“温湿度”コントロールがカギ! プロが教える冬の睡眠時のエアコン活用術
■温湿度コントロールのポイントは?
パナソニックの睡眠改善インストラクターである菊地真由美氏によると、理想的な睡眠環境を実現するためには、「繊細な温湿度コントロール」が必要不可欠だといいます。個人差はあるものの、温度は20℃、湿度は50%前後くらいがちょうどよく、就寝時にエアコンを使うなら、室温は20℃前後、暖かい空気は上に向かうため風向きは下にして稼働し続ける方が快適だそうです。
理想的な睡眠環境を実現するポイントは? ※写真はイメージ
エアコンの空気が苦手・乾燥してしまうという人におすすめなのは、就寝の20分、30分前に寝具をめくってエアコンをつけておく方法です。これなら寝具が温まって、入った時にヒヤッとすることもなく、温めすぎて深部体温を下げるさまたげになることもならないといいます。エアコン以外にも、布団乾燥機で寝具を温めてもOK。布団乾燥機なら、湿気対策やダニ対策にもなるそうです。
また、加湿機能つきの空気清浄機を併用するのもおすすめ。加湿機能で湿度コントロールを行いながら、空気の流れをつくることができるので、部屋の空気を循環してくれます。お部屋全体の湿度を保つのが難しいという方は、顔周りだけのスポット的な加湿でも構いませんし、のどの保湿には寝る直前にお水を飲んだり、枕元にペットボトルなどを置いて適宜水分補給したりすることでも効果はあるといいます。
快眠環境運転を搭載! パナソニックの寝室用エアコン
ちなみに、パナソニックは、2022年1月下旬より寝室用エアコン「エオリアスリープ(寝室用モデル)PXシリーズ」3機種を発売。身体が心地よく感じる温度を睡眠の経過時間ごとに制御したり、アプリで睡眠を見える化したりと、快適な睡眠をサポートしてくれる機能が搭載されているそうです。
【「冬の睡眠実態調査」】
調査地域:全国
調査期間:2021年11月30日
調査方法:インターネット調査(協力:ジャストシステム)
調査対象:20代~60代の男女
有効回答:550名(男性:275名、女性:275名)