【2020年 注目のかき氷】見た目のインパクトも絶大! ラムが香る“炎に包まれた”かき氷
かき氷といえば冷たくひんやりとしたスイーツの代表ですが、炎に包まれたかき氷があるのをご存知でしょうか? 今回は「カフェ ルミエール」の炎が上がる“焼き氷”をご紹介します。(取材・文・写真=すがたもえ子)
【写真】青白い炎に包まれたかき氷
■目の前で炎があがる「焼き氷」
吉祥寺駅公園口から徒歩1分の場所にある「カフェ ルミエール」は、とても珍しい炎の上がるかき氷を提供するお店です。注文すると店員さんが目の前でかき氷をフランベしてくれるので、インパクトも絶大です。
Lumiere特製 焼き氷(1200円)
「Lumiere特製 焼き氷」は、ふわふわメレンゲの中にかき氷とキャラメル、イチゴシロップ、手作り練乳などが閉じ込められたシンプルな味わいで、1番人気の定番メニューです。
ころんとしたエッグ型の可愛いかき氷
この焼き氷の最大の特長は、かき氷の表面がメレンゲでおおわれていること。テーブルに運ばれてきた時点で焼き目がついていますが、最後の仕上げは目の前でしてもらえるので、パフォーマンス感も満点です。
目の前でのフランベは迫力も満点!
フランベは沸騰させたラム酒に火をつけて、かき氷にかけられます。ラム酒は小鍋に入っている段階から火がついていますが、メレンゲにかけるとアルコールの気発面積が広がって、ほわっとした青白い炎が立ち上がります。フランベは店員さんが「フランベしますね」と声をかけてから始まります。時間にしてほんの数十秒程度なので、炎が立ちのぼる瞬間を見逃さないようにご注意を。
ラムが香るメレンゲと氷の不思議な食感
ほのかにラムが甘く香る焼き氷は、メレンゲ部分が最後までふわふわしていて、ひんやりと冷たいかき氷との食感の違いを楽しむことができます。焼き氷もいろいろ種類がありますが、やはり1番人気は定番の「Lumiere特製 焼き氷」です。
カフェ ルミエールは、もともと夏限定で提供していたかき氷の人気が高く、お客さんから「通年でかき氷を食べたい」という要望も多かったそうです。そこで冬でも食べられるようなかき氷、暖かいかき氷を作ってみては? というところがきっかけで「燃えるかき氷」という、人に話したくなるようなかき氷が完成しました。
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