『ストレンジャー・シングス』シーズン重ねても魅力増すワケ マイク&イレブン俳優が分析
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Netflixシリーズ『ストレンジャー・シングス 未知の世界 5』がいよいよ最終章に突入する。本作は、1980年代の小さな町ホーキンスに突然出現した<裏側の世界>という“異世界の脅威”に、オタク気質な少年少女とその家族や仲間が力を合わせて立ち向かう、ミステリー・アドベンチャー&青春物語。配信以降、瞬く間に世界中で大ヒットし、さまざまなエンターテイメントやムーブメントに影響を与えるなど、多くの社会現象を起こしてきた。「史上最高のドラマシリーズ」「シリーズを重ねるごとにますます面白くなる」と絶賛の声が飛び交う本作。長きにわたって世界中のファンを虜にし続けている理由について、マイク役のフィン・ヴォルフハルトとイレブン役のミリー・ボビー・ブラウンはそれぞれ、「この作品の素晴らしいところは、キャラクターが年齢を重ねるにつれて、作品も成長していくことです」「視聴者の誰もが、いずれかのキャラクターが経験する出来事に共感できるはずです」と、登場人物の成長と共感を得るキャラクター性がポイントだと示している。
【写真】みんなもうすっかり大人 『ストレンジャー・シングス5』のキャストたち
小さな街ホーキンスに暮らすマイク、ウィル、ダスティン、ルーカスは、映画やゲームが大好きなちょっと冴えない仲良し4人組。いつものように遊んだとある日の帰り道、ウィルが突如姿を消し、3人は捜索を開始。すると別次元の恐ろしい<裏側の世界>の扉が開き、街では超常現象が頻発、邪悪な怪物たちが襲来する――。
これまでの4シーズンを通して、家族や仲間と一致団結して脅威に立ち向かう姿が描かれ、数え切れない試練を超える物語は世界中のファンの心をつかんだ。そしてついに迎える最終章では、仲間たちがシリーズ最大の脅威・ヴェクナを倒すために再び団結する――。
シーズン4は、配信開始3日間での全世界視聴時間合計が2億8679時間を突破し、日本を含む世界83ヵ国の“シリーズTOP10”で1位となるなど驚異的な記録を打ち立てた。さらに、全米批評家サイト「Rotten Tomatoes」での全シーズンの平均スコアは現時点で90%を超えており、その熱狂はとどまることを知らない。
物語の中心となるマイクやウィルたち少年4人組は、シーズン1では地下室に集まりダンジョンズ&ドラゴンズに夢中になっているごく普通の無邪気な少年たちとして描かれた。しかし、ホーキンス研究所で育ち、超能力を司るイレブンとの出会いや裏側の世界との戦いを通して、強いリーダーシップを発揮して仲間を率いたり、柔軟なひらめきで数々の難所を乗り越えたりと、シリーズを重ねるにつれて4人は各々成長した姿を見せてきた。
そして、高校生になったシーズン4で彼らは、恋愛や学業、人間関係のいざこざといったティーンエイジャーならではの問題にも直面。そんな登場人物たちのさまざまな一面が垣間見える本作の魅力をフィンは、「この作品の素晴らしいところは、キャラクターが年齢を重ねるにつれて、作品も成長して大人っぽさを増していくことです。自分たちも一緒に成長できるのは、素敵なことです」と語っている。
モンスターとの戦いを通して逞しく成長する反面、その年代特有の悩みにぶつかる等身大の姿を見せるマイクたちに対して視聴者からも、「子どもたちがどんどん成長していて、頼もしさや彼らの勇気を感じて泣きそう」「子どもたちの友情、恋愛、成長がとても楽しみ」という感想が挙がっている。
さらに、ミリーはこうしたキャラクターの成長に加えて、「どのキャラクターもそれぞれの感情の変遷を演じられるように描かれているのが見事ですね。視聴者の誰もが、いずれかのキャラクターが経験する出来事に共感できるはずです。例えば、内向的で周囲に馴染めないマイクの姿を自分に重ねたり、女の子にどうやって話しかけていいか分からなかったり…思春期の男の子が共感できるような、説得力のある演技を見せていると思う」と、若者なら誰もが共感してしまうキャラクター設定も、視聴者からの熱い支持を受けるポイントだと明かしている。ホーキンスの危機や恋愛、友情など様々な課題に立ち向かってきたマイクたち。ヴェクナとの最終決戦が待ち受ける最終章では、果たしてどのような試練を乗り越え、成長する姿を見せるのか。
愛すべきホーキンスの仲間たちに待つ予測不能な冒険と決戦は一体どんな運命を迎えるのか―。世界中が待ち望む、最終シーズンはもうすぐだ。
Netflixシリーズ『ストレンジャー・シングス 未知の世界 5』は、VOL 1(第1~4話)が11月27日10時、VOL 2(第5~7話)が12月26日10時、フィナーレ(第8話)が2026年1月1日10時より世界独占配信。

