USJの狂暴ゾンビ、東京の「サーティワン」でゲストを襲撃! 3日間限定イベント開幕〈取材レポ〉
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンは、8月28日(木)から8月30日(土)までの期間、「ハロウィーン・ホラー・ナイト」の恐怖を東京で体験できる期間限定スペシャル・イベント「喰うか。喰われるか。恐怖の I SCREAM(アイスクリーム)店」を「サーティワン アイスクリーム青山店」で開催。開催初日に報道陣向けに公開され、恐ろしくも少し感動を覚えるイベントの様子が明らかになった。
【写真】閲覧注意★ゾンビ襲来で大変なことになってしまった、「サーティワン アイスクリーム青山店」の店内
■予想を超える応募が殺到!
今回開催される「「喰うか。喰われるか。恐怖の I SCREAM(アイスクリーム)店」は、これまで圧倒的な世界観でハロウィーンの新たな楽しみ方を提案してきたユニバーサル・スタジオ・ジャパンが、“アイスクリームショップで体験する真夏のハロウィーン”という新たな切り口で実現する、かつてない最恐ホラー・エンターテイメント。
ハロウィーンシーズンそしてカルチャーのトレンド拠点である東京・青山で、“日常の象徴”である「サーティワン アイスクリーム」に、いるはずのない狂暴ゾンビが出現、店内を占拠したゾンビに襲われたゲストは、逃げ場のない空間で“正気を失う”ほどの恐怖に絶叫し、非日常の世界に巻き込まれる。
店長が倒れている不穏な店内
本来であればアイスを食べる幸せに満ちた空間であるはずの「サーティワン アイスクリーム青山店」だが、本イベントでは、足を一歩踏み入れるだけで異様な空気を感じた。事前抽選に当選したゲストのそばには、店長が倒れており、甘い匂いにそぐわない不穏な空気が流れている。
衝撃の事実を知る「サーティワン」社員
すると「サーティワン アイスクリーム」の社員がやってきて、1本の電話を取った。その内容が衝撃的で、USJのゾンビが「サーティワン」行きの業務用トラックに積まれ、搬出されたというのだ。「キャストでは!?」と驚く社員だったが、実はUSJがゾンビウイルスを生み出していたことが明らかになる。
まさかの事実に一同騒然。「サーティワン」の社員はゲストを店外へ避難させようとするものの、ゲストの中に「USJのゾンビを連れ出し、東京を混乱に陥れたい」と望む組織の人間が混ざっており、ゾンビウイルスが散布されてしまった。ゾンビウイルスから助かる唯一の方法は、抗体が入った「サーティワン」のアイスを食べること。そのアイスはUSJのゾンビがいるストックルームに保存されているという。
いつものハッピー空間はどこへ…
組織の人間がゲストを脅しながら話をしていると、床に倒れていたはずの店長ゾンビが動き出し、組織の人間を襲撃。敵も味方も分からなくなる中で、「サーティワン」の社員が抗体入りのアイスを一緒に取りに行ってくれるゲストを募る。果たして、「サーティワン」の社員と巻き込まれたゲストたちは全員助かることができるのだろうか…。
ショーはここが東京・青山であることを忘れるほどの没入感で、店内は、あのパークのチェンソーの匂いを思い起こさせるほど「ハロウィーン・ホラー・ナイト」の恐怖に染まっていた。3日間限定とは思えない、さすがのクオリティーな上、なぜか不思議な感動も覚えるエンディングに。抽選に当たったゲストは本当に幸運だ。
大満足のゲスト
東京在住の女性二人組は「思わず息を止めちゃうくらい、めちゃめちゃ怖かった!」「早くここからゾンビが出て行って!と思ってました。ドキドキして今夜は眠れないかも…」とめいっぱい楽しんだ様子。別の東京都在住の女性二人組は「気軽に行ける東京の『サーティワン アイスクリーム』で、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンのハロウィーンを体験できて嬉しい」と満足気だった。
実はユニバーサル・スタジオ・ジャパンの「ハロウィーン・ホラー・ナイト」と「サーティワン」がコラボレーションするのは今回が2回目。昨年は、「サーティワン」のアプリ会員を対象に、ハミクマピックとチョコレートシロップのトッピングをサービスするという企画を行っていた。
合同会社ユー・エス・ジェイのハロウィーン・プロジェクト統括ディレクター鶴隼人氏
合同会社ユー・エス・ジェイのハロウィーン・プロジェクト統括ディレクター鶴隼人氏は、2015年以来「サーティワン アイスクリーム」とマーケティング・パートナーとして信頼を築いてきたことに触れつつ、「実際の店舗で開催するからこそ、逃げられない空間でゾンビと間近で対峙、さらに恐怖も増強される『正気なんか、失え』を体現するユニークなイベントとなりました」と本イベントを総括。
B-Rサーティワン アイスクリーム株式会社の営業本部東日本営業部東京・神奈川・山梨・静岡ディビジョン マネージャーの右田貢一氏
B-Rサーティワン アイスクリーム株式会社の営業本部東日本営業部東京・神奈川・山梨・静岡ディビジョン マネージャーの右田貢一氏は「今回の企画の醍醐味は、笑顔があふれる日常の空間である『サーティワン アイスクリーム』の店舗が、ゾンビが占拠する非日常の恐怖空間へと一変することです。この大きなギャップをお楽しみいただけるサプライズ体験の場として店舗を提供することで、真夏でも背筋が涼しくなるワクワクするひとときをお届けできると考えました」とコラボレーションへの思いを語った。
ちなみに<USJのゾンビが「サーティワン」の社員を襲う>という衝撃のストーリーについて右田氏は「斬新ですよね。僕らもUSJさんをよく利用させていただいているので、感染されたにように気を付けないなと思います」と笑顔。
鶴氏は東京開催という不安を感じつつも、イベント参加の抽選には想像以上の応募があったことを明かし、「全員の方に体験していただけなかったのは、大変申し訳ない気持ちですが、非常に注目していただいてる点はとてもありがたいと思います」と話した。
「喰うか。喰われるか。恐怖のI SCREAM店」は、8月28日(木)、8月29日(金)、8月30日(土)の17時30分 ~21時30分まで「サーティワン アイスクリーム青山店」で開催。事前抽選に当選した人のみ参加可能で、当日券の配布はない。
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの「ハロウィーン・ホラー・ナイト」は、9月5日(金)~11月3日(月)まで開催。
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