『明日カノ』齊藤なぎさの豹変演技が「怖かった」と反響! 爆イケなホスト役にも注目集まる

カルチャー
2022年5月25日 19:15

■SNSでは「ゆあてゃ怖かった」の声

 それから、ゆあの喜怒哀楽を表現した齊藤の演技にも触れておきたい。同じくハルヒを指名する“被り”の客を見て、「あの被りの子、初めて見た。よく来る子なの?」と落ち込んだかと思えば、萌に笑顔で「気になった子いた?」と聞く豹変ぶり。コロコロと変わる表情が原作のままだった。

 特に不安定なゆあが「もしあの子が私よりもお金使う子だったら、はるぴはあの子のこと大事にするのかなと思って…」と、今にも泣き出しそうな表情で話す姿は切なかった。「俺は、俺のために頑張ってくれているゆあが1番大事だよ」と語る、その場しのぎなハルヒの返しも込みで心がキュッとする。

ゆあ&ハルヒ (C)「明日、私は誰かのカノジョ」製作委員会・MBS
 そして注目したいのは、そんなハルヒを信じ、裏切られ、怒りへと変わっていくゆあの心の移り変わりを齊藤が声で表現したシーンだ。帰宅後、まだ仕事中のハルヒに「はるぴが好きなラムネとレモン水も買っておいた」「オムライス作っちゃった」とニコニコしながらメッセージを送るゆあ。しかし、深夜2時を過ぎてもハルヒは帰ってこない。その事実にゆあは不安になっていく。最初のうちは「なんで返事くれないの?」と悲しげにメッセージを送るのだが、日が昇る頃には「今日来るって言ったよね」「誰といるの」とメッセージを送った上で鬼電、「電話出ろよ!」「無視やめて」と声を荒げた。

 この時の声が、恋するゆあてゃモードからは、想像できないくらいに怖い。甲高く叫ぶではなく低いトーンで、怒りの言葉を連ねるゆあがリアルだった。SNSでも「ゆあてゃ怖かった」「めちゃくちゃわかる」と称賛されていた。

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明日、私は誰かのカノジョ

於ありさ(ライター)

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