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『BLEACH』撮影現場に潜入 “空座町”を細部まで再現

映画

『BLEACH』現場取材
『BLEACH』現場取材(C)久保帯人/集英社 (C)2018 映画「BLEACH」製作委員会

 ジャンプ作品として全74巻となるコミックの全世界シリーズ累計発行部数が1億2000万部を超えるほどの人気漫画『BLEACH』が実写化される。主演を務めるのは、若手俳優きっての実力派である福士蒼汰。映画『図書館戦争』で知られる佐藤信介監督とのタッグで、原作でも人気の高い「死神代行篇」が映像化されるが、緊張感溢れる撮影現場の舞台裏、さらに、福士と佐藤監督による会見の内容をレポートしていく。

【写真】『BLEACH』現場取材の様子

 久保帯人による『BLEACH』は、2001年から連載開始。2016年8月に惜しまれつつも連載を終了した人気長寿漫画で、これまでもアニメ化、舞台化など様々なメディアミックス展開を実現してきた。実写版では、物語序盤のエピソードである「死神代行篇」を中心に描かれ、主人公・黒崎一護(福士)と虚<ホロウ>と呼ばれる悪霊たち、さらに、死神・阿散井恋次(早乙女太一)との死闘が展開される。

 今回、取材に向かったのは埼玉県某所に建てられたオープンセット。同場所で繰り広げられたのは、作品の終盤へとさしかかる一護と恋次の鬼気迫る戦闘シーン。物語の舞台となる“空座町(からくらちょう)”を細部まで再現したセットはまるで本物の町のよう。

 一護たちの通い詰めるバーガーショップ「BOB’S BURGERS」なども実際に建て込み、撮影が進行するにつれて壊していくというこだわりぶり。バス停に設置された看板や道ばたに舞った新聞の切れ端なども独自に作られ、足元のがれき一つとってみても今まさに死闘が繰り広げられた直後かと錯覚するほどのリアルさを醸し出す。

 この日の撮影では、全長22メートルほどのラクタークレーンを使ったワイヤーアクションも決行。一護と恋次が対峙する場面では、背丈ほどの大きさで再現された一護の武器・斬魄刀(ざんぱくとう)を片手にした福士の姿が。幾度となくスタッフとの調整を重ね、恋次の攻撃をかろうじてかわすという場面へ取り組む福士の表情は、撮影現場にさらなる緊張感をもたらしていた。

 撮影の合間に行われた会見で福士は「『図書館戦争』と同じチームなので、誰もが前向きに『よいものを作ろう』とする一体感に安心できます」と現場の空気感を語る。また、作品内で用いられるCGには「見えないものとの戦いではイメージやアクションを、スタッフのみなさんと共有しながらどうリアルに表現するかが苦労しました」と試行錯誤した場面を振り返るが、「ストーリーや細かな芝居で他のアクション映画と違った味わいを出すことができれば嬉しいです」と、限られた時間での撮影に向けた意気込みを話した。

 映画『BLEACH』は、7月20日全国ロードショー。

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