ジブリ美術館、11.16から新企画展開催! 宮崎駿が携わった設計や企画展示を紐解く

おでかけ
2019年10月1日 12:25
ジブリ美術館、11.16から新企画展開催! 宮崎駿が携わった設計や企画展示を紐解く
「手描き、ひらめき、おもいつき 」ビジュアル  (C)Studio Ghibli(C)Museo d’Arte Ghibli

 三鷹の森ジブリ美術館は、11月16日(土)から、新企画展示「手描き、ひらめき、おもいつき」展を開催する。


■「手描き、ひらめき、おもいつき」展とは?

 2001年10月に開館した三鷹の森ジブリ美術館は、“お客様に面白いものを提供し、楽しんでいただく”という考えの下、建物を建て、展示物をコツコツと作ってきた。

 前回の「映画を塗る仕事」以来、約1年ぶりとなる新企画展示では、その作業の内容を、宮崎駿監督自身の描いた絵や文章で紹介する。

■企画書やスケッチなどを展示

 まず、第一室では、第1回目の企画展示『千と千尋の神隠し』を皮切りに、宮崎監督が携わった企画展示を紹介。当時描かれた企画書やスケッチなどが展示され、どのようにして企画が生まれ、何を考えて修正し、伝えたいものに近づけていったのかを紐解く。

 試行錯誤を続ける作業もあれば、 “ひらめき”や“おもいつき”で生み出されたものもあり、ここでは、創作が苦しいだけではなく、楽しいことでもあることが感じ取れるそうだ。

■設計図面が初公開!

 また、第二室では、スタジオジブリが美術館を作ろうと思い立った経緯や、アイデアが描きとめられたイメージボードを展示。宮崎監督の「建物」への思い入れが見て取れる設計図面も、初公開される。

 さらに、ジブリ美術館の各階層が一目瞭然で分かる立体模型も設置。構想段階のイメージボードと現在の完成した姿を見比べることができる。

 本展覧会では、アニメーション映画の制作だけでなく、漫画も描き、建物や空間のデザインも行い、展示物の提案も行う宮崎監督の様々な仕事の根底にある考え方や作業手順が、映画制作の過程と全く変わらないことを発見できるという。

 三鷹の森ジブリ美術館の入場は日時指定の予約制。11月入場分のチケットは、10月10日(木)から販売される。

【「手描き、ひらめき、おもいつき」概要】
日程:11月16日(土)~2021年5月(予定)
場所:三鷹の森ジブリ美術館

行きたい

三鷹の森ジブリ美術館

スタジオジブリ

展覧会

あわせて読みたい

[ADVERTISEMENT]

公式アカウント

おすすめフォト

【行きたい】今読まれている記事

【欲しい】今読まれている記事

【イチオシ】今読まれている記事