京都の路地を丸ごと改修! 外の世界から隔離された“幻想的な旅館”がオープン
京都・大宮駅から徒歩5分の場所にある、明治時代からの町家が並ぶ路地一帯をリノベーションした旅館・Nazuna 京都 椿通がオープン。築110年以上の京町家が並ぶ1400平米のL字型路地一体が、全23棟の客室と2つのレストランに改修された。
【写真】秘密の扉から入るレストランも
■豪華!一棟貸切型の宿泊
Nazuna 京都 椿通 外観
四条大宮付近の一角にあるNazuna 京都 椿通は、かつてないスケールの町家再生プロジェクト。京都らしい造りが印象的なレセプション棟を抜けると、花街の世界を彷彿とさせる幻想的な空間が広がる。
(左)ラグジュアリータイプの客室「TAKE」 (右)デラックスタイプの客室「HANA」
京都の自然美をテーマとした全23室の客室は、「TAKE」、「MIZU」、「IWA」、「HANA」、「HA」の5カテゴリーから選択可能。中でも、「TAKE」、「MIZU」は、ラグジュアリータイプの客室で、1階の半露天風呂のある空間を臨むリビングと、2階のベッドルームで構成されている。
また、各々の客室は独立した町家のため、一棟貸切型の宿泊となり、他の客との接触を、最小限に留めることが可能だ。
■秘密のシェフズテーブルも存在
6席限定のシェフズテーブル「q」内装
さらに、敷地内のどこかに存在する秘密の扉を抜けると、6席限定となるシェフズテーブル「q」が客を出迎える。ここでは、「ミシュランガイド京都・大阪 2020」で三ツ星を獲得した割烹「祇園さゝ木」の主人・佐々木浩氏ら国内の一流シェフが入れ替わりで腕を振るった料理が堪能可能だ。本店は、7月2日(木)から本格オープンとなる。
「和牛料亭bungo」内装
また、「和牛料亭 bungo」では、趣向を凝らしたコース料理を提供。横並びのカウンター席に加え、大小さまざまな半個室・個室を7室用意し、プライベート感の高い空間で厳選された国産和牛を楽しめる。
なお、本旅館では、新型コロナウイルスの感染拡大防止に向け、宿泊客に対して健康状態に関する調査票への記入と、宿までの移動経路を確認しているほか、人の触れる機会が多い箇所のアルコール消毒などの対策を取っている。
【「Nazuna 京都 椿通」概要】
客室数:ラグジュアリータイプ9室(すべて~2名利用) デラックスタイプ14室(すべて~3名利用) 計23室
レストラン数:2