東京ディズニーランドの“40周年ピザ” 地味にすごい仕掛けがついてるの知ってる?
東京ディズニーランドのレストラン「キャプテンフックス・ギャレー」で販売されている「スペシャルセット」の箱には、地味にすごい仕掛けがついているのをご存知だろうか? 今回クランクイン!トレンドは、知らないと見逃してしまいそうな「スペシャルセット」のヒミツをご紹介する。
【動画】動画で解説! “40周年ピザ”の便利な機能
■一石二鳥の優れもの
地味にすごい仕掛けがある「スペシャルセット」は、タンドーリチキンピザと選べるソフトドリンクがセットになった商品。祝祭感あふれるカラフルな野菜がかわいいタンドーリチキンピザは、スパイシーなカレー風味のソースにトマトソースを合わせ、タンドーリチキン、マヨネーズ風味ソースをトッピングし、マイルドな味わいに仕上げた一品となっている。
実はこのピザ、同店舗で販売されている他のピザと箱が異なり、従来のパルプ100%使用のものではなく、ダンボール製の箱で提供される。落ち着いた雰囲気で特別感のあるデザインなのでそれだけで満足しそうだが、すごいのは見た目だけではない。
うすいフィルムがはがれるようになっている
箱の内側にうすいフィルムが付いており、これを剥がすことで、フィルムでピザを包みながら食べることができるようになっている。かわいい上に手が汚れにくくなるという優れものなのだ。
さらにこれだけではない。「キャプテンフックス・ギャレー」には2種類のゴミ箱が用意されており、フィルムを剥がした箱は専用のゴミ箱に入れることで、古紙としてリサイクルに出すことができる。つまり便利なだけでなく環境にも配慮した、一石二鳥な容器となっている。
ピザの箱を専用のゴミ箱に入れる様子
しかしなぜ多数のフードが販売されている中で、ピザの箱をリサイクルできるようにしたのか。そんな疑問をオリエンタルランドの開発担当者に投げかけてみると、興味深い答えが返ってきた。
「環境の側面もあるんですけど、ピザですと食べるときに手が汚れてしまうという悩みを解決できると思い、この包材を採用しました。お子さんがピザを召し上がると大惨事になってしまうケースも多くて、こうしてビニールで包むことで食べやすくなるかなと思い、開発しました」
ピザを包んで食べられるから手が汚れにくい!
環境のことを考えながらも、まずはゲストを思うのが東京ディズニーリゾートらしい。このような容器を導入するのは今回が初めてだったということで、「やってみないと気が付かないことがあるので、どれが1番ゲストや、環境、社会にいいのか、いろんな形で試行錯誤しながらやっていきたいなと思っています」と思いを語った。
このほか東京ディズニーリゾートでは、パークで回収したさまざまなものを、リサイクルやアップサイクルしてグッズ化する「東京ディズニーリゾート・サーキュレーティングスマイル」という企画も実施している。パークで充実した時間を送りながら、自然と環境を思う。それが次世代のパークの楽しみ方なのかもしれない。
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