路線バスを改造した移動式サウナ「サバス」完成! 降車ボタンや吊り革を再利用
“バスをリブランディングする”をミッションとするリバースは、どこでも本格的なサウナが体験できる移動型サウナバス「サバス」が完成したことを発表。実証期間として関西近郊を主に展開予定だ。
【写真】バスの中が本格サウナに! 「サバス」室内の様子
■路線バスならではのデザイン
「サバス」は、リバースが、日本最大のサウナ検索サイト「サウナイキタイ」と連携し企画した、移動型サウナバス。今回、兵庫県を拠点にバス事業を営む「神姫バス」の路線バス車両を、移動ができるサウナに改造した。
サウナ室
本格薪ストーブを使用したサウナ室は、車内の真ん中、ガラス扉内に設置。降車ボタンを押すと熱したサウナストーンに水をかけて蒸気を発生させる“押しボタン式のオートロウリュ”や、吊り革温度計、バス特有の列目が高くなっている座席配置など、バスをモチーフにしたデザインが満喫できる。
カウンターテーブル
またバス前方のスペースには、バスの座席シートを再利用した椅子と、外が眺めるカウンターテーブルがあり、サウナ前の手荷物置きやサウナ後の休憩に利用可能。吊り革や、サウナ室のロウリュ用の給水タンクとして再活用した整理券ボックス、バスのエアコンをモチーフにした照明など、改造前の名残がある空間となっている。