さみしい夜に見たい“心を癒やす韓国ドラマ”3選

特集・レポート
2021年11月13日 19:00
さみしい夜に見たい“心を癒やす韓国ドラマ”3選
Netflixシリーズ『愛しのホロ』独占配信中

 慌ただしい日常に気持ちが追いつかず、ふとため息をついてしまう“さみしい夜”ってありますよね。そんな時にこそ、見たくなる韓国ドラマをご紹介。先の読めない展開を心配することもないし、複雑すぎる人間関係に頭をフル回転しなくてもいい、ジェットコースターのような激しい感情の振れ幅もありません。ソファに座って、ベッドに寝転んで、自分に優しくなれる時間をお過ごしください。(文=ヨシン)


■さみしい瞬間に共感する『愛しのホロ』

 残業続きの毎日、誰かと一杯やりたいけど今宵もひとりビールを呑む。そこに突然現れた彼は、そんな帰り道も、仕事でピンチの時も、失恋して雨に打たれた日もずっとそばにいてくれた...。AIと人間の恋模様を描いた『愛しのホロ』は、過ぎゆく日々の中で置き去りにしてしまいがちな感情に寄り添ってくれる作品です。

Netflixシリーズ『愛しのホロ』独占配信中
 ホロ(ユン・ヒョンミン)は、特殊なホログラスをかけると見える、世界に1つしかない人工知能のプロトタイプ。ジオラボ社がホロの制作発表をした後、ホログラスが何者かに狙われ、通りすがりのハン・ソヨン(コ・ソンヒ)に託されます。

Netflixシリーズ『愛しのホロ』独占配信中
 眼鏡メーカーで働くソヨンは幼少期に失顔症を患い、人付き合いを避けながら孤独な毎日を過ごしていましたが、ホログラスを手にしたことで、ホロが日常に入り込んでくることに。ホロがいることで笑顔が増えたソヨンは彼に特別な感情を抱くようになり、ホロにもデータにはない感情が宿るようになります。

Netflixシリーズ『愛しのホロ』独占配信中
 また、ホロの開発者コ・ナンド(ユン・ヒョンミン)は、二人をデータベースとして観察するうちにソヨンのことが気になり、三角関係へと発展。そんな物語にすっと感情移入できるのは、ホロとナンドの一人二役を絶妙に演じ分けたユン・ヒョンミンの好演と、コ・ソンヒ演じる会社員のソヨンに訪れるさみしい瞬間に共感が得られるから。最後は、“AIか人間か”で決着をつけない優しい未来が迎えてくれるでしょう。

次ページ:知らぬ間に冷え切ってしまった心を癒やすヒーリング・ラブストーリー

1ページ(全3ページ中)

この記事の写真を見る

イチオシ!

ヨシン(ライター)

韓国ドラマ

韓国

カルチャー

特集・レポート

あわせて読みたい

[ADVERTISEMENT]

おすすめフォト

【行きたい】今読まれている記事

【欲しい】今読まれている記事

【イチオシ】今読まれている記事