奈良に“泊まれる醤油蔵”がオープン! 美しい庭を眺めながら“体に優しい朝食”を
築130年〜140年の奈良最古の醤油蔵を一部宿泊棟に改修した古民家ホテル・NIPPONIA 田原本 マルト醤油が、8月29日(土)に、奈良・田原本町にオープンした。
【写真】当時の暮らしを感じられるスイートルーム
■当時の蔵元の雰囲気を感じられるホテル
スイートルーム「木藤」
全7室から成る本ホテルは、当時この蔵に住み込みで働いていた蔵人たちの生活を感じられる宿泊施設。70年前に一度閉業した蔵で、蔵付き菌が生き続けていたことを発見し、今回開業に至った。
客室「府庫」
客室には、かつての醤油蔵元の使われ方に着想を得た家具や装飾を施し、部屋の名前も、古文書が保管されていた部屋は「府庫」、原材料を貯蔵していた蔵は「糀」、「碓」など、醤油づくりや蔵の歴史に因んだ名称を採用。
美しい庭
また、食事をする間は当時最上の客を迎えていた特別な奥の間。美しい庭の景色を眺めながら、澄んだ空気と静謐な空間で、朝食を楽しめる。
体をいたわるような優しいメニューを提供
ちなみに、70年ぶりに復活を遂げた醤油は、現在も醸造中。約2年かけてじっくりと熟成させており、本ホテルでは、地域の食材とマルトの醤油を使った、体をいたわるような優しいメニューを提供する。
【「NIPPONIA 田原本 マルト醤油」概要】
開業日:8月29日(土)