『明日カノ』齊藤なぎさ“本気の演技”がすごい! ゆあてゃケンカシーンに「見入ってしまった」と反響<明日、私は誰かのカノジョ>

カルチャー
2022年6月22日 19:00
『明日カノ』齊藤なぎさ“本気の演技”がすごい! ゆあてゃケンカシーンに「見入ってしまった」と反響<明日、私は誰かのカノジョ>
ゆあ(齊藤なぎさ) 『明日、私は誰かのカノジョ』第11話より  (C)「明日、私は誰かのカノジョ」製作委員会・MBS

 東京で生きる女子たちをオムニバス形式で描くドラマ『明日、私は誰かのカノジョ』(MBS、TBS/毎週火曜深夜)の第11話が6月21日(火)の深夜に放送された。原作でも人気のホスト編、そのフィナーレとあって、萌(箭内夢菜)と楓(高野洸)、ゆあ(齊藤なぎさ)とハルヒ(藤原樹)の関係性は激変。そのやりとりに胸を打たれた視聴者が続出した。(文=於ありさ) ※本記事はネタバレを含みます。ご注意ください


■齋藤なぎさと藤原樹の迫真の演技

 ゆあは相変わらず、ハルヒにイラだっていた。これまでも衝突が多かった二人だが、今回の原因は、ゆあが同意していない高級シャンパンを入れるという約束を同僚のホストの七星(坪根悠仁)に確定かのように伝えたことだった。

 その怒りを伝えるもハルヒは相変わらず、響いていない様子。ゆあが電話越しで「でも、私無理だから!」と叫ぼうが、ため息混じりで「わかったから…」と流し「とりあえず今日も店、来るっしょ?」といつものごとく誘った。

 さて、今回のハルヒ、ここまでの振る舞いははっきり言って0点だ。「こんなのゆあから切られたらおしまいだぞ」と思った視聴者も多いことだろう。しかし、そんなハルヒが電話をつなげたままゆあの家に突撃訪問。突然の出来事に戸惑うゆあへの「出ないの?」「開けてよ?」…この言葉がずるい!

 さらに、ドアを開けるとハルヒは「ゆあが限界なら、もう終わりにする?」と一言。「いつものハルヒと変わらない、冷めた発言か…」と思った矢先、目を伏せて「まあ、俺は離れたくないけどね」と告げるのが、再びずるい。これは好きになっても仕方がないと感じてしまった。

ゆあ&ハルヒ (C)「明日、私は誰かのカノジョ」製作委員会・MBS
 しかし、そんなゆあとハルヒの綱渡り状態の関係は、一瞬にして切れてしまった。下着姿の客とベッドに寝ている写真を掲示板に晒されたハルヒにゆあは激怒。「ちゃんと話をさせて?」と伝えるハルヒの指示通り、歌舞伎町のホテルで二人は会うのだが、ここでのケンカシーンがすごかった。実際SNS上でも「ゆあとハルヒの喧嘩すごい…」「見入ってしまった」などの声が多く集まっていた。

 開口一番「大丈夫なわけねぇだろ」と叫び「あのババアだろ!」「クソホストが」と暴言を吐きまくり、瞳孔をぐわっと見開きながらハルヒを詰めるゆあには、齋藤の本気を見た気がした。また、ハルヒを演じる藤原が「お前に何がわかるんだよ」と静かにつぶやいた後で「少女漫画のヒロイン気取ってんじゃねぇ」「俺らを人間扱いしてないのは、お前らの方なんだよ」と徐々に声量を上げていくさまも圧巻だった。

 そんなハルヒとゆあの関係は、担当を切ると宣言したゆあに対するハルヒの「てめぇ、掛けはちゃんと払えよ!」の怒鳴り声で終了。あまりにも切ない、不完全すぎる夢だった。

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イチオシ!

明日、私は誰かのカノジョ

於ありさ(ライター)

齊藤なぎさ

箭内夢菜

吉川愛

横田真悠

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