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山崎育三郎、ハイテンションな演技で新境地 「反響がすごい」TVの影響力実感

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『お義父さんと呼ばせて』に出演中の山崎育三郎
『お義父さんと呼ばせて』に出演中の山崎育三郎 クランクイン!

 ミュージカル界のプリンス・山崎育三郎が、現在放送中のドラマ『お義父さんと呼ばせて』で超ナルシスト男という強烈なキャラクターを好演。「コミカルな役は初挑戦だったんです」と目を輝かせながら、キャラクターの魅力やその反響ぶりについて話を聞いた。

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 『お義父さんと呼ばせて』は、中堅専門商社の部長・大道寺保(遠藤憲一)が、一流総合商社のエリートサラリーマン・花澤紀一郎(渡部篤郎)の愛娘・美蘭(蓮佛美沙子)との結婚を決意。保と紀一郎、共に51歳の2人が、「結婚したい男」と「結婚させたくない男」として、大人げなく激しくぶつかり合う姿をコミカルに描く。そんな中、山崎は美蘭に告白してフラれるもめげないナルシスト・砂清水誠役を演じている。

 2015年より本格的にテレビドラマの世界にも活躍の場を広げ、その人気を押し広げている山崎。『下町ロケット』の無骨な男・真野役から一転、今作では「監督に初めてお会いしたときに、ミュージカル界のプリンス・山崎さんのイメージでキラッキラでお願いします」と真逆のオファーを受けたと話す。周りの反応について山崎は「とにかく反響がすごいです。街を歩いていたら、女子高生に囲まれて『砂清水だ、ウケるんだけど』って言われました…」と苦笑いしながら、テレビという媒体力の強さを肌で感じたようだ。

 劇中では、三代目 J Soul Brothersの代表曲「R.Y.U.S.E.I.」を振り付きで踊ったり、探偵風になってみたりと、初挑戦とは思えないほどハイテンションな役を満喫しているようにも見える。これまでミュージカルの舞台でその名を轟かせてきた山崎なだけに、「もし舞台なら、もっと砂清水をやっちゃうと思います」と、芝居を抑えているという驚きの事実も明かした。

 さらには、「僕はその時やっている役に普段の自分も寄り添うところがありますね。だから、“砂清水”中(ちゅう)はテンション高めっていうのはあります」とほほ笑む。「現場でスタッフさんが自分の演技で笑ってくださると安心するというか。『これで、大丈夫なのかな…』ってずっと思いながらやっているんですけど、『最高!』と言ってくださると、よかったってホッとする(笑)」と、客席に向けて放つ舞台とはまた異なる、映像の世界での芝居経験を楽しんでいるようだ。

 ドラマ『お義父さんと呼ばせて』最終話は、関西テレビ・フジテレビ系にて15日22時放送。

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