USJ「ドンキーコング・カントリー」あす開業! 入場方法紹介&乗り物レベルを正直レビュー<取材レポ>
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンは、12月11日(水)に、「スーパー・ニンテンドー・ワールド」の拡張エリアとなる「ドンキーコング・カントリー」をいよいよ開業。今回クランクイン!トレンドは、オープンに先駆け、世界中が首を長くして待っていた本エリアを一足早く体験してきた。注目の新アトラクション「ドンキーコングのクレイジー・トロッコ」って一体どうなの!? 新エリアの気になるポイントを正直にレビューしていく。
【写真】行く前にチェック! 「ドンキーコング・カントリー」入場方法の一例
■入場方法をおさらい!
いよいよ明日に開業を控えた「ドンキーコング・カントリー」は、さまざまな仕掛けが待つ新進気鋭のライド・アトラクション「ドンキーコングのクレイジー・トロッコ」や、コンガを叩いてランビを呼び出すアクティビティ「ランビのジャングル・コンガ」、ショップ「ファンキーコングのフライ・アンド・バイ」、タルをモチーフにしたデザートが楽しめる「ジャングル・ビート・シェイク」&フードカート、本物のドンキーコングに会える「ドンキーコング・フォト・オポチュニティ」などを有する新エリア。
はじめは今年の春にオープンする予定だったが、「これまでにない体験価値をさらに引き出し完成度をより高めるため、さらに一定の調整期間を要する」と、今年の4月19日に開業の延期を発表。そしていよいよ、世界が首を長くして待っていた同エリアが、正式にゲストを迎えることとなる。これにより「スーパーニンテンドーワールド」の敷地面積は1.7倍に広がる。
「ドンキーコング・カントリー」の様子
本エリアの入場には、「スーパー・ニンテンドー・ワールド」の「エリア入場確約券」「エリア入場整理券/抽選券」が必要。入手方法は、パーク入場前にあらかじめ準備する方法と、当日パークで入手する方法(公式アプリ/発券所)の2種類があり、「エリア入場確約券」を事前にゲットするには有料の「ユニバーサル・エクスプレス・パス」や旅行パッケージなどを購入する必要がある。「ユニバーサル・エクスプレス・パス」は、パークでの当日販売もあるが、販売数に限りがあり、売り切れになる場合や、やむをえず販売を中止する場合もあるので注意。
また当日の場合、アプリで無料の「エリア入場整理券/抽選券」獲得が必須となる。「エリア入場整理券」は予定発券枚数に達した場合、「エリア入場抽選券」の発券に切り替えられる。ただし当日の事情により、予告なく発券を中止またはキャンセルする場合がある。加えて「エリア入場整理券」もしくは「エリア入場確約券」で入場した場合でも、アトラクションの受付を終了、中断している場合もあるため、絶対に乗りたい人や遠方組は「エリア入場確約券」を用意しておくと安心だ。
■乗り物はどれくらい怖い?
さて気になる新アトラクション「ドンキーコングのクレイジー・トロッコ」はどれくらい怖いのか? どちらかと言うと絶叫マシン苦手な筆者が体を張って試してきた。結論から言うとこれは楽しい!
本アトラクションは、「黄金のしんでん」に攻め込んできたティキ族からゴールデンバナナを守るという物語。4人乗りのライドに乗って、「黄金のしんでん」からタル大砲で飛びだし冒険へ出発する。
大砲から出発! 画像提供:ユニバーサル・スタジオ・ジャパン
何と言っても最高なのが、レールが消えるところ! 途切れたレールをジャンプしたり、向かいから来るトロッコにぶつかりそうになったり、バシャッと水がかかったりと、予測不能な体験の連続で、ここでしか味わえないスリルと感動がある。
『ドンキーコング』シリーズの生みの親である任天堂の宮本茂フェローは、11月12日(火)に配信された「スーパー・ニンテンドー・ワールド Direct」で「コースターはちょっと苦手という人にもオススメですよ」と語っていたのだが、まさにその通り。何度か急降下はあるものの、ただ落ちていくだけでなく、とにかく仕掛けが満載なので、何度も振り回されるというよりかは、物語を楽しんでいるうちにいつの間にか落ちていたという感覚に近い。
同じ屋外コースターの「ハリウッド・ドリーム・ザ・ライド」「ザ・フライング・ダイナソー」が約3分で、「ドンキーコングのクレイジー・トロッコ」が約2分なので所要時間は少し短め。付き添い者同伴でも身長が132cm以上ないと乗れない「ハリウッド・ドリーム・ザ・ライド」「ザ・フライング・ダイナソー」と比べると、「ドンキーコングのクレイジー・トロッコ」の身長制限は122cm以上(付き添い者同伴の場合は107cm以上)なので、ちょっと怖いコースターデビューにもピッタリかもしれない。ちなみに「フライト・オブ・ザ・ヒッポグリフ」の身長制限は122cm以上および195cm以下(付き添い者同伴の場合は92cm以上)なので参考までに。
大人も子どもも全力ではしゃぐことができるアトラクションが集まった「スーパー・ニンテンドー・ワールド」。「ドンキーコング・カントリー」の誕生により、まさに本エリアの合言葉である「PLAY WILD!」な体験ができること間違いなしだ。
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