原田眞人 関連記事

  • 木村拓哉×二宮和也『検察側の罪人』2019年2月20日(水)Blu‐ray&DVDリリース!

    『検察側の罪人』2019年2月BD&DVD発売! 木村拓哉がビジュアルコメンタリーに初挑戦

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     木村拓哉と二宮和也の初共演が実現し話題となった映画『検察側の罪人』のBlu‐ray&DVDが、2019年2月20日にリリースされることがわかった。豪華版には、映画公開時以来となる、木村×二宮×原田眞人監督による貴重な3ショットビジュアルコメンタリ―を収録。木村にとって初めてのビジュアルコメンタリーとなる。@@cutter 本作は、雫井脩介が2013年に発表した社会派ミステリの最高傑作「検察側の罪人」を『日本のいちばん長い日』(15)『関ヶ原』(17)などを手掛けた原田眞人監督が映画化した作品。  主人公のエリート検察官・最上毅役を木村拓哉が務め、これまでドラマや映画で演じてきた快活で親しみやすい役柄とは一線を画した、苦悩しながらも自身の信じる正義を突き進む役柄を好演している。そして、その最上と対立する若き検察官・沖野啓一郎を演じるのは、『ラストレシピ ~麒麟の舌の記憶~』(17)での主演が記憶に新しい二宮和也。正しさとは何か揺らぎ続けながらも、恐ろしい剣幕で取り調べを行う一面も併せ持つ、繊細で情熱的な男を演じている。  さらに、沖野を支える検察事務官・橘に吉高由里子、闇社会のブローカー・諏訪部に松重 豊、最上の親友である国会議員・丹野に平 岳大、沖野と共に検察と闘う弁護士・小田島に八嶋智人、殺人事件の被疑者の一人・弓岡に大倉孝二、そして人権派大物弁護士・白川として山崎 努が出演。豪華キャストが集結している。  2019年2月20日にリリースされることが決定した本作のBlu‐ray&DVD 豪華版には、木村×二宮×原田監督によるビジュアルコメンタリ―を収録。木村にとって初めてのビジュアルコメンタリ―となっている。そのほかにも、臨場感溢れる撮影の裏側に迫ったメイキング映像など、ここでしか観られない貴重な映像をたっぷり収録した特典ディスクが付いている。さらに、内容盛り沢山のブックレットも封入されており、今から発売が楽しみな内容となっている。  映画『検察側の罪人』のBlu‐ray&DVDは、2019年2月20日(水)リリース。

  • (左から)『検察側の罪人』初日舞台挨拶に登壇した二宮和也、木村拓哉

    木村拓哉のモノマネ&二宮和也のアドリブを原田眞人監督が絶賛

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     俳優の木村拓哉と二宮和也が、24日に都内で行われた映画『検察側の罪人』初日舞台挨拶に登壇。「正義とは何か?」をテーマにした作品だが、二宮は「自分の正義感と比べながら楽しんでいただいけたら」と笑顔を見せ、木村は「いろんな感情を抱いて考えてほしい」と力強く語った。@@cutter 2013年に発表された雫井脩介による小説を原作に映画化した本作は、東京地検を舞台に、ある殺人事件をめぐり二人の検事が対立する姿を描くミステリー。主人公のエリート検事・最上役を木村、若き検事・沖野役を二宮が演じる。舞台挨拶には、吉高由里子、松重豊、八嶋智人、原田眞人監督も出席し、鏡開きで公開を祝った。  試写会で「これまで見たことがない二人の表情や演技に驚いた」という感想が多かったことが、司会者から伝えられると、木村は「原田監督が導いてくれた結果がスクリーンに映し出されているだけ。監督に感謝している」と真摯な表情でコメント。二宮も「伝えたいことが明確だからこそ、賛否が別れる可能性のある作品だと思っていたけど、そういった声をたくさんいただけるのはありがたい」と感謝した。  原田監督はそんな二人の共演を「日本のエンターテイメントにおいて一大事業」と称し、「僕自身が見たい木村さんとニノのイメージで脚本を書いた。現場でそれをどんどん広げていったので楽しかった」と回顧。また、ベテラン陣との共演も「演技のバトルロワイアルみたいな感じだった」と称賛し、「気持ち良く二人の最後の対決までいけた」と自信を見せる。  また、原田監督は木村のモノマネを絶賛。木村が現場でほかのキャラクターのモノマネをしながらアイデアを出していたそうで、「特徴を捉えていた。木村さんの提案で良くなることも多かった」とエピソードを披露。木村は「モノマネは“こういう感じ”と他人に伝えるには、それが一番早くて。1つの手段です」と説明していた。  一方、原田監督は二宮が迫真の演技を見せた被疑者の取り調べシーンにも触れ、「彼ならできると思ったが、こちらが思った以上の2、3倍のテンションでビックリした。2回目くらいアドリブもでていて、『首つってくれ』など台本にはないけど、そういったセリフがどんどん出てきてすごかった」と明かす。それを受けて「自分が何言ったか、全然覚えてないんですよ」と振り返る二宮に、すかさず吉高が「そういう人間なんじゃない」とニヤリ。八嶋が「役がね」とフォローし、会場の笑いを誘っていた。

  • (左から)『検察側の罪人』完成披露試写会に登壇した二宮和也と木村拓哉

    木村拓哉、“初共演”二宮和也の印象は… 2ショットに4000人熱狂

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     俳優の木村拓哉と二宮和也が、6日に都内で行われた、8月24日公開の映画『検察側の罪人』完成披露試写会に共演の吉高由里子、大倉孝二、八嶋智人、音尾琢真、芦名星、原田眞人監督らと登壇した。@@cutter 2013年に発表された、雫井脩介による小説が原作。東京地検を舞台に、ある殺人事件をめぐり2人の検事が対立する姿を描くミステリー作品で、主人公のエリート検事・最上役を木村、若き検事・沖野役を二宮が演じる。2人は同じ事務所に所属しながら本作で初共演を果たす。イベント冒頭、2人が扉から姿を現すと、会場は4000人の大歓声に包まれた。  初共演での印象を聞かれると、木村は「これは皆さんの前じゃなくても胸を張って言えることですが」と前置きし、「これほど一緒に作業をしていて、信頼できる共演者は珍しい。本当に頼りがいのある後輩」と称賛し、隣にいた二宮の肩に手を回す。  二宮はうれしそうな笑顔を浮かべながらピースサインを作り「平成っていう時代で、元年から終わるまで立ち位置もスタイルもずっと変えず、トップを走り続けている木村拓哉っていう人と一緒に作品を作りたいとずっと思っていた。平成の最後に滑り込めました。それだけで恵まれているのに、こんな言葉をいただけて感謝です」と共演を喜んだ。  本作のヒロインで、沖野をバックアップする検察事務官・橘役の吉高が、撮影現場で木村のことを「拓ちゃん」と呼んでいたことを暴露。吉高は「言ったら怒るかなと思って」とおちゃめに言うと、木村は「怒ってないけど、ニノは自分のことを気を遣ってくれて『そういう言い方は止めなさい!』って言ってました」とやりとりを明かし、笑いを誘った。  “原田組”で主演を務めるにあたり、クランクイン前に原田監督の映画『日本のいちばん長い日』を鑑賞したという木村。「観た直後にこの映画を作る監督の現場に行くことになっているんだと思ったら、すごい腹が痛くなって…」と苦笑いで明かし、「いろんなイメージを持った状態でお会いしたら、全部頭でっかちな部分を削りとってくれた。一緒になって楽しめるような状況を現場で作ってくれて感謝しています」と語った。  映画『検察側の罪人』は、8月24日公開。

  • 最優秀監督賞を受賞した是枝裕和

    <日本アカデミー賞>最優秀監督賞&脚本賞は『三度目の殺人』是枝裕和監督がW受賞

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     第41回日本アカデミー賞授賞式が2日、都内で行われ、『三度目の殺人』の是枝裕和監督が、最優秀監督賞と最優秀脚本賞をダブル受賞した。@@cutter 脚本賞について是枝監督は「僕は監督業と脚本を同時並行していたので、あまり脚本賞というのはピンとこないのですが、今回は7人の弁護士さんに入ってもらい、模擬接見、模擬裁判をしっかりやりました。その模様を文字起こしして活用したので、その弁護士さんたちのおかげです」と感謝の意を示していた。  続いて発表された監督賞でも最優秀賞に輝くと「ありがとうございます。現場で僕の脚本があまりにも変わっていくので、プロデューサーからは『本当にやばいんじゃないのか』という雰囲気が漂っていました」と裏話を披露すると「この規模の作品で、オリジナル脚本を書いた人間が監督も務めることはレアなケースなのですが、信頼してくれた方々に感謝したいです」と笑顔を見せる。  さらに是枝監督は「『三度目の殺人』は初めての法廷物というジャンルの映画。映画としてちゃんと成立するのだろうかという不安のなか駆け抜けた作品なので、こうしたチャレンジ精神を評価していただけたのかな」と冷静に分析すると、主演を務めた福山雅治に対しても「この場にはいませんが、僕が悩んで先が見えないとき、福山雅治さんが『音楽でも悩みがあるときにいいものが生まれるんですよ』と励ましてくれました。彼の元にもこの賞を届けたいと思います」とスピーチしていた。 ■日本アカデミー賞優秀脚本賞一覧 (★は最優秀賞受賞作品) ★是枝裕和『三度目の殺人』 斉藤ひろし『ナミヤ雑貨店の奇跡』 森下佳子『花戦さ』 山田洋次/平松恵美子『家族はつらいよ2』 吉田智子『君の膵臓をたべたい』 ■日本アカデミー賞優秀監督賞一覧 (★は最優秀賞受賞者) ★是枝裕和『三度目の殺人』 黒沢清『散歩する侵略者』 篠原哲雄『花戦さ』 原田眞人『関ヶ原』 廣木隆一『ナミヤ雑貨店の奇蹟』

  • 2月7日Blu‐ray&DVD発売! 映画『関ヶ原』メイキングカット

    俳優・岡田准一は「プロ中のプロ」 映画『関ヶ原』原田監督が語る“役者”としての魅力

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     俳優の岡田准一が、不器用でひたすら正義を信じる“新しい”石田三成像を演じ、大ヒットを記録した映画『関ヶ原』。司馬遼太郎の大ベストセラーを基にメガホンを取った原田眞人監督(以下、監督)と、編集を務めた原田遊人(以下、遊人)の親子対談が実現。改めて本作を振り返り、映画化への経緯や撮影秘話、さらには2人が口を揃えて「同年代で随一の役者」と絶賛する岡田の魅力について熱く語っていただいた。@@cutter■念願の『関ヶ原』を完成させたという達成感 ――2月7日から、いよいよブルーレイ&DVDがリリースされますが、改めて本作ご覧になって、どんな思いがこみ上げてきましたか? 監督:これだけの大作を、決められたバジェットの中で、しかもほぼスケジュール通りによく完成させることができたなと思いますね。観れば観るほど達成感が湧いてきます。 遊人:普通は自分が編集を担当した映画を観たら、「ここをやり直したい」という箇所が必ず出てくるんですが、この作品に関しては全く思わなかったですね。これまでで一番編集期間が長かったし、カット数も多かったので、編集作業は大変でしたが、私もやりきったというのが正直な感想です。 ――「関ヶ原の戦い」を真正面から描いた作品は、本作が初めてだと思いますが、今、このタイミングで撮ろうと思ったのはなぜですか? 監督:『日本のいちばん長い日』や『駆込み女と駆出し男』などの作品を撮ることによって築き上げた信用というものもあって、やっと僕に任せてもらえるようになったということでしょうね。それとやはり、岡田准一という、僕が描きたかった石田三成を演じられる稀有な役者が現れたこと。全てのタイミングが合ったことが大きいと思います。 ――以前から「関ヶ原の戦い」の映画化にご興味があったそうですが、主人公を誰にするか、かなり迷われていたと伺いました。 監督:若い頃は三成が理解できなかったんです。大将でありながら、戦いが続いている最中に彼は戦線離脱するわけですが、「結局は逃亡したんじゃないか」と。そういった意味では、豪傑な島左近(三成の家臣)に強く惹かれる部分はありましたね。それが、50歳を過ぎて、60歳を過ぎて、三成の中にある「理に叶う、理に叶わない」ということを深く考えていくうちに、あそこで討ち死にしなかったことは、全くブレてない、という風に思えるようになったんです。今、あまりにもブレている政治家が多く、利益に走る連中が多いので、そういう意味での三成の正義を求める心は新鮮だし、憧れもある。あとは、言わなくてもいいことをつい言っちゃって損をするとか、なんだか自分と似ているところがたくさんあるな、という思いも背中を押してくれたような気がします。 ――本作に対する監督の熱い思いを受けて、遊人さんも気合いが入ったのではないでしょうか。 遊人:どんな作品でも熱い思いは一緒ですが、ただ、編集技師のポイントからすると、この作品が完成できたのは、機材の進歩も大きかったなと思いますね。原田作品で初めてドローンを導入しましたし、今まで撮ろうと思っても撮れなかったものが、徐々に実現できる状態に近づいてはきていますね。フィルム時代だったらここまでは撮れなかったと思います。 監督:確かにテクノロジーの進化がなければ撮れなかったでしょうね。例えば、東本願寺など、歴史的な建造物の中で火は使えないわけだから、ローソクの火はほとんどCGでしたし、そういった技術がないと、あれも消せない、これも消せない、アングルも限定されてしまったりする。カツラだってそう。浮いてしまっても、あとで消すこともできるし。まぁ、本当は全員が中剃り(まげを結いやすいように頭頂部あたりを円形に剃ること)してくれればいいんですが、なかなかそれが難しいので。 遊人:僕は剃りましたよ(俳優として柏木源藤役で出演)。役者としてやれることは全てやっておきたいなと思って。ただ、実生活に支障が出ました。帽子をかぶって電車に乗ったとき、ちょっと暑くなってきたので帽子を取ったら、周りの視線が一斉に集まっちゃって。ヒゲも伸ばしていたので、かなり怪しい風貌だったと思います(笑)。 ――遊人さんは、俳優として活躍されながら、編集マンとしても才能を発揮されていますが、親子で作業をするというのはどんな感じなのでしょう。 遊人:監督の場合、凄くせっかちなので、「あそこのあのシーンが欲しい」って言われたときに、すぐに出せるようにしておかなきゃいけないんです。だから、なるべく現場に足を運んで、話を聞いて、シーンをよく観ておく、ということを日頃から実践しています。とくに『関ヶ原』は、カット数が物凄く多かったので、「これは、毎日現場に行かないとダメだ」と思って張り付いていたら、途中から無線レシーバーを渡されて、助監督をやるハメになりました(笑)。でも、それが後々の編集にすごく役に立ちました。 ――原田監督の目から見て、遊人さんの編集マンとしての働きぶりはいかがですか? 監督:僕のクセを全て承知しているから、これ以上、やりやすい編集マンはいないです。仕事がとにかく早いのがいい。編集マンは、とにかく速度が重要。あとは、僕が見落としているシーンを提示してくれるところもありがたい。それは、現場をちゃんと観てるからできることだと思います。@@separator■俳優・岡田准一はプロ中のプロ ――先程、「関ヶ原の戦い」を映画化しようと思ったキッカケに、岡田さんの存在を挙げていました。彼の素晴らしいところはどんな点でしょう。 監督:やはり、体力の面でも、集中力の面でも、ちょっと類がないくらい俳優として素晴らしい。歴史小説が好きだということもあるでしょうが、台本をきちんと読み込んでいるし、その時代を「生きる」ということが自然とできている。 遊人:作り手側の意識を持っているのかな?と思うときもありますね。次はどっちから撮るのか、アングルはどうなのかを常に考えている。原田組は、だいたい2台のカメラで「ワイド」と「寄り」で分けているんですが、岡田さんがサーッと立って、「今、サイズってこれくらいですか?」って聞いてきたときに、ぴったりフレームにはまっていたんです。うわぁ、凄いなぁと思って、ゾワっときましたね(笑)。役者って結構、自分のことでいっぱいになるものなんですが、岡田さんは、カメラの向こう側まで考えられる余裕がある。もしかすると、裏方の仕事にも興味があるのかなって思うことがありますね。「一緒に同じ作品を作っているんだ」という実感が湧く役者さんです。 監督:プロ中のプロだよね。 遊人:そうですね、あの年代の俳優の中では随一かなと思います。 ――フィジカルな面もキレがあって素晴らしいですよね。 監督:馬の乗り方は天下一品です。あそこまで馬術を習得した俳優って日本にいないと思いますね。若い頃からの地道な積み重ねだと思います。本当にストイックな役者で、全てが本物でありたいといった意識を常に持っているところが凄い。鎧なんかも、自分で付けられるくらいの感じがありますからね。あとは、魅せるためならはこう、本物だったらこう、とか、とにかく引き出しが多い。 遊人:一緒に食事に行った時に、「オフは何をしてるんですか?」って聞いたら、トレーニングって言っていましたからね。確かジークンドー(俳優・武道家のブルース・リーの哲学を基にした武術)のインストラクター認定を受けているくらい、本格的に打ち込んでいるようです。 ――最後に、Blu‐ray&DVDのリリースを待ち焦がれているファンにメッセージをお願いします。 監督:メイキングやコメンタリーなど、特典映像が豊富なのがいいですよね。とくにこの作品は、何度観ても、いろんな発見があるから楽しめる。例えば、衣装だけで観ていくのもいいし、音楽を中心に聴いてもいいし、いろんな比喩、暗喩があるので、そこをひも解いて行くのも面白いと思いますね。 遊人:とにかく、この作品は、観れば観るほど、味が出る。初見でわからなかったことが、2回、3回、観るうちに「あ、こういうことだったのか!」という発見がいろいろ出てくると思います。監督は、観る人を試すようなところもあって「これ、気付くかな?」みたいな要素が含まれているので、そこを汲み取っていただけるとさらに面白いと思います。  映画『関ヶ原』のBlu‐ray&DVDは2月7日発売。(取材・文:坂田正樹)

  • 岡田准一、映画『関ヶ原』インタビュー

    岡田准一「おかしくなるほど」自分を追い込んだ 『関ヶ原』の撮影は夢

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     岡田准一は第38回日本アカデミー賞において、最優秀主演男優賞・最優秀助演男優賞をW受賞した、これは男優賞として史上初の快挙である。同スピーチでは、「映画人と認めていただけて、ありがとうございます」と涙で声を震わせた姿が印象的だった。以後、映画人の名を邁進し、話題作への主演を果たし続けている。このほど公開される映画『関ヶ原』では、才ある武将の石田三成を気品と重厚感を漂わせ演じきった。魅力的に人物を演じる秘策を聞けば、台本を「飽きるくらい」読み、自分を「おかしくなるほど」ギリギリまで追い込んでいると言う。映画人を地で行く岡田の覚悟と挑戦の日々を聞いた。@@cutter 「黒澤映画を撮っているみたいだった」と岡田が興奮を伝える『関ヶ原』は、司馬遼太郎による同名小説の映画化で、原田眞人監督が構想25年という膨大な月日を経て手がけたスペクタクル歴史ロマンだ。石田三成と徳川家康(役所広司)という2人の名将を、彼らを取り巻く人物たちの攻防や葛藤を詳細に描きながら、やがて天下分け目の合戦である関ヶ原の戦いに行きつくまで、ど迫力の映像で一気に見せていく。  石田三成と言えば、切れ者である反面冷たい、融通が利かないといった硬いイメージが先行するが、岡田が演じた三成は、そうした面もありながら純粋で義に厚いキャラクターに仕上がっている。岡田は、「これまでの作品に出てくる三成は、脇役で出てくることが多いので、どうしても性格に難があるところが取り上げられますし、敗戦の将なのでよくは描かれないことが多いですよね」と分析しつつ、「主演なので、ちょっと人間らしく義というまっすぐさと、まっすぐであるがゆえの性格の悪さを出したかったんです(笑)。石田三成ファンにも許される人物にはしたかった」と、人物像形成までの心境を語った。  原田監督がエキストラ総数3000人をも投じて撮り上げた合戦のシーンは、馬上カメラ、ドローンによる空撮という視覚の面白さと、演者たちの気迫に満ちており、圧巻の一言。数々の撮影現場をくぐってきた岡田をもってしても、『関ヶ原』の撮影は「もう、幸せな現場だった」と格別さをあらわにする。「スケジュールや予算面の兼ね合いもあるので、司馬さんの『関ヶ原』はまるで聖域と言いますか、スタッフがやりたくてもできなかった作品だったと思うんです。それを撮影するという企画は僕にもスタッフたちにとっても夢で、『俺たち“関ヶ原”撮ってんだよ!最高のものをつくりたいんだ!』っていう雰囲気のある現場でした」と嬉々として伝えてくれた。@@separator 身震いするほどの多幸感と同じくらい、大作の中で頭を務めるという、想像を絶する重責を担うのが岡田の役割でもある。「台本は何回も飽きるくらい読んで、どうしたらいいかわからなくなるほど読んだぐらいが、やっぱりよくて。それで、…たまにですけど、何か心情的に耐えられなくなるときがあるんです」と、人知れぬ思いを吐露する。  「夜、寝られなくて、身体が泣いているみたいに、ちょっと散歩しないと耐えられないなっていうときがくる作品を、僕は何回か経験しているんです。でも、そうなると調子がいいというか、割と褒められることが多くなったりします」。そうした逼迫するような想いの作品は「たまにしかない」と言う。「そういう意味では、『関ヶ原』はそういう状態でのぞめたので、誇りを持っている作品です」。(取材・文:赤山恭子)  『関ヶ原』は8月26日より全国公開。

  • 映画『関ヶ原』

    岡田准一主演『関ヶ原』特別映像が到着 役所広司&有村架純らのメイキングも

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     岡田准一主演の映画『関ヶ原』から特別映像“天下分け目の戦い<その真実>編が到着。関ヶ原の戦いについて、歴史の授業で習ったが内容を覚えていないという人や、今さら勉強し直すのも面倒だと思っている人のために、「関ヶ原の戦いがなぜ起こったのか?」がわかるものとなっている。@@cutter 司馬遼太郎の同名小説を実写化した本作は、石田三成(岡田准一)率いる西軍と、徳川家康(役所広司)率いる東軍が繰り広げる天下分け目の合戦を描く歴史大作。特別映像は、1600年旧暦9月15日に、現在の岐阜県不破郡関ヶ原で起こった関ヶ原の戦いについて、本編映像を使用しつつ紹介する。  また、撮影の裏側に迫ったメイキング映像では、役所、有村架純、東出昌大など豪華キャストが見せる撮影時のラフな姿や、原田眞人監督の演出の様子、さらには迫力に満ちた合戦シーンの撮影の模様を確認することができる。   映画『関ヶ原』は8月26日より全国公開。

  • (上段左から)吉高由里子、松重豊、山崎努、(中段左から)平岳大、八嶋智人、大倉孝二、矢島健一、(下段左から)音尾琢真、キムラ緑子、芦名星、山崎紘菜

    木村拓哉&二宮和也共演『検察側の罪人』、ヒロインに吉高由里子

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     木村拓哉と嵐・二宮和也が初共演となる映画『検察側の罪人』に、ヒロイン役として女優の吉高由里子が出演することが決定。そのほか、松重豊、山崎努ら豪華共演陣が発表された。@@cutter 本作は『犯人に告ぐ』『クローズド・ノート』の雫井脩介による同名小説を映画化。東京地検刑事部を舞台に、ある殺人事件をめぐり二人の検事が対立する姿を描く。エリート検事・最上(木村)と、彼を師と仰ぐ駆け出しの若き検事・沖野(二宮)。二人が担当することになったある殺人事件で、かつて最上にとって大事な人の命を奪い、時効を迎えた未解決殺人事件の容疑者が再浮上。その男を執拗に有罪に仕立てようとする最上と、それに疑問を覚えた沖野の間に徐々に亀裂が走り始め、やがてそれぞれの「正義」の元に決裂した二人が、敵同士となって対峙していく。  最上役を木村、沖野役を二宮が務める。今回発表された新たなキャストして木村、二宮の対立の行方を左右する重要なキーパーソンでありヒロインとなる検察事務官・橘沙穂を吉高が演じる。  さらに闇社会のブローカー・諏訪部役に松重豊、最上の同級生の国会議員・丹野役には平岳大。沖野と共に検察との闘いに挑む弁護士・小田島役に八嶋智人、凶悪な殺人事件の容疑者の一人、弓岡役に大倉孝二。さらに人権派大物弁護士・白川雄馬役に山崎努、その他にも、矢島健一、音尾琢真、キムラ緑子、芦名星、山崎紘菜という実力派俳優が集結した。  監督・脚本を『クライマーズ・ハイ』『日本のいちばん長い日』の原田眞人が務める。今作で原田監督と初仕事となる吉高は「脚本や監督、役者としてもたくさんの才能を持っている方なので、近くで過ごせる期間を大切にしてたくさん吸収できたらなと思います」とその意気込みを見せながら「木村さん二宮さんそして共演者の方々、スタッフの皆さんと一緒にチームワーク良く撮影に挑めたらなと思います」と撮影を心待ちにしている様子を見せている。  映画『検察側の罪人』は2018年全国公開。

  • 東出昌大、ストイック過ぎる岡田准一の秘密に「鉄人だって思った」と告白

    東出昌大、ストイック過ぎる岡田准一の秘密に「鉄人だって思った」

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     V6の岡田准一が18日、都内で開催された主演映画『関ヶ原』の完成披露イベントに、共演の有村架純、平岳大、東出昌大、伊藤歩、滝藤賢一、西岡徳馬、役所広司、原田眞人監督らと出席した。本作が関ヶ原の真実を描くことに絡めて、当日は一同が“誰も知らない真実”を告白。東出は岡田が撮影後の深夜にトレーニングを行おうとしていたことを明かし、「うわ、鉄人だ!って思った」と語った。@@cutter 司馬遼太郎の同名小説を実写化した同作は、石田三成(岡田)率いる西軍と、徳川家康(役所広司)率いる東軍が繰り広げる天下分け目の合戦を描く歴史大作。史上最大の合戦「関ヶ原」に向かう、武将たち、女たちの“未来に向けた想い”、そして「関ヶ原」の誰も知らない“真実”が描かれる。  主演の岡田は「若い頃、時代物をできるようになってほしいとか、先輩方にすごく言っていただいて。やっとその先輩方に観ていただきたいなって心から思える、時代本格エンターテイメント合戦ものを、原田監督に撮っていただけた」と喜びを口にすると、「中身というよりも、出れたことに涙が出る。これに出れてよかったなって思える作品でしたね」と続けた。  命を懸けて三成を守る忍び・初芽を演じた有村は、出来上がった作品を観て「圧倒されながら観たんですけど、本当に”あ、もう終わりなんだ”って思うくらい、あっという間に。気づいたら終わっているっていう感覚。本当に圧倒でした」と感想を述懐。  イベントでは、物語に絡めて、誰も知らない真実を告白し合う一幕も。東出は深夜の撮影後に、たまたま岡田とロケバスで遭遇したことを回想。飲みたい気分だったという東出は、「こういう晩は帰ったら何されてるんですか?」と岡田に聞いたことを明かし、「(岡田は)“今12時くらいだから、帰ったらトレーニングかな”って。“うわ!鉄人だ”って思った(笑)」とコメント。これを受けた役所が、以前に岡田が深夜に木刀を持って走っていたことを暴露すると、岡田は「その時に役所さんを誘ったんですけど、“俺はいいや”って言われて。すっごい優しく断られた(笑)」と明かし会場を沸かせていた。  映画『関ヶ原』は8月26日全国公開。

  • 岡田准一×有村架純、時代劇で初共演決定! 『関ヶ原』を完全映画化

    岡田准一×有村架純、時代劇で初共演決定! 『関ヶ原』を完全映画化

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     司馬遼太郎原作の『関ヶ原』の映画化が決定し、岡田准一、役所広司、有村架純の出演が明らかとなった。岡田は主人公の石田三成役、役所は徳川家康役、有村は忍びとして、また女性として三成を支え続ける初芽役を演じる。有村は本作が本格時代劇初挑戦となる。@@cutter 『関ヶ原』は、世代を超えて熱烈なファンを数多く持つ歴史小説界の巨星・司馬遼太郎が、戦国史上最大の合戦・関ヶ原の戦いを描いた同名小説が原作。1981年にTBSでドラマ化され、今回が初の映画化となる。  本作で、己の「正義」を強く信じ、愛を貫き通そうとした純粋すぎる武将石田三成役を務める岡田は、原田監督作品に初参加。これまで狡猾で計算高い人物として描かれてきたものとは全く違う、「正義」を重んじるあまり融通が利かず、不器用で人間味あふれる三成の姿を見せ、今までにない新たな「石田三成」を誕生させる。岡田は「歴史好きとして、本来の人物像に近いであろう“石田三成”を演じることができ嬉しく思います」と喜びを口にする。また、「キャストの皆様、スタッフの皆様と全力で撮影に挑みたいと思います」と意気込みを語っている。    三成の部下として、そして女性として愛し支え続けた伊賀の忍び・初芽を演じる有村は本作が初の時代劇挑戦。「言葉や所作、アクション、一から覚える事がたくさんありますが出演されるキャストの方々のお芝居を見て勉強しながら、その時代を生きた人物として、石田三成の腰元として女を忘れしっかりと役目を果たしたいなと思います」と、力強いコメントを寄せている。  『関ヶ原』は2017年初秋全国公開。

  • 映画『日本のいちばん長い日』完成報告会見に出席した本木雅弘

    本木雅弘、樹木希林から背中押され“昭和天皇”に 逃げ出したい気持ちを回顧

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     映画『日本のいちばん長い日』完成報告会見が20日に行なわれ、役所広司、本木雅弘、松坂桃李、堤真一、原田眞人監督が出席。昭和天皇役で7年ぶりの本格的なスクリーン復帰となる本木は、「オファーを頂き、逃げ出したい気持ちと、逃したくない気持ちで揺れていた。そんな時、義母の樹木希林から“私には、あなたにこの役がまわってきた意味がわかる。お受けしなさい”と背中を押され、決意しました」と告白した。@@cutter  本作は、半藤一利のノンフィクション小説『日本のいちばん長い日 決定版』を映画化した歴史ドラマ。「1967年版の『日本のいちばん長い日』(岡本喜八監督)では、昭和天皇を描くことが許されなかったので、いつか正しく描きたいと思っていた」と語る原田監督の思いが、豪華俳優陣によって映像化した。また、戸田恵梨香、松山ケンイチもカメオ出演していることも発表された。  昭和天皇役について本木は、「実は、最初この役は別の役者さんが演じる予定だったのですが、都合がつかず、急遽私に矢が向いたもの。でも、今は得をしたと思っています」と意外な経緯を告白。そして「昭和天皇に対して強い印象を持たれている方が多いと思いますので、“そこは違うぞ”とお叱りを受けるかもしれません。唇が震える思いですが、ぜひ、多くの方に観ていただきたい」とアピールした。    一方、戦争完遂戦か降伏か、決断を迫られる阿南惟幾(あなみこれちか)陸軍大臣を演じた役所は、「前作では三船(敏郎)さんが演じた役なので、プレシャーがあまりにも大きくて“嫌だなぁ”と正直思いましたが(笑)、原田監督に頼まれたら断れないですよね」とコメント。  また、頭を丸め、終戦に反対し狂気に駆られていく若手将校を熱演した松坂は、「戦争映画は初めてだったので、緊張感と不安しかなかった」と話し、内閣書記官長・迫水久常役のベテラン堤も、「こんな緊迫感のある現場はもう嫌!いつも戻しそうだった」と冗談混じりに振り返って、会場から笑いがこぼれた。  映画『日本のいちばん長い日』は8月8日全国公開。

  • 『駆込み女と駆出し男』プレミア試写会に出席した大泉洋

    大泉洋、共演女優へのセクハラ問われタジタジ「ジェントルじゃないですか」と応酬

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     映画『駆込み女と駆出し男』のプレミア試写会が27日、都内で開催。主演の大泉洋をはじめ、戸田恵梨香、内山理名、陽月華、神野三鈴、武田真治、橋本じゅん、原田眞人監督が艶やかな着物姿で登壇した。@@cutter 本作では、離縁を求める女たちを手助けしていく駆出しの離縁調停人を演じた大泉。監督から厳しい演技指導の有無を問われ「割と自由に演じさせていただいた」とコメント。だが、唯一厳しかったエピソードととして「私が首を吊られるシーンで、監督が止めてくれなくて、本当に首を吊って苦しかった」と暴露し会場を沸かせる。また、その首吊りシーンは「スタントマンなしでやれたので、首を吊られるということに関しては自信が持てましたね」と胸を張る。  加えて、現場では大泉がムードメーカーかとおもいきや「樹木希林というものすごい方がいらっしゃって、私のムードはぶち壊れるムードを持った方なので、(ムードメーカーは)樹木希林さん」だと明かす大泉。現場での会話についても「割とブラックな話が多くて、ここでは話せない」とし、胸に秘めた。  陽月は大泉との思い出を聞かれ、「(なぎなたを持たずに)なぎなたの練習をしていたら、大泉さんが“僕の腕を使うかい?”って言ってくれて、自分の腕をなぎなたにしてくださって、練習させていただきました」と告白する。  この陽月の告白に「セクハラだ」と責め立てられる大泉。大泉は「何がセクハラですか。ジェントルじゃないですか」とタジタジになりつつも応酬。陽月には「バカじゃないの本当に。あるでしょ、もっと何か」と聞き返した。  同作は、江戸時代の幕府公認の縁切寺を舞台に、離縁調停人が奇抜なアイディアと戦術で男と女のもつれた愛の糸を解きほぐし、ワケあり女たちの人生再出発を手助けする、笑いと涙の人情エンターテインメント作品。5月16日より全国ロードショー。

  • 『駆込み女と駆出し男』舞台挨拶で札幌へ来た戸田恵梨香・大泉洋・原田眞人監督

    戸田恵梨香、大泉洋と弾丸舞台挨拶ツアーへ、3分で「ラーメン無理矢理食べた」

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     女優の戸田恵梨香が、出演する映画『駆込み女と駆出し男』(5月16日公開)の舞台挨拶のため共演の大泉洋、原田眞人監督らとともに福岡、北海道に行ってきたことをインスタグラムにて報告。弾丸ツアーのようなスケジュールでの舞台挨拶だったと明かしている。@@cutter まず、先に訪れた福岡での舞台挨拶では「楽しかった~いっぱい美味しいの食べた!」と満喫できた様子の戸田。しかし、18日に投稿された北海道・札幌での3人が並ぶ写真のコメントには「札幌の滞在時間3時間! 食事時間3分。ラーメン無理矢理食べた」と驚きの過密スケジュールを告白した。  そんな過酷(?)なPR活動の甲斐あってか、コメント欄には「また来てください」と地元への訪問を喜ぶ声や、映画公開を楽しみにするファンのコメントが多く寄せられている。  映画『駆込み女と駆出し男』は、井上ひさしの著書「東慶寺花だより」をもとに、江戸時代の駆込寺・東慶寺を舞台に医者見習いで戯作者志望の主人公(大泉)と、夫との離縁を求める訳ありな女性たちが繰り広げる人情ドラマ。『クライマーズ・ハイ』『わが母の記』の原田監督が、初めて時代劇に挑戦する。

  • 『駆込み女と駆出し男』完成報告会見に出席した大泉洋

    大泉洋、樹木希林からバッサリ「印象的なものはない」 自由奔放な姿勢にタジタジ

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     映画『駆込み女と駆出し男』の完成報告会見が18日都内で行われ、大泉洋、戸田恵梨香、満島ひかり、内山理名、樹木希林、原田眞人監督が出席。壇上で「(劇中では)ここにいるほど役立ってない」「題名が覚えられない。なんだったっけ?」ととぼける樹木だったが、会見中は大泉もたじろぐ“希林ショー”を展開した。@@cutter 大泉との共演の印象を聞かれた樹木は「やり取りで印象的なものは何もない」と断言すると、原田監督に「大泉さんに決めたのはどういう趣旨で?」といきなり質問。さらに「私的なところで何も収穫がなかった。もう少しワイドショー的なものがあるかと思ったらなかったから、印象的には何もないですね」と言いたい放題で、大泉を喋らせる隙を与えなかった。  それでも樹木は「足を引っ張るような事を言ったけれど、大泉さんをはじめ、若い人たちが自分の技量以上の力を発揮していると感心しました」とキャスト陣の熱演を報告。大泉は「嬉しい限りで」と喜びつつも「信次郎(大泉)と源兵衛(樹木)の印象的なシーンはありますので、ぜひ観て!」と必死に作品をアピールしていた。  樹木の自由奔放さは現場でも発揮されたようで、大泉は「帰る時間も自分で決めるんですよ。その後に出演シーンがあるのに“もう来ないわよ”と帰ってしまう。そこまでの役者に自分もなりたい」と常識にとらわれない姿勢をリスペクト。さらに「出なくていいとなったら、“今日はね、宿に夕食はいらないといったのよ。だからここで食べていく”と言って残る。すべてを自分で決めていくんです」とマイペースを突き詰めた振る舞いに目を丸くしていた。  そんな自由すぎるエピソードを大泉から暴露された横で、樹木は「撮影所の控室で橋爪功さんに会ったら“男の役もやるようになったの?僕らの役を取らないでね”という目で見られました」と撮影中の出来事を振り返るも「(大泉との)2人のやりとりは印象に残らなかったわね」と最後まで自らの道を歩んでいた。  本作は、作家・井上ひさしが11年もの歳月をかけて完成させた時代小説『東慶寺花だより』が原案。江戸時代の駆込み寺を舞台に、駆出し医師であり戯作者にも憧れている信次郎(大泉)と御用宿の主人・源兵衛(樹木)が、離縁調停人よろしくワケアリ女たちの人生再出発を手助けしていく様を描く。  『駆込み女と駆出し男』は、5月16日より公開。

  • 映画『日本のいちばん長い日』豪華キャストが集結!

    松坂桃李、狂気の若手将校を熱演!役所広司主演映画『日本のいちばん長い日』製作決定

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     1945年8月15日に国民に向け伝えられた玉音放送、その裏側で何が起こっていたのかを描いた半藤一利のノンフィクション小説『日本のいちばん長い日 決定版』の映画化が決定し、主演に役所広司、共演に本木雅弘、松坂桃李、堤真一、山崎努がキャスティングされた。@@cutter 太平洋戦争末期、戦況が困難を極める1945年7月。戦況は悪化の一途をたどる中、連日連夜、閣議が開かれるが議論は紛糾、結論は出ない。そうするうちに広島、長崎には原爆が投下され、事態は最悪の状況に。“一億玉砕論”が渦巻く中、身を挺し闘った人々がいた…。  映画では、原作に記されたストーリーのみならず、昭和天皇とともに戦争終結の決断をした鈴木貫太郎首相の姿を描く同作家著『聖断』の内容も取り込まれるという。監督は『金融腐蝕列島<呪縛>』『クライマーズ・ハイ』など社会派ドラマをはじめ、井上靖の原作『わが母の記』、2015年5月公開の『駆込み女と駆込み男』など、ヒューマンドラマに定評がある原田眞人。  主人公、阿南惟幾(あなみこれちか)陸軍大臣を演じるのは、深みのある演技で存在感を放つ役所広司。陸軍全体が断固として戦争完遂を支持する中、そのトップにあって決断を迫られ苦悩する男を熱演する。昭和天皇役を、7年ぶりの本格的なスクリーン復帰となる本木雅弘が演じる。  また、時の内閣総理大臣・鈴木貫太郎に山崎努、内閣書記官長・迫水久常に堤真一、そして終戦に反対し狂気に駆られていく若手将校を松坂桃李が演じるなど、ベテランから躍進目覚ましい若手俳優まで豪華な共演が実現した。  主演を務めた役所は、「阿南という人物は、戦時下の陸軍トップとして部下を愛し、慕われ、天皇への一途な忠誠心も持つ一方、家族も大切にした魅力的な人」と役どころを明かし、「各個人それぞれの“家族”、日本という“家族”、その“家族”というテーマに重きを置いて描かれていることが作品の最大の魅力ではないでしょうか」と作品への思いを語った。  映画『日本のいちばん長い日』は2015年8月全国公開。

  • 『駆込み女と駆出し男』2015年5月公開

    原田眞人×大泉洋タッグで時代劇!戸田恵梨香、満島ひかりが離縁を求める訳アリ女に

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     井上ひさし著書「東慶寺花だより」をもとに、監督に『クライマーズ・ハイ』『わが母の記』の原田眞人、主演に大泉洋を迎えた映画『駆込み女と駆出し男』が2015年5月に公開が決定した。@@cutter 本作は江戸時代の駆込寺・東慶寺を舞台に、駆け出しの医者であり戯作者見習いの男と、さまざまな事情を抱え離縁を求め駆け込んでくる女たちが織り成す人情ドラマ。  医者見習いで戯作者志望のどっちつかず、東慶寺門前に建つ御用宿の主人・源兵衛と共に駆け込み女たちの人生リセットをお手伝いする、とんちきな主人公に大泉洋。ろくでもない放蕩三昧の亭主に愛想をつかし寺に駆け込む浜鉄屋のおかみさん・じょご役に戸田恵梨香。惚れて惚れて惚れぬいた男の元から何故か離れて駆け込む謎の美女・お吟に満島ひかりが挑戦する。  大泉は、「憧れの原田監督のもとで巨匠・井上ひさしさんの作品に、個性豊かな俳優陣に囲まれながら出演することが出来、大変光栄に思っております。女性の『駆込み』という事件を通して、その時代に生きる人々を時に切なく、時にコミカルに描いた娯楽作品です。恐らく皆さんが今まで観たことがないくらいスピーディーでエネルギッシュな時代劇だと思います」と期待のコメント。  戸田は「時代劇に参加することを少し恐れていたのですが、じょごを演じ、完成を観て、参加できたことを改めて幸せに思いました」と喜びを語る。  本作で初の時代劇に挑戦する原田監督は「本作の打診があったとき、『やっとラストサムライに繋がった!』と思いました。12年前、あの作品に出演したときぼくは初めて書写山円教寺と出会いました。あの壮大な寺院空間での撮影を見学したとき、いつかここで、自分の手で、日本時代劇映画の歴史を継承する作品を作るのだ、と心に誓ったわけです。」と作品への並々ならぬ思い入れを語る一方、主演に抜擢した大泉について「井上ひさし世界の戯作者を見事に演じ切っている。唯一無二です」と称賛を送っている。  『駆込み女と駆出し男』は2015年5月全国ロードショー。

  • 映画『RETURN(ハードバージョン)』場面写真

    椎名桔平主演&原田眞人監督の携帯配信ドラマ、ハードバージョンで劇場公開決定

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     椎名桔平が主演する映画『RETURN(ハードバージョン)』が8月に公開される。@@cutter 本作は、海外映画祭でも数々の受賞歴を持つ映画監督・原田眞人が手掛けるバイオレンス・アクション作品。『突入せよ! あさま山荘事件』、『クライマーズ・ハイ』など社会派ドラマのイメージが強い原田監督だが、本作は自身でオリジナル脚本を執筆し、現代日本の狂気・暴力・欲望に満ちたアンダーグラウンドな世界をリアルな描写で描く。  もとは、スマホ向けエンタメアプリUULAの携帯配信ドラマとして製作された本作。原田監督自ら再編集したものが、ハードバージョンとして劇場公開される。  平凡な旅行代理店の所長だった古葉完治(椎名桔平)は、借金の取り立てにきた暴力団の御殿川組の若社長をはずみで殺してしまい、海外へ高飛びした。10年後、北原完治と名前を変えて南米のカジノで働くいていたが、雇い主のボスから実業家・狭士萬正を暗殺するよう命令される。「一週間後も狭士が生きていたら、お前は国際指名手配される」と脅され、仕方なく日本に帰国した北原。闇の組織と暴力団という二つの勢力、追う者と追われる者が複雑に絡み合ったバトルの行方は…。  主役の古葉完治には、原田組の常連である椎名桔平。水川あさみ、山本裕典、キムラ緑子、でんでん、土屋アンナと個性豊かな実力派が脇を固める。  時代や環境に翻弄されて数奇な運命を辿る登場人物たち、現代日本に蔓延る鬱屈したアンダーグラウンドの世界を前面に押し出しつつも、その裏に隠れた“家族の絆”やシリアスな社会問題にも鋭く切り込んだ本作。原田監督の新たな世界が広がっている。  映画『RETURN(ハードバージョン)』は8月にヒューマントラストシネマ渋谷ほかで公開。

  • 「わが母の記」の完成披露試写イベント

    宮崎あおいの「親戚のおじさんみたい」発言に、役所広司が思わず苦笑

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      19日、井上靖の自伝的小説を映画化した「わが母の記」の完成披露試写が行われた。伊豆・湯ケ島などを舞台に親子の絆と愛を描いた文豪・井上靖の名作を、「クライマーズ・ハイ」の原田眞人監督が映画化した本作。奇しくも昨年の東日本大震災前日にクランクアップしたが、既に上映されたモントリオール映画祭や釜山映画祭では大きな反響を呼んでいる。この日は、出演者の役所広司、樹木希林、宮崎あおい、ミムラ、菊池亜希子と、原田眞人監督が舞台挨拶のため登壇した。 @@cutter  「突入せよ! あさま山荘事件」でも原田監督作品に主演した役所は、井上靖をモデルとした作家・伊上洪作を好演。「原田監督のもとに集まった、刺激的でかわいい母と、出来のいい娘たち3人に囲まれて、とても幸福な撮影を過ごすことが出来ました。この映画は3月10日にクランクアップしましたが、日本の美しい風景が写っています。今日は、美しい日本を楽しんでください」とPRした。   独立心旺盛で父親とぶつかることが多い伊上の三女・琴子役の宮崎は、役所とは12年ぶりの本格共演。「当時は子供だったのでわかりませんでしたが、改めて共演すると色気を感じることが多くて」と絶賛するが、「ちょっと遠い親戚の叔父さんみたいな感覚があるので、ご一緒できて嬉しかったです」と続いたのを聞き、嬉しそうな表情の役所も「色気があるというだけで十分です」と、思わず苦笑した。   記憶を失いつつある年老いた伊上の母・八重を演じた樹木は、ロケ地である川奈ホテルでの思い出を披露。文学座研修生当時、小津安二郎監督の「秋刀魚の味」に出演した杉村春子の付き人として現場に付き添ったが、「あまりNGが続くので、何てウチのトップは下手なんだろうと思ったことがありました(笑)」と、若かりし日のエピソードを語った。   映画「わが母の記」は4月28日(土)より全国公開ロードショー

  • 「初秋」製作発表会見に出席した中越典子、役所広司、原田眞人監督

    役所広司が中越典子と“年の差カップル” 撮影現場で「加齢臭」を気にする

    エンタメ

      CBC開局60周年記念スペシャルドラマ「初秋」の製作発表会見が都内ホテルにて行われ、役所広司、中越典子、原田眞人監督が出席し、作品にかけた思いや見どころなどを語った。 @@cutter   本作は、第35回モントリオール世界映画祭で審査員特別グランプリを受賞した映画「わが母の記」の連動ドラマ企画となる。   ドラマは、今年没後20年を迎える国民的作家・井上靖による小説「凍れる樹」を原作に、映画で数々の意欲作を世に送り出してきた原田眞人監督と役所広司のゴールデン・コンビがタッグを組んだもので、早くに妻を亡くし男手一つで育ててきた娘を嫁がせた後、その寂しさと葛藤する父親の姿を描く。   主人公を演じた役所は「堅物な男だけれど、人間的なモロさも持ち合わせていて、人間的魅力を持っている人物」と役柄を分析。井上作品を演じる上で「目に見えない部分からにじみ出る演技が難しかった」と振り返った。劇中、その確かな演技力で名優としての貫禄を見せつけている。本作で、役所と恋に落ちる謎の女を魅力的に演じた中越は「濃密な現場でした。深く作りこんでいく感覚が味わえて緊張もしましたが、刺激的で楽しかった」と撮影現場を振り返った。   2人は初共演となるが、お互いの印象を、役所は「度胸もあり、繊細な芝居も出来る素晴らしい女優」と役のためにどんなことにも飛び込んでいく中越の女優魂を称賛した。一方、役所の言葉に感激した中越は「役所さんの言葉が聞けて、嬉しい」とコメントし、「自然に感情がわいてくるという感覚がつかめた現場でした。現場で学んだすべてのことが勉強になりました」と謙虚な姿勢をみせた。劇中、年の差カップルを演じた2人、役所が「現実ではありえないので、演じられて嬉しかった。現場では加齢臭が出ないように気をつけました」と語り、会場を笑わせた。   原田監督は俳優・役所について、心の内を明かした。「(どんな俳優とも組める)守備範囲の広い人」と語り、初めてタッグを組んでから役所の演技に魅了されていることを明かし、「この人とは一生別れられない」と絶賛した。それに応えて役所は「映画作りの面白さを教えてくれた監督。監督の描く世界観は大変興味深い」と感謝の言葉を返した。   長野県塩尻市や京都をロケ地に選んだこの作品、監督が故・小津安二郎へのオマージュと語っているが、まさに“小津安二郎”世界を彷彿とさせるしっとりとした美しい映像で魅せている。原田監督は、役所と中越の競演についても「主人公は役所さんをイメージして書きましたが、中越さんはナチュラルな芝居が出来る魅力的な女優」とコメントし、「僕の作品としては、稀に見るロマッンチックな作品になった」と満足げに語った。なお、CBCでは原田監督と役所で井上靖原作の映画「わが母の記」(母と息子の関係性を描く)を松竹と共同製作しており2012年の公開を予定している。   スペシャルドラマ「初秋」は10月8日 15時~16時54分CBC製作・TBS系28局ネットで放送

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