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<デビュー10周年>誰ひとり欠けることなく13人で走り続けた10年間は“スタート地点” 名実ともにトップアイドルとなったSEVENTEENの魅力とは

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PR:ディズニープラス

『SEVENTEEN: OUR CHAPTER』ディズニープラスにて独占配信中
『SEVENTEEN: OUR CHAPTER』ディズニープラスにて独占配信中(c)PLEDIS Entertainment&HYBE.All Rights Reserved.

 10周年を迎え、新たな章に立った韓国男性アイドルグループSEVENTEEN。彼らのオリジナルドキュメンタリーシリーズ『SEVENTEEN:OUR CHAPTER』が11月7日よりディズニープラスにて独占配信中だ。メンバー13人の揺るぎない絆を映し出す撮り下ろしインタビュー、個人の葛藤や成長、未来への決意、CARAT(SEVENTEENのファンネーム)への想いなど、知られざる本音が全4話で明かされている。さらに5thフルアルバム『HAPPY BURSTDAY』のメイキング映像や「SEVENTEEN in CARAT LAND」の舞台裏、「RIGHT HERE」ワールドツアーのハイライトなどディズニープラスでしか見られない限定コンテンツは見逃せない。現在兵役中のメンバーの姿が見られる貴重な機会(ジョンハンのみ出演なし)でもある本作から、11月28日に配信される最終話を前に、トップアイドルとして走り続けてきたSEVENTEENの魅力を紐解いていきたい。

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■華々しいキャリアの裏側を映した特別なドキュメンタリー

 SEVENTEENは未来を描いてくれるグループだ。デビュー10年目といえば、一つの節目というイメージがある。しかし彼らは過去を振り返るのではなく、これからが“新しいスタート”であり“新たな挑戦”だと口をそろえる。2015年にミニアルバム『17 CARAT』で韓国デビューしてから、K‐POPアルバム最多販売枚数で新記録を樹立し、日本でもミリオンセラーを達成、Billboard 200では初登場7位にランクインするなど、これまで数々の偉業を成し遂げ、今や世界に注目されるスターとなった。さらに昨年の「2024 MAMA AWARDS」(世界最大級のK‐POPアワード)では「VISA ARTIST OF THE YEAR」「VISA ALBUM OF THE YEAR」を受賞し、大賞2冠を達成した。


 これだけの栄光は並大抵の努力では手に入らない。想像を絶するプレッシャーや困難を乗り越えてきた証だ。光と影があるように、私たちが知り得ない世界で戦い、今も立ち向かっているだろう。ところが第1話の冒頭で「10年間の物語は要らない」と語るメンバーがいた。もちろん、そのままの意味ではない。苦労や努力だけをさらけ出すのではなく、自分たちが今後どんな姿を見せるべきなのかを伝えたい。彼らが今何を感じているのか、そして新たなスタート地点を見せてくれるのが『SEVENTEEN:OUR CHAPTER』なのだ。

 本作のインタビューを通じて、本人たちも実感が湧かないほど多忙に過ごしてきたのだと分かる。10年が経っても、どこまで行けるか、いつまでやれるのか。100が0になるかもしれない恐怖と隣り合わせ。一方で、余裕が出てきた表情が見えるのも、本音で話しているからだろう。「どの辺りまで来たと思いますか?」という問いに対して、彼らに“頂点”という言葉はしっくりこないと思った。「スタートラインで構えてるのが僕たちの姿」という言葉に、彼らには通過点はあってもゴールがないと受け取ったからだ。13人の足並みをそろえるのではなく、メンバーたちは常に走り出すための準備をしている。だから、どんな道であっても誰も置いていかず共に歩んでいけるのだ。
■デビューから10年間、誰1人と欠けなかった13人の絆

 新しい世代が次々と出てきて移り変わりの激しい世界で、生き残ることだけでも容易ではないことは想像がつく。それにも関わらず13人が誰1人と欠けることなく10年間走り続けてきた。彼らはこの景色をどう感じているのだろうか。これまでと大きく違うのは、全員で活動ができないということだ。本編では兵役中のメンバーが欠けた中でコンサートに挑む葛藤も垣間見える。避けられないことではあるが、それを試練ではなく“宿命”だと受け止める姿が印象的だった。当たり前に乗り越えるものだという覚悟を感じたからだ。


 人数が多いと全員がコミュニケーションを取る時間も限られてしまう。家族のような関係性は、時には馴れ合いも生まれるだろう。だけど彼らは当たり前の存在だからこそ、意識して声を掛け合うことを忘れない。リーダーのエスクプスへの思いを伝えるシーンもあり、全員だけでなく個々の絆の深さもうかがえる。「いつもいい関係じゃない」という飾らない言葉が安心をくれる。誰かが欠けてもカバーするのがSEVENTEENだ。彼らは何よりグループでいることを守ってきてくれた。

 第2話では「活動を続ける中で失ったものと得たものは?」と鋭い質問が投げかけられる。彼らの口からは迷い、不安、虚しさなどの苦悩も語られる。裏側や本音を知ることで胸が痛むこともあるが、一人の人間としての思考が見える機会でもある。この瞬間があるからこそ、ファンや多くの人たちと共鳴できるのではないだろうか。


 彼らは至ってシンプルだ。「どんなに疲れていても曲が流れたら歌って踊る。好きだから」、「ツアーがすごく楽しい」、「一緒に仕事できるのがうれしい」、「笑わせたい」などと素直な思いを語っている。一方で、シンプルなことが一番難しいことも理解しているはずだ。仲間とずっと一緒にいたいという思い、そしてベストを尽くこと、この積み重ねが今を作っている。
■SEVENTEENから語られるCARATへの特別な想い


 デビュー10周年の記念となる5thフルアルバム『HAPPY BURSTDAY』。第3話ではタイトル曲「THUNDER」の秘話などについて触れている。改めて紹介するとSEVENTEENは13人のメンバー+3つのチーム(ボーカル、ヒップホップ、パフォーマンス)+1つのグループだ。さらには楽曲制作から振り付けに至るまでメンバーが担当する。数々の楽曲やパフォーマンスを生み出したきた中で、今回は13人全員のソロ曲が初めて収録され、CARATやメンバーに宛てたメッセージなど特別な思いが込められている。

 テーマは“自分自身”や 自分らしさ”だ。ありのままの姿について捉え方が違うのは興味深く、それぞれが自分と向き合う姿が新鮮に映る。本編ではその物語が作られていく過程を見ることができる。また、タイトル曲はメンバーも驚くほど新しいものに仕上がり“今のバイブ”が現れているという。挑戦することが幸せだと話す一方で、失敗に対する不安や心配もあると語るメンバーたち。一切の妥協は許さず、本気で向き合っているのが分かる。

 そして2025年4月には、メキシコ最大の音楽フェス「Tecate Pa‘l Norte 2025」にK‐POPアーティストとして初めて参加するという大役を果たした。世界を相手にしたステージに立つ緊張感やプレッシャー、期待を胸に抱いたメンバーたちが挑む姿は貴重な映像だろう。彼らはいつだって次の挑戦をするために今この瞬間、果敢に取り組むことを諦めようとはしない。


 「活動を10年続けられた原動力は?」という問いに彼らの口から語られるのはCARATの存在だ。ファンを紹介するなら…というメンバーの答えも多種多様だが、どれも温かい気持ちになる。兵役を控えたウォヌは第9回ファンミーティング「CARAT LAND」は複雑な思いがあったという。その中で彼は「幸せになってほしい」と言った。他のメンバーも「幸せでいてほしい」と同じことを口にしている。大切な人たちに向けた素直な思いが伝わってくる言葉ばかりだ。

 そして明日11月27日から12月20日にかけては、日本ツアー「SEVENTEEN WORLD TOUR[NEW_]IN JAPAN」が名古屋・大阪・東京・福岡で行われる。コンサートでは『SEVENTEEN: OUR CHAPTER』で語られた、彼らの新しい挑戦を見せてくれるはずだ。「これで終わりじゃない」というメンバーの言葉のように、SEVENTEEN13人の物語は続いていく。CARATと彼らが磨き上げてきた輝きは、この先もっと多くの人たちを照らしてくれるに違いない。

『SEVENTEEN: OUR CHAPTER』はディズニープラスにて独占配信中。

(c)PLEDIS Entertainment&HYBE.All Rights Reserved.

『SEVENTEEN:OUR CHAPTER』本予告

文:ヨシン

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