漫画を2部作で映画化した青春群像劇の後編。映画初主演となる広瀬すずが主人公・綾瀬千早に扮し、“競技かるた=百人一首“で世界一になるべく奮闘する姿を描く。千早の幼なじみ・真島太一を野村周平、初恋相手・綿谷新を真剣佑が演じる。監督は『タイヨウのうた』の小泉徳宏。

  • ちはやふる -上の句-

    ちはやふる -上の句-

    制作年:2016年3月19日(土)公開

    末次由紀による大人気コミックを『海街diary』の広瀬すずを主演に2部作で映画化した青春群像劇の前編。『タイヨウのうた』『カノジョは嘘を愛しすぎてる』の小泉徳宏が監督・脚本を務め、“競技かるた=百人一首“に情熱を注ぐ高校生たちの友情や恋愛、成長を描く。野村周平、真剣佑、上白石萌音などみずみずしいキャストが顔を揃える。

  • 進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド

    進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド

    制作年:2015年9月19日(土)公開

    全世界累計発行部数が5000万部を超えるベストセラーコミックを映画化。2部作連続公開のクライマックスとなる後編。突如現れた“巨人”に人類が捕食される未来を舞台に、生存をかけて戦う人間の苦闘を描く。三浦春馬、水原希子、石原さとみらがハードな世界観で魅せる新境地に注目。監督は庵野秀明とともに新作『ゴジラ』を手がける樋口真嗣。

  • 天空の蜂

    天空の蜂

    制作年:2015年9月12日(土)公開

    次々にヒット作を発表し、映画化・ドラマ化も多い東野圭吾の小説の中でも“映像化不可能“とされてきた同名小説を、江口洋介、本木雅弘をキャストに迎えて映画化。最新鋭にして日本最大のヘリコプターを乗っ取り、原子力発電所の上空にホバリングさせるという前代未聞のテロ事件を起こした男との極限の心理戦をスリリングに描く。監督は堤幸彦。

  • at Home アットホーム

    at Home アットホーム

    制作年:2015年8月22日(土)公開

    作家・本多孝好の同名小説を竹野内豊と松雪泰子主演で映画化したヒューマンドラマ。どこにでもいる父、母、長男・長女・次男の5人家族。ところが血のつながりはなく、空き巣と結婚詐欺で生計をたてる犯罪一家だった。詐欺がばれて拉致された母親を、彼らは助け出すことができるか?荒唐無稽なようで真の家族の姿を問いかける技ありな感動作だ。

  • 進撃の巨人 ATTACK ON TITAN

    進撃の巨人 ATTACK ON TITAN

    制作年:2015年8月1日(土)公開

    社会現象を引き起こした諌山創原作の大人気コミックを、実写で映像化したスペクタクル。“巨人”と呼ばれる大型人種に支配された地上を舞台に、それに立ち向かう戦士たちの冒険を描く。『のぼうの城』等で最先端の特撮を見せつけた樋口真嗣が監督を務め、実写化不可能といわれた未知の世界を活写。三浦春馬ら若手俳優たちの活躍にも注目したい。

  • 寄生獣 完結編

    寄生獣 完結編

    制作年:2015年4月25日(土)公開

    岩明均の大人気コミックを映画化した二部作の完結編。謎の寄生生物“ミギー“と生きることになった平凡な高校生・新一の過酷な運命とバトルを描く。前作に続いて染谷将太が主人公・新一を演じ、阿部サダヲがモーションキャプチャー技術を使ってミギー役を熱演。『ALWAYS三丁目の夕日』シリーズの山崎貴監督が描くVFXシーンにも注目だ。

  • 寄生獣

    寄生獣

    制作年:2014年11月29日(土)公開

    コミックの累計発行部数が1100万部を突破した岩明均の人気コミックを二部作で映画化。謎の寄生生物“ミギー“と生きることになった平凡な高校生・新一の過酷な運命を描く。『ヒミズ』の染谷将太が主人公・新一を演じるほか、深津絵里、橋本愛が出演。『ALWAYS三丁目の夕日』シリーズの山崎貴監督と脚本家・古沢良太が再タッグを組む。

  • 渇き。

    渇き。

    制作年:2014年6月27日(金)公開

    『告白』の中島哲也監督が役所広司を主演に迎え、深町秋生の『果てしなき渇き』を映画化。突然、失踪してしまった優等生の娘を、元刑事の父親が捜索するうちに想像もしていなかった事態に巻き込まれていく姿を描く。主人公の娘役をオーディションで抜擢された新人の小松菜奈が演じるほか、妻夫木聡、オダギリジョー、中谷美紀らが顔を揃える。

  • 抱きしめたい-真実の物語-

    制作年:2014年2月1日(土)公開

    北海道・網走を舞台に、実在する男女が起こした奇跡の実話を、北川景子と錦戸亮の初共演で描いたラブストーリー。強烈な個性の女性とごく普通な男というアンバランスなふたりが出会い、恋に落ちたことで発生するさまざまなエピソードを、北海道の美しく雄大な自然を背景に描出。一生懸命に生きるふたりの真剣な想いに胸が熱くなる感動作だ。

  • あさひるばん

    あさひるばん

    制作年:2013年11月29日(金)公開

    大人気コミック『釣りバカ日誌』の原作者として知られるやまさき十三が、72歳にして初監督を務めた心温まるコメディ。かつて高校球児として白球を追いかけた浅本、日留川、板東の“あさひるばん“トリオが30年ぶりに再会し騒動を巻き起こす。國村隼、板尾創路、山寺宏一が出演するほか、映画『釣りバカ…』でおなじみの西田敏行も出演する。

  • 黒い殺意

    黒い殺意

    制作年:2013年10月12日(土)公開

    『爆裂都市』『凶女』を手掛けたサム・レオン監督が、中国サスペンス映画史上最高額の予算を投じて作り上げたミステリー。山梨のとある村にある旅館に嫁いだ中国の人気モデルの失踪を機に明かされる“村の秘密“と事件の真相を緊張感のある語りで描く。クリスティー・チョンやサム・リーのほか、日本からはでんでんと神楽坂恵、國村隼らが出演。

  • そして父になる

    そして父になる

    制作年:2013年9月28日(土)公開

    『誰も知らない』の是枝裕和監督の最新作は、病院で子供を取り違えられてしまった父親の葛藤を描いた感動ドラマ。福山雅治が是枝作品に初出演&初主演するほか、NHKの朝ドラ『カーネーション』の尾野真千子、福山とは大河ドラマ『龍馬伝』で夫婦役を演じた真木よう子が共演。普通の男性の心の揺れを、繊細に演じる福山雅治の新境地に注目。

  • 地獄でなぜ悪い

    地獄でなぜ悪い

    制作年:2013年9月28日(土)公開

    近年、『ヒミズ』『希望の国』といった社会的要素をはらんだ問題作を世に送り出している園子温監督が、「アクション映画を撮りたい」との願望から取り組んだ最新作。國村隼、堤真一を始めとする意表を突いたキャスティングのもと、まったく新しい形の過激な愛とバイオレンス、ユーモアを炸裂させる痛快エンターテインメントだ。

  • 許されざる者

    許されざる者

    制作年:2013年9月13日(金)公開

    米アカデミー賞4部門に輝いたクリント・イーストウッド主演・監督の傑作を、渡辺謙主演でリメイク。舞台を19世紀の北海道に移し、かつて江戸幕府の残党として京都中にその名を轟かせるも、二度と刀を持たないと誓った男が辿る数奇な運命を描き出す。『悪人』の李相日監督の下で、渡辺、佐藤浩市、柄本明ら演技派がしのぎを削る重厚な作品だ。

  • 少年H

    少年H

    制作年:2013年8月10日(土)公開

    妹尾河童の自伝的長編小説を、高倉健主演『あなたへ』も記憶に新しい降旗康男監督が映画化。昭和初期の神戸を舞台に、戦争に巻き込まれながらも信念と愛情でたくましく時代を生き抜いた家族の激動の20年間を描く。主人公・少年Hの両親を演じる水谷豊と伊藤蘭の夫婦役、韓国の広大なオープンセットで撮影した壮大なスケールの映像にも注目だ。

  • 風立ちぬ

    風立ちぬ

    制作年:2013年7月20日(土)公開

    日本だけでなく世界中にファンをもつ宮崎駿監督が、『崖の上のポニョ』以来、5年ぶりに発表する待望の新作。宮崎監督が模型雑誌「月刊モデルグラフィックス」で連載していた漫画を基に、航空技術者として活躍し零式艦上戦闘機の設計などを手がけた堀越二郎の10歳からの30年間のドラマと、映画オリジナルのヒロイン菜穂子との恋模様を描く。

  • メモリーズ・コーナー

    メモリーズ・コーナー

    制作年:2013年2月23日(土)公開

    フランスの新進気鋭監督オドレイ・フーシェ監督が、大震災後の神戸と淡路島を舞台に、フランス人ジャーナリストの女性の視点を通して、喪失感に苦しむ人々とその先にある希望を見つめた人間ドラマ。主演を注目の新人女優デボラ・フランソワが務めるほか、阿部寛や西島秀俊、國村隼、塩見三省、倍賞美津子ら豪華日本人キャストが出演している。

  • 遺体~明日への十日間~

    遺体~明日への十日間~

    制作年:2013年2月23日(土)公開

    “一切報道されなかった被災地の記録“と大きな反響を呼んだ石井光太のノンフィクションを基にしたヒューマン・ドラマ。『踊る大捜査線』シリーズの脚本家、君塚良一が監督を務め、西田敏行演じる主人公を軸に東日本大震災の知られざる真実を描く。未曾有の大災害に直面した人々は死とどう向き合ったのか? いま明かされる真実が深い感動を呼ぶ。

  • 横道世之介

    横道世之介

    制作年:2013年2月23日(土)公開

    『悪人』や『パレード』などで知られる作家・吉田修一の同名小説を、高良健吾、吉高由里子をキャストに迎えて映画化。1980年代の東京を舞台に、嫌みのない図々しさを持ち、人の頼みは断れないお人好しの大学生・横道世之介の日常と彼を取り巻く人々のその後を描く。『南極料理人』『キツツキと雨』で高評価を集めた沖田修一が監督を務める。

  • モンスターズクラブ

    モンスターズクラブ

    制作年:2012年4月21日(土)公開

    山小屋で隠居生活を送りながら、小包爆弾を送り全米を震撼させたという、数学者ユナボマーにインスパイアされ、『青い春』『空中庭園』の豊田利晃がメガホンを執った最新作。現代社会を捨て、雪山の小屋で孤独な生活を送る爆弾魔に瑛太が扮するほか、窪塚洋介、KenKen、草刈麻有らが出演。白銀の世界を捉えた鮮烈な映像にも注目だ。

  • 月光ノ仮面

    月光ノ仮面

    制作年:2012年1月14日(土)公開

    初演出作『板尾創路の脱獄王』で日本はもちろん海外の映画祭でも高評価を獲得した人気お笑い芸人、板尾創路の監督第2作。第2次世界大戦直後の混乱を背景に、戦地で記憶を失って帰還した噺家のさまよいを、ユーモラスかつ人間味豊かに描き出す。主演を兼任した板尾の妙演に加えて、浅野忠信や石原さとみら実力派アクターたちの共演も見もの。

  • 相棒-劇場版II-警視庁占拠!特命係の一番長い夜

    制作年:2010年12月23日(木)公開

    警視庁の窓際部署“特命係“で難事件を解決する刑事コンビの活躍を描き、今年6月で10周年を迎えた大人気TVシリーズ『相棒』の劇場版第2弾。警視庁内で発生した大事件に特命係のメンバーが挑む。前作で寺脇康文が演じた亀山薫に代わり、水谷豊=杉下右京の相棒となるのは、及川光博扮する神戸尊。新コンビの劇場版での活躍に期待したい。

  • オカンの嫁入り

    制作年:2010年9月4日(土)公開

    日本ラブストーリー大賞のニフティ/ココログ賞を受賞した、咲乃月音の人気小説『さくら色~オカンの嫁入り』を映画化。母の不意の再婚によって揺れ動く娘の心理を、ユーモラスかつ温かく描き出す。大竹しのぶと宮崎あおいが母娘に扮して、親子の葛藤をリアルに体現。『酒井家の幸せ』でデビューを飾った俊英、呉美保の繊細な描写にも注目を。

  • アウトレイジ

    制作年:2010年6月12日(土)公開

    監督デビューから20年を迎えた北野武が新たに挑んだバイオレンス・アクション。ヤクザの世界で男たちが生き残りをかけ、裏切り、駆け引き、激しい権力闘争を繰り広げる。主演のビートたけしをはじめ、椎名桔平、杉本哲太、石橋蓮司、加瀬亮など個性豊かなメンツが揃い、刑事役の小日向文世を除くすべてがヤクザ役として出演する。

  • BOX 袴田事件 命とは

    制作年:2010年5月29日(土)公開

    かつて『TATTO〈刺青〉あり』でも、実際の事件を映画化した高橋伴明監督が'66年に起き、冤罪か否かでいまだに解決していない、袴田事件の内実に迫った1作。放火により一家4人を殺害したとして逮捕された元プロボクサーの裁判を手がけた裁判官が、判決に疑問を抱き、弁護士に転身して、無罪証明のために奔走する重量級の1作だ。

  • 花のあと

    制作年:2010年3月13日(土)公開

    『武士の一分〈いちぶん〉』や『蝉しぐれ』、『山桜』など、映画化の続く藤沢周平の小説を基にした時代劇。阿部寛主演の『青い鳥』が高い評価を受けた中西健二監督が、古いしきたりが存在する江戸時代、精一杯自分らしさを貫くうら若き女性の生き様を、情感豊かに描きあげる。時代劇初挑戦となる北川景子が剣の腕が立つ主人公を熱演しているのにも注目だ。

  • 板尾創路の脱獄王

    制作年:2010年1月16日(土)公開

    是枝裕和監督の『空気人形』でも印象的な好演を見せていた板尾創路が初めてメガホンをとった渾身の一作。“脱獄“というきわめて映画的なモチーフを基に、飽くなき脱走を続ける男の謎を、骨太な映像筆致で見せる。黙して一切を語らぬ主人公を板尾自身が体現し、彼を見守る國村隼扮する看守との間に深遠な絆を描き出していく。結末をお楽しみに!

  • 劔岳 点の記

    劔岳 点の記

    制作年:2009年6月20日(土)公開

    数々の名作を手掛けてきた名カメラマン、木村大作の初監督作。原作は「八甲田山 死の彷徨」「武田信玄」などで知られる新田次郎の同名小説。前人未到の山、剣岳山頂に命賭けで挑んだ測量隊の勇姿を通して、日本人の魂を描き出す。実際に山に登って収めた雄大な景色、浅野忠信、香川照之、松田龍平、仲村トオルら、豪華俳優陣の共演にも注目を。

  • ジェネラル・ルージュの凱旋

    制作年:2009年3月7日(土)公開

    大ヒット作『チーム・バチスタの栄光』の名コンビ、窓際医師・田口と厚生労働省の役人・白鳥が再登場!前作から1年後の東城大学付属病院で起こった殺人と収賄の疑惑。“ジェネラル・ルージュ(血まみれ将軍)“の異名を持つ渦中の人物・速水はシロか、それとも……。竹内結子、阿部寛が続投するほか、物語の鍵を握る速水役を堺雅人が務める。

  • シルク〈2007年〉

    制作年:2008年1月19日(土)公開

    19世紀。フランス人青年が海を越えた極東の国で出会ったのは絹のように美しい少女だった。『海の上のピアニスト』の原作者アレッサンドロ・バリッコの小説を、『レッド・バイオリン』のフランソワ・ジラール監督が映画化。マイケル・ピット、キーラ・ナイトレイ、役所広司ら国際色豊かなキャストと壮大なスケールで洋の東西を越えた愛を描く。

  • やじきた道中 てれすこ

    制作年:2007年11月10日(土)公開

    世代を越えて愛される定番“弥次喜多道中もの“に新たな1作が加わる。46年振りの映画主演となる歌舞伎俳優、中村勘三郎と舞台・映画と幅広く活躍する柄本明が弥次喜多コンビを組んで繰り広げる珍道中。ちなみに“てれすこ“とは落語の名演目「てれすこ」でも広く知られる空想上の生き物のこと。本作の中にどう登場するかも楽しみだ。

  • 日本沈没〈2006年〉

    制作年:2006年7月15日(土)公開

    70年代に社会現象を呼び起こした小松左京のベスセラー小説を再映画化。1年以内に海に沈む日本列島の未曾有のパニックが、群像劇のスタイルで繰り広げられる。草なぎ剛と柴咲コウが演じる切なく熱いラブ・ストーリーの行方にもご注目。

  • 花よりもなほ

    制作年:2006年6月3日(土)公開

    ドキュメンタリーの手法で独自の作品を作り上げてきた是枝裕和監督が、時代劇に初トライ。仇討ちできない若侍を主人公に据えながら、長屋で暮らす愉快な住人たちの織り成す人間模様を主演に岡田准一を迎えてユーモアたっぷりに描き出す。

  • 空中庭園

    制作年:2005年10月8日(土)公開

    角田光代の同名小説を基に、家族の絆の崩壊と再生を描いた人間ドラマ。小泉今日子が『風花』以来4年ぶりに主演を務め、絶望を深めていく母親役を迫真の演技で好演する。原作とはひと味違うエンディングや、ほのかなぬくもりを演出するUAが歌う主題歌『この坂道の途中で』も印象的。

  • レディ・ジョーカー

    制作年:2004年12月11日(土)公開

    高村薫の同名小説を『OUT』の平山秀幸監督が映画化。大手ビール会社社長誘拐に潜む、社会の根源的な闇を、非凡な構成で暴き出す。ミステリーの体裁を冒頭から解体し、底知れぬ不気味さを湛えた集団劇として展開していく内容が鮮烈。善悪の概念を粉砕したハードボイルド作品だ。

  • ヴィタール

    ヴィタール

    制作年:2004年12月11日(土)公開

    『双生児』で、ほんの一瞬顔を合わせていた塚本晋也監督と浅野忠信がついに本格的にコラボレーション。交通事故で記憶喪失に陥った医学生が、恋人の遺体を解剖しながら“取り戻す”何かを凝視する。浅野の深遠な無表情の彼方に、神秘的な映画体験が待ち受ける塚本の新展開から目が離せない。

  • ゴジラFINAL WARS

    制作年:2004年12月4日(土)公開

    今年、誕生50周年を迎えた日本が世界に誇る怪獣“ゴジラ”。そのシリーズ最終章が到着した。有終の美を飾るべく鬼才、北村龍平監督がメガホンを取り放つバトル・シーンは迫力満点の仕上がり。日本を代表するトップ・クリエイターにより生み出されたメカと、甦った怪獣キャラたちも注目だ。

  • 血と骨

    制作年:2004年11月6日(土)公開

    『クイール』の崔洋一監督が梁石日の同名小説を映画化した、渾身の大河ドラマ。大正末期に朝鮮から大阪に渡った男の暴力に彩られた破天荒な生き様を、俳優ビートたけしが体現する。一見、血も涙も無い冷血な男に見える主人公だが、時折見せる優しげな表情が観る者の心に不思議な余韻を運んでくる。

  • 69 sixty nine

    制作年:2004年7月10日(土)公開

    村上龍のベストセラー小説を、宮藤官九郎が脚色した痛快青春ストーリー。ベトナム戦争、エンタープライズ闘争、ウッドストックフェスティバル…。混沌とした1969年を背景に、若者たちの弾けるエネルギーを爆笑エピソードを重ねながら描き出す。妻夫木聡、安藤政信ら、若手スター陣がコミカルな一面を開花。脇を固めるベテラン陣の怪演にも注目を。

  • 海猿〈ウミザル〉

    制作年:2004年6月12日(土)公開

    人命救助のエキスパート“潜水 士“を目指す若き海上保安官たちの奮闘を見つめる青春エンターテインメント。『踊る大捜査線』シリーズのスタッフが、過酷な訓練を通して逞しく成長する若者たちの姿を、上官との確執、友情、恋のエピソードを絡めて描き出す。主演は、実際にマスターダイバーのライセンスを持つ伊藤英明。彼と恋に落ちるヒロインに加藤あい。

  • 半落ち

    制作年:2004年1月10日(土)公開

    作家、横山秀夫のベストセラー小説を完全映画化。元警部が愛する妻を殺害した。自首するまでの“空白の2日間“について決して語ろうとしない犯人を巡り、次々と謎が浮かび上がる……。警察内部や報道メディアなど事件を取り巻くさまざまな人々の心理を浮き彫りにしながら、ラストは号泣必至の一大メロドラマへとなだれ込む。掟破りの感動サスペンスだ。

  • キル・ビル

    制作年:2003年10月25日(土)公開

    賛否両論を呼びつつ大ヒットを続ける、クエンティン・タランティーノのアクション。愛する者たちを奪った殺し屋たちに復讐する、凄腕の女暗殺者の戦いを描く。腕が飛び、胴体をバッサリと斬り裂く凄惨なバイオレンスは、好き嫌いが分かれるものの、パワフルで一見の価値あり。カンフーも剣劇もパワーアップするGW公開のVol.2への期待込みで要注目!

  • DEAD END RUN

    DEAD END RUN

    制作年:2003年10月18日(土)公開

    鬼才、石井聰亙監督が『ELECTRICDRAGON 80000V』以来2年ぶりに放つ新作は、主演に永瀬正敏、浅野忠信、伊勢谷友介という豪華俳優を主演に迎えた3本のオムニバス。『LAST SONG』『SHADOWS』『FLY』と題された物語は、それぞれに何者かに追われる男が登場。逃亡者の内面までも炙り出す、エッジの利いた映像と臨場感溢れる音響が鮮烈。

  • 月の砂漠

    月の砂漠

    制作年:2003年9月6日(土)公開

    2001年カンヌ映画祭コンペに出品された青山真治監督作品。久々の映画出演となった三上博史がネット・バブルで富を得た主人公に扮し、埋めようのない喪失感を抱えた男の彷徨が描かれていく。

  • ナイン・ソウルズ

    制作年:2003年7月19日(土)公開

    『青い春』の豊田利晃の監督第4作。9人の脱獄者の道行きを、絶望と希望、哀切と痛切が交錯する映像タッチで描き出す。『青い春』の松田龍平、『ポルノスター』の千原浩史、鬼丸と豊田組が集結。

  • 魔界転生〈2003年〉

    制作年:2003年4月26日(土)公開

    『凶気の桜』の窪塚洋介が異色時代劇に初挑戦。天草四郎が亡霊として復活、死んだ剣豪たちを次々に甦らせ、徳川幕府打倒に燃える。それを阻止するべく柳生十兵衛が迎え撃つ。

  • ごめん

    制作年:2002年10月12日(土)公開

    大阪を舞台に、性に目覚めた12歳の男の子の初恋を、生き生きと描いた青春映画。『非・バランス』の俊英、冨樫森が演出を手がけ、少年期の真っ直ぐな思いをリアルに温かく見つめていく。

  • 笑う蛙

    制作年:2002年7月6日(土)公開

    「ターン」の平山秀幸監督が、藤田宜永の小説『虜』を映画化。どこか滑稽でいて官能的な状況に陥った夫婦の愛憎を軸に、そこに絡んでくる愛人や家族の奇妙なやりとりを綴る密室劇だ。

  • 殺し屋1

    制作年:2001年12月22日(土)公開

    山本英夫原作の人気コミックを鬼才、三池崇史が映像化。真性マゾの極悪ヤクザと泣き虫の殺し屋の対決を、凄じいバイオレンスとともに描く。前者に扮した浅野忠信の狂気の怪演は圧倒的!

  • 真夜中まで

    制作年:2001年8月4日(土)公開

    才人、和田誠が「怖がる人々」以来、5年ぶりに監督を務めたユーモラスなサスペンス。ジャズ・ファンの彼らしく全編に有名なジャズ・ナンバーを散りばめ、スタイリッシュな演出を披露する。

  • 独立少年合唱団

    制作年:2001年3月3日(土)公開

    1970年代のノスタルジックな空気の中に、少年たちの思春期をみずみずしく描き出した青春劇。少年たちの伸び伸びとした歌声はもちろん、全編を彩る弦楽の美しい調べにも注目。

  • 顔〈2000年〉

    制作年:2001年2月17日(土)公開

    「愚か者・傷だらけの天使」などで男の奮闘を描いてきた阪本順治が、初めて女性を主人公にすえた人間ドラマ。どんクサく陰気なヒロインが自分の殻を破るまでを、快活に描く。

  • 五条霊戦記//GOJOE

    五条霊戦記//GOJOE

    制作年:2000年10月7日(土)公開

    浅野忠信と永瀬正敏が共演、監督に石井聰亙という豪華な顔合わせで放つ、アクション時代大作。平安時代末期の伝説の戦い、義経と弁慶の死闘を、スピード感溢れる映像でみせる。

  • 39-刑法第三十九条-

    制作年:1999年5月1日(土)公開

    心神を喪失した者は罰しないという刑法の条文をテーマにした緊迫のミステリー。二重人格者と鑑定された殺人犯の精神を巡って、ひとりの女性鑑定人が“ある推理”を実証する。

  • 犬、走る DOG RACE

    犬、走る DOG RACE

    制作年:1998年9月26日(土)公開

    「マークスの山」の崔洋一監督が、松田優作主演で進んでいた幻の企画を映画化。新宿歌舞伎町をうろつく野良犬のような悪徳刑事の生き様をパワフルに描出していく。

  • 愛を乞うひと

    愛を乞うひと

    制作年:1998年9月26日(土)公開

    母と娘の凄まじいまでの結びつきを、真正面から描き出す。娘を折檻し続けた母親と、その記憶から精神的に母親に成りきれない女性の二役を、原田美枝子が渾身の力演で体現する。

  • 萌の朱雀

    制作年:1997年11月1日(土)公開

    カンヌ映画祭で、日本映画初のカメラドール(新人監督賞)を受賞した注目作。過疎の村に暮らす家族の、離散の悲しみを、史上最年小で賞を得た27歳の河瀬直美が詩的に描く。

  • Wild Life

    制作年:1997年4月5日(土)公開

    1作ごとに異なる作風を披露し、映画作家としての懐の深さを感じさせる青山真治の監督第3作。この5年間、決まりきったストイックな日常を過ごしてきたパチンコのクギ師・酒井。かつての同僚・水口が仕掛けた復讐作戦に巻き込まれた彼は、1本のビデオテープをめぐる怪事件に悩まされる……。フィルター処理された冷ややかなトーンの映像の中に、ヤクザの暗躍、主人公と社長の娘との恋物語などがパズル感覚で入り乱れる異色ハードボイルド。どこか不気味で淡々としていたドラマのテンポが、敵陣に乗り込んだ主人公が元ボクサーの本領を発揮するクライマックスでは一気に加速し、観る者をアゼンとさせる。まさに変幻自在、掴みどころのない魅力を秘めた作品だ。

  • マークスの山

    制作年:

    第109回直木賞を受賞した高村薫のベストセラー小説を、崔洋一監督が映像化したサスペンス大作。猟奇的な犯行を繰り返す犯人のはかない半生、命を狙われたエリートたちの憔悴、そして事件の核心に迫る刑事たちの生身の姿をリアルに描く。1976年南アルプス北岳、将来を約束された5人のエリートは殺人の事実を葬りに山へとやってきた。そして同じ日、同じ山中に一家心中の車から辛うじて助かった少年・裕之がいた。それから19年後、元暴力団員、畠山と検事の松井が殺害される。松井は19年前の殺人事件に関係するエリートの一人だった。畠山と松井を結ぶ線上に弁護士の林原が浮かび上がり、一匹狼の刑事・合田は捜査妨害を受けながらも事件解決に全力を注いでいく……。

  • IKKA:一和

    制作年:

    【新鋭監督の描き出すザ・関西な家庭復活劇】 ぴあフィルムフェスティバルで注目を浴びた川合晃監督の長編デビュー作。ファミレスを舞台に、ひょんなことから人質をとって立てこもった一家の運命を、ユーモアたっぷりに描き出す。関西ネイティブの役者たちによる本物の関西弁のノリが楽しめるご当地ムービーだが、特に愛情過多なおかんに扮した秋野暢子と、渋い魅力のおとん役の國村準が素晴らしい。

  • すてごろ

    制作年:

    【兄、梶原一騎に負けじ!熱く激しく生きた兄弟の実話】 『巨人の星』などで知られる今は亡き人気劇画作家、梶原一騎と、弟で作家の真樹日佐夫の関係を描いた人間ドラマ。激動の昭和を駆け抜けた、男たちのアツい生き方を浮き彫りにする。

  • 平成無責任一家 東京デラックス

    制作年:

    「月はどっちに出ている」に続く、崔洋一、岸谷五朗コンビ作品。飴屋一家の家業は詐欺師。結婚と離婚を繰り返す母のもとには父親の違う兄弟が5人。故郷、土城市の市長選トトカルチョで大損した一家は、一発逆転を夢見て、花の東京にやって来る。行く先々で様々なトラブルの種をまき散らしながらも、なんとか大金を騙し取るが、いちばん信頼していた家族の一人にハメられ……。ホームドラマというよりも、珍道中という呼び名がふさわしい、前進あるのみの詐欺師一家の物語。

  • 月はどっちに出ている

    制作年:

    WOWOWで放送した“J・MOVIE・WARS”の崔洋一編を、監督自ら劇場用に映画化。在日コリアンのタクシー・ドライバー、姜忠男を主人公に、フィリピン・パブのホステス、コニーとの恋を柱にして、彼を取り巻く人々との悲喜劇を描いている。現在の人種のるつぼと化した東京を戯画化して見せる崔洋一監督の演出と、どこか煮え切らない主人公・忠男を演じた、岸谷五朗の好演が見もの。コニー役のルビー・モレノも、女優として一皮むけた演技を見せた。

  • ALIVE

    制作年:

    【密室での狂気の実験が危険な“何か“を呼び覚ます!】 週刊ヤングジャンプに連載された人気コミックを、『あずみ』の気鋭、北村龍平が映像化。狂気の人体実験のなかで、次第に明かされていく事実は衝撃的だ。先の読めない展開もスリリング!

  • 星に願いを。

    制作年:

    【死者のよみがえりを  ロマンティックに描き出す】 『黄泉がえり』の竹内結子主演による、泣かせるロマンティック・ストーリー。別人として甦った青年と、彼に気づかない女性の“すれ違い“を、『ごめん』の冨樫森監督が正攻法の演出で描く。

  • 富江・最終章/禁断の果実

    制作年:

    【さらにデンジャラス異色ホラーの最新作】 「富江re-birth」に続くホラー・シリーズの第4作。「さくや/妖怪伝」の安藤希と「害虫」の宮崎あおいが共演、「コンセント」の中原俊監督が“ロリータ“と“レズ“をキーワードに危険な世界を展開。

  • カラー・オブ・ペイン/野狼〈オオカミ〉

    制作年:

    【死を恐れなくなった殺し屋の運命をたどる壮絶なドラマ】 運命的に出会った命知らずの男たちの友情を描くハードボイルド・アクション。「ホーク/B計画」のタフガイ俳優、澤田謙也が、殺気と哀愁漂う一匹狼の主人公を熱演している。

  • ミスター・ルーキー

    制作年:

    【ダメ虎を鼓舞する救世主その名はルーキー!】 虎柄の覆面を被った剛腕ストッパーが、阪神タイガースを勝利に導くという奇想天外な野球映画。長嶋一茂がワケアリの主人公を演じるほか、タイガースの現役選手や大物OBも登場。

  • ビリケン

    制作年:

    阪本順治の「どついたるねん」「王手」に続く“新世界3部作“の最終章。大阪・新世界に建つ、通天閣に安置されているビリケン像にチンピラやホームレスなど様々な人々が願を懸けにやって来る。その願いを叶えようと、奔走するビリケンの仮想人間だったが、あることがきっかけで信用をなくし、同時にビリケン像は質屋に売り飛ばされ、超能力を失ってしまう。ビリケン像を買い戻すため、ビリケンは肉体労働を始める。その頃、住民立ち退き工作のために新世界にやってきた江影は、少年を人質に通天閣に立てこもるのだが……。“ビリケン“に扮し

  • オーディション

    制作年:

    【シンデレラは狂気の美女!?暴力的な愛を描く衝撃作】 「DEAD OR ALIVE・犯罪者」で高い評価を得た三池崇史監督が放つサイコ・スリラー。危険な愛にのめりこんでしまった中年男の悲劇を、痛々しい描写とともに鮮烈に描く。

  • ターチ・トリップ

    制作年:

    日本を代表するクィーアフィルム(ゲイ映画)の旗手が、「ノー・スキン・オフ・マイ・アス」のドイツ人製作者、J・ブリューニンクの全面出資によって完成させた実験的な16ミリ中編。死を予感する青年が見たけだるい夏の風景が、効果音とともに現れては消える。撮影したフィルムをそのまま、リーダー部分も含めてぶっきらぼうにつないだ映像にきわめて繊細な音響処理が施されており、創作とも記録ともつかぬ独特の作風が素晴らしい。

  • BOXER JOE

    制作年:

    阪本順治にとって3度目のボクシング映画。赤井英和、大和武士に続いて、今回は辰吉丈一郎を取り上げる。網膜剥離という困難を乗り越えてのハワイでの復帰第1戦から、薬師寺保栄との世界タイトルマッチまでの約1年半をカメラは追う。また、サブストーリーとしてからむのが、辰吉の周りにいかにもいそうな応援団たちの人情ドラマ。大阪のお好み焼き屋の主人・ガンさんとその一家を中心に、おかしくも温かな応援団ぶりで世紀の一戦までを盛り上げる。ドキュメントとドラマが交錯する様は、スポーツ批評とも言うべき高度な達成を果たしており、

  • 流★星

    制作年:

    【競馬愛好家の夢を実現?G1クラス競走馬の誘拐事件】 新人、山仲浩充が描く人情ロードムービー。競走馬を盗んだ老人と若者たちが馬主に身代金を要求。馬を連れて珍妙な旅を始めることになる。競馬愛好家にはたまらない冒険物語だ。

  • セラフィムの夜

    制作年:

    “愛と暴力“をテーマとした作家活動を続ける花村萬月の同名小説を映画化。遺伝子の先天性異常により両性具有であることを知った女性の愛と苦悩を描く。偶然に自分が両性具有だと知ってしまった涼子は、彼女に偏愛を抱く美大の後輩、大島博之のアトリエで、両性具有の天使像の絵を見せられ、犯されてしまう。自我も肉体も汚された涼子は博之を刺すが、とどめをさしたのは彼の異母兄弟の山本だった。右翼で韓国人の母を持つ山本もまた、涼子と同じく自らのアイデンティティーの崩壊に悩んでいた。そんな二人は、韓国・釜山へと旅立つが……。

  • カオス〈2000年〉

    制作年:

    【嘘の誘拐が仕組まれた殺人へこの罠にはまったのは誰か?】 「リング」の中田秀夫監督、若手実力派の萩原聖人と中谷美紀の共演で放つサイコ・サスペンス。狂言誘拐が一転し、殺人へ豹変した事件の裏に隠れる、恐怖と人間の愛憎を描き出す。

  • 釣りバカ日誌14 お遍路大パニック!

    制作年:

    【お遍路をネタに壮大な笑い? 新展開を見せる人気シリーズ】 気鋭、朝原雄三監督がメガホンをとり、ぐっとエンタテインメント性が増したおなじみの人気シリーズ通算第16作目。今回は、スーさんがリフレッシュ休暇でお遍路巡りをすることを思い立ったことから、ハマちゃんもそれに便乗。不思議なスケール感に満ちた一大騒動が繰り広げられる。朝原の『サラリーマン専科』で快演した三宅裕司も出演。

  • K-20〈TWENTY〉 怪人二十面相・伝

    制作年:

    【驚異のスケールで描く新世紀版“怪人二十面相“】 日本文学史に名を残す大怪盗、怪人二十面相をモチーフに描くスペクタクル・アクション。大怪盗K-20にハメられたサーカスの曲芸師・遠藤は自身の汚名を晴らし、K-20の正体を暴くことが出来るのか?金城武、松たか子、仲村トオルら実力派キャストがVFXと巨大セットで構築された架空都市“帝都“を縦横無尽に駆け抜ける痛快娯楽作品だ。

  • 二代目はクリスチャン

    制作年:

    聖なる教会に仕える純真なシスターに、ヤクザの二代目が惚れ込み、組員全員に洗礼を受けさせるなど大騒動。やはりシスターを愛する刑事と張り合って二転三転の末、二代目とシスターは結婚にこぎつける。ところが、式場で二代目は情婦の手にかかり殺されてしまう。二代目を継いだシスターは、対抗する組の仕打ちに手を出さず、組員にもひたすら耐えることを命じるが、いやがらせはエスカレートし、組員は一人二人と命を落としていく。言いつけを守り、黙って殺される組員の姿にシスターはついに白刃を手に立ち上がるが……。コミカルな前半から一転、緊迫の後半へと転換するテンポも絶妙なスピード感あふれる作品。つか色が強く前面に出ている。

  • ガキ帝国

    制作年:

    昭和42年、万博を3年後に控えた大阪を舞台に、ケンカと遊びに明け暮れる少年たちの青春を鮮烈に描いた一編。少年院帰りのリュウは仲間のケン、チャボとともに、大阪をとりしまるキタの北神同盟、ミナミのホープ会の二大グループの抗争の間で、徒党を組まないことをモットーにつっぱって暮らしていく。が、ついに壊滅状態に陥ったホープ会から頭になってくれと頼まれたリュウとチャボはその話を引き受けてしまい、ケンは二人のもとを離れていくのだった……。当時の風俗をたくみに取り入れながら、少年たちの生活をスピーディーにスケッチした好編で、井筒和幸の名が知れわたった代表作。

  • 流星〈りゅうせい〉

    制作年:

    年金生活のかたわら、競馬に没頭する孤独な老人・菊次郎が地元の名馬リュウセイ号を“誘拐“してしまう。チンピラの川崎、美少女ひとみを加えた彼ら3人は、リュウセイの馬主に身代金を要求するが、ことごとく失態を連発してしまい……。若手監督4人がデビューした“リトル・モア“シリーズを締め括った第4作。冴えない人生を送る老人を、緒形拳が頭を金髪に染めて味わい深く演じ、山仲浩充監督がオフビートなユーモア演出を披露。一世一代の“大穴“を狙う男女の姿が、情けなくも胸のすくロマンを感じさせる。

  • 激安王 通天の角

    制作年:

    バブル崩壊後の大阪で、急激な成長を続けるディスカウント業界。しかしその背後には、現金問屋、バッタ屋、並行輸入業者などがしのぎを削る価格競争が勃発していた。激安戦争に敗れて失意のうちに死んだ父の仇を討つため、岩下春男は持ち前の度胸と気っぷで流通革命に挑む。同名ヒット漫画の映画化で、「月はどっちに出ている」の製作・脚本コンビが再び顔を合わせ、崔組出身の祭主監督が長編デビューを飾った注目作。

  • GAMA―月桃の花―

    制作年:

    日本で唯一、地上戦が行れた沖縄を舞台にした終戦50周年記念映画。終戦も間近い頃、主婦の房は二人の子供を連れてガマと呼ばれる鍾乳洞に避難。しかし、激しい空爆が始まり、息子を亡くしてしまう。数日後、日本が戦争に負け、ガマにいた人たちは米軍の呼びかけに従い、外に出ようとしたが……。

  • OLDK

    制作年:

    「ヴァイブレータ」の廣木隆一監督が企画した“ラブコレクション“プロジェクトの一作。「美しい夏キリシマ」の助監督を務めた原正弘が初監督したブラック・ユーモアに満ちた女性映画の会心作。シチュエーション・コメディの要素も含まれている。会社では人間関係に迷い、恋する彼は婚約。自室では右隣からあえぎ声、左隣からへヴィメタル、上からは軋み音。そんな彼女の対抗策は……?

  • プープーの物語

    制作年:

    【気ままな旅は危険がいっぱい少女たちの“墓参り“冒険行】 新しい感性の登場を予感させるロードムービー。女の子ふたりの道中を、鈴木清順の助監督を務めた26歳の新鋭、渡辺謙作が、奇妙な緊迫感となごみ感覚が同居した独特の映像で描く。

  • 走らなあかん 夜明けまで

    制作年:

    東京者のサラリーマンが大阪という異文化に遭遇しながら、盗まれた鞄を巡ってヤクザと対立する姿を描いたハードボイルド。出張で初めて大阪にやって来た食品会社のサラリーマン・坂田勇吉は、通天閣で企業秘密の新製品が入ったアタッシュケースを何者かに盗まれ大あわて。翌日の会議までに取り戻さなければならず、土地勘のない生粋の東京者の坂田はひたすら大阪を奔走する。やがてケースを盗んだのはヤクザだと分かり、さらに唯一の頼みの綱だったホステスの真弓まで人質にとられてしまうのだった……。

  • さや侍

    制作年:

    【松本人志、念願の時代劇に挑戦、その成果は?】 『大日本人』『しんぼる』と、既成の映画概念を打ち破ってきた松本人志が時代劇に挑戦した監督第3作。刀を捨てた侍とその娘の流浪の旅と、捕らわれた後に試される“30日の業“の実態を映し出す。以前通りの斬新なアイデアに加え、悲哀の宿る笑いに新境地を発揮。無名の53歳と9歳を主演に起用するなど、いよいよ演出そのもので見せる迫真の世界にご注目を。

  • 心中天使

    制作年:

    【愛を渇望する現代人に向けた異色ファンタジー】 自分の理想とは違う現実に飲み込まれ、やるせない思いに苦しむ3人の現代人の心の孤独をシュールに描いた異色ドラマ。『溺れる人』の一尾直樹が脚本と監督を務め、家族や恋人、大切な人と繋がりたいけれど繋がれない現代的な関係性を、時にファンタジックな演出を交えて描く。尾野真千子を始め、演技派キャストが確かな表現力で体現する、愛への激しい渇望のドラマに注目だ。

  • 蛇のひと

    制作年:

    【人間の不可解さに迫る永作&西島競演作】 WOWOWの“ドラマW“枠で好評を博した永作博美&西島秀俊の競演作が、スクリーンに登場。第2回WOWOWシナリオ大賞受賞作の映像化で、部下のOLの視点を通して、親切心からかけた言葉が周囲を少しずつ不幸にしてしまう男を描く。人間の持つ不可解さを浮き彫りにする、サスペンスタッチの人間ドラマだ。監督は『重力ピエロ』の森淳一。

  • 猿ロック THE MOVIE

    制作年:

    【天才鍵師は、美女がお好き!】 『ROOKIES-卒業-』から一転、市原隼人がエッチでオバカなキャラクターを快演して話題を呼んだ深夜ドラマが、待望のスクリーン進出。可愛い女の子の頼みは断れない凄腕の鍵師が、あるトランクをめぐる大事件に巻き込まれていく。今回はお馴染みのレギュラーメンバーに加え、市原とは『天使の卵』でも共演している小西真奈美が警察署長役で出演。

  • てぃだかんかん~海とサンゴと小さな奇跡~

    制作年:

    【岡村隆史、松雪泰子が映画初共演で夫婦役に!】 沖縄の美しい海を取り戻すため、世界で初めてサンゴの産卵に成功した男と、彼を支える妻の姿を描く感動作。ナインティナインの岡村隆史と松雪泰子が映画初共演で夫婦役に挑み、深い愛と信頼で結ばれた夫婦を、実話をモチーフに体現する。環境保護と事業開発の板挟みに遭いながらも、信念と情熱で奇跡を起こす夫婦のドラマが胸を打つ。

  • ダーリンは外国人

    制作年:

    【国際カップルのユニークな日常を描くラブ・コメディ】 外国人と結婚した日本人妻の視点から描いた意外性満載のユニークなエピソードを綴った小栗左多里の人気コミックエッセイを映画化。井上真央扮する漫画家志望のイラストレーターが、語学オタクのアメリカ人男性と出会い、交際。そして結婚に至るまでの道のりと、その中でふたりが遭遇する様々な異文化ギャップをコミカルに描いたハートフルなラブ・コメディだ。

  • ローレライ

    制作年:

    【日本の命運を握る一艘の潜水艦】 特撮監督として知られる樋口真嗣が初めてメガホンを握った、一艘の潜水艦を巡る戦争巨編。終戦間際、アメリカが日本に“第3の原爆“を投下しようとしていたという設定の下、謎の兵器を搭載した潜水艦の決死の攻防が描かれる。密閉感のある映像とドラマが、ダイナミックに映し出されていく。

  • イエスタデイズ

    制作年:

    【今日を生きる主人公が出会った“昨日の恋人たち“】 余命わずかな父が息子に託した願いは、32年前に別れた恋人を探すことだった。『MOMENT』『真夜中の五分前』などで知られる作家・本多孝好の小説『FINE DAYS』を映画化。想いを胸に秘めて生きる父を國村隼が、父の恋を過去の恋をたどる主人公を塚本高史が演じる。監督は中篇『ハミングライフ』を手がけ、本作が長編デビューとなる新鋭・窪田崇。

  • 隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS

    制作年:

    【新しい主人公、新しい解釈で現代に甦る傑作活劇】 1958年に製作された黒澤明監督の傑作活劇を、新解釈を加えてリメイクする大注目作。『ローレライ』『日本沈没』など、次々と話題作を発表する樋口真嗣監督が、松本潤、長澤まさみら現代のキャストを得て、名作をどのように新生させるのか期待が高まる。古典劇の魅力と活劇の興奮を巧みに盛り込む脚本で知られる中島かずきが脚色を務めている。

  • チーム・バチスタの栄光

    制作年:

    【犯人は院内にいる!人気ミステリー小説を映画化】 難易度の高い心臓移植手術“バチスタ手術“の最中に起こった死は事故か、それとも殺人か?衆人監視のなかで行われた完全犯罪に、窓際女医師と切れ者の役人のコンビが挑む。ベストセラーを記録した海堂尊の人気ミステリー小説を、阿部寛、竹内結子の主演で映画化。前作『アヒルと鴨のコインロッカー』が高い評価を得た中村義洋が監督を務める。

  • パコと魔法の絵本

    制作年:

    【極彩色の空間で綴られる爆笑&号泣ドラマ!】 『嫌われ松子の一生』の中島哲也監督が、後藤ひろひとの戯曲『MIDSUMMER CAROL ガマ王子vsザリガニ魔人』を映画化。奇妙な病院を舞台に、1日しか記憶が保てない少女パコと入院患者たちの日々を描く。独自の映像世界で人気を博してきたの中島監督が、役所広司、アヤカ・ウィルソンら多彩なキャストと3DCGを用いて“奇跡的な物語“を綴っていく。

  • 銀色のシーズン

    制作年:

    【“雪猿“たちの活躍を描く痛快青春ムービー】 『海猿』シリーズでヒットを記録した羽住英一郎監督最新作。雪山を舞台に“雪猿“たちの奮闘を描く青春ドラマ。これまでにない雪上アクションを実現させるため、雪山で長期ロケを敢行。撮影のためにモーグルコースをゼロから作りあげるなど、壮大なスケールで製作に挑んでいる。瑛太、田中麗奈、玉山鉄二ら出演者たちのコンビーションにも期待。

  • CHiLDREN〈チルドレン〉

    制作年:

    【驚きと感動を呼ぶ、気弱な調査官の成長ドラマ】 『アキハバラ@DEEP』の源孝志監督が、伊坂幸太郎の連作短編集を映画化。真面目だけが取り柄の家庭裁判所の調査官が、風変わりな人々との出会いを経験し、人生の壁にぶち当たりながら成長していく様を綴るヒューマン・ドラマだ。

  • トカレフ〈1994年〉

    制作年:

    幼稚園バスの運転手・西海道夫はある朝、覆面の男に銃で脅され、自分が運転するバスからわが子・タカシを誘拐された。狡猾な犯人グループは、まんまと警察の裏をかき、身代金を奪ったあげくに子供を殺して捨てる。やり場のない怒りに駆られる道夫と、放心状態の妻・あや子。二人の気持ちは離れていった。ところが、ひょんなことから同じ住宅に住む印刷工の松村が、“主犯”であることを確信した道夫は……。おなじみ荒戸=阪本コンビの第4作で、初めて大阪ではなく東京近郊が舞台となった。作風にも大きな変化が見られ、極端なまでに抑制が利いたぶっきらぼうな画面の連鎖が強い印象を残す。「鉄拳」に続いて2度目の阪本作品の主演となる元プロボクサー大和武士の熱演と、対照的な佐藤浩市の“狂気の無表情”は忘れがたい。ただし終盤になって、いつもの阪本映画と同じく物語がファンタジーへと滑っていくあたりには賛否両論があるだろう。

  • 椿山課長の七日間

    制作年:

    【西田敏行と伊東美咲が同一人物!?】 浅田次郎の傑作同名小説を、『子ぎつねヘレン』の河野圭太監督が映画化。突然死した椿山課長が、仕事のこと、家族のことなどで、どうしても死にきれず、3日間だけ姿を変えて“黄泉がえり“する、浅田お得意の笑って泣ける人間ドラマだ。椿山課長役を西田敏行、椿山課長が姿を変えてよみがえった美女、椿役を伊東美咲が演じることも話題。

  • バルトの楽園〈がくえん〉

    制作年:

    【「第9」合唱の始まりともなった感動の史実】 戦時中という特殊な環境の中で、国境を越え人間同士としてつきあった人々の誠実さや愛を深く描く。「第9」の合唱シーンは感涙モノ。ドイツ人捕虜を人道的に扱おうと尽力する所長役に松平健。その妻に高島礼子ら実力派の共演も見もの。

  • 自由戀愛〈ジユウレンアイ〉

    制作年:

    【岩井志麻子の恋愛小説を映画化 】 『突入せよ!「あさま山荘」事件』の原田眞人監督が、岩井志麻子の同名小説を映画化した愛憎劇。見た目も正確もまったく正反対な女性ふたりが、ひとりの男性をめぐる泥沼の争いを濃密に描き出す。対照的なふたりの女性に扮し、熱演を見せる長谷川京子と木村佳乃の火花散るやりとりが見もの。

  • 王手

    制作年:

    「どついたるねん」「鉄拳」と、パワフルな作品を作り続ける阪本順治が、これまでのボクシングの世界から一転した“真剣師(かけ将棋)”の世界に挑んだ意欲作。大阪・新世界に住む真剣師の飛田と、プロの棋師を目指す香山は幼なじみで、対照的な性格でありながらも二人は将棋が取り持つ腐れ縁の仲だった。そんな二人の前に伝説の老真剣師・三田村が現れる。三田村を演じた若山富三郎は、本作が遺作となった。

  • 交渉人・真下正義

    制作年:

    【最新兵器は、ユースケの口術 】 『踊る大捜査線』シリーズのお坊ちゃまキャラクター、真下に焦点を当てたスピンオフ企画。 前作での設定通り、アメリカ仕込みのネゴシエイト術で、地下鉄をジャックした謎の知能犯相手に、戦う姿を描く。日本ではあまり見られないジャンルとしての試みを軸に、新しいスリルが味わえる1作だ。

  • 人間椅子〈1997年〉

    制作年:

    昭和初期。人気女流作家、篠崎佳子が一通の封書を受け取る。そこには椅子の中に潜り込んだ男の世にも不思議な官能体験が記されており、やがて佳子自身も激しい欲望に囚われていく……。怪奇幻想の大家、江戸川乱歩の代表的な短編小説の映画化。ビジュアル化が難しいとされていた原作のイマジネーションあふれる世界を翻案し、妖しいエロティシズムが漂う作品に仕立てている。

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