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渡辺美佐子
出身地:東京都
生年月日:1932/10/23

渡辺美佐子 出演映画作品

  • 瞽女 GOZE

    瞽女 GOZE

    制作年:2020年10月23日(金)公開

    盲目の女旅芸人・瞽女が、様々な苦境に遭いながら健気に生きる姿を追ったヒューマンドラマ。厳冬の中での修業や、愛する人との別れを経験した最後の瞽女・小林ハルの半生が描かれる。『視覚探偵 日暮旅人』の子役・川北のん、第13回全日本国民的美少女コンテストグランプリの吉本実憂がハルを演じ、アニメでも活躍する瀧澤正治が監督を務めた。

  • いのちスケッチ

    いのちスケッチ

    制作年:2019年11月15日(金)公開

    福岡県大牟田市に実在する“動物福祉に特化した動物園”として知られる大牟田市動物園を舞台とした感動のヒューマンドラマ。東京で夢に破れて帰郷した青年が、動物園存続のため奮闘する姿を映し出す。『走れ!T校バスケット部』『今日も嫌がらせ弁当』などの佐藤寛太が主演を務め、藤本泉、武田鉄矢、渡辺美佐子ら多彩なキャストが共演する。

  • 誰がために憲法はある

    誰がために憲法はある

    制作年:2019年4月27日(土)公開

    芸人の松元ヒロが長年演じ続けている日本国憲法を擬人化した語り芸『憲法くん』を基にしたドキュメンタリー。原爆朗読劇を続けてきた戦争を知る世代の名女優・渡辺美佐子が“憲法くん“を演じ、日本国憲法を語る。監督は原発問題を見つめた『大地を受け継ぐ』を発表する一方、『止められるか、俺たちを』などの脚本家としても活躍する井上淳一。

  • 続・深夜食堂

    続・深夜食堂

    制作年:2016年11月5日(土)公開

    路地裏にひっそりたたずむ“めしや“に訪れる人々の悲喜こもごもを描いた映画『深夜食堂』の続編。マスター役の小林薫を始め、ドラマ版でもおなじみの常連客役で松重豊、光石研、安藤玉恵らが出演するほか、本作で新たに佐藤浩市、河井青葉、池松壮亮らが登場。個性豊かな役者陣とおいしそうな料理の数々が温かな人情ドラマをさらに盛り立てる。

  • カラアゲ★USA

    制作年:2014年9月20日(土)公開

    からあげ専門店発祥の地として多くのからあげ店が存在する大分県宇佐市を舞台にした家族ドラマ。からあげ店を営む実家にアメリカ人の連れ子を連れて出戻ってきたからあげの食べられないヒロインの成長を通し、家族の再生と絆を描き出す。元モーニング娘。の第6代目リーダーで、現在は女優として活躍の場を広げている高橋愛が映画初主演を務める。

  • 舟を編む

    舟を編む

    制作年:2013年4月13日(土)公開

    2012年の本屋大賞を受賞し、ベストセラーにもなった三浦しをんの同名小説を、『川の底からこんにちは』などの作品で注目を集める新鋭・石井裕也監督が映画化。松田龍平、宮崎あおい、オダギリジョーらの出演で、ある出版社を舞台に、ベテラン編集者や、老学者、辞書に興味を持ち始めたチャラ男など様々な人々が、辞書の編集に励む姿を描いていく。

  • しあわせのパン

    しあわせのパン

    制作年:2012年1月28日(土)公開

    東京から北海道の洞爺湖畔に移り住み、のんびりと小さなパンカフェを営む若い夫婦。春夏秋冬、四季を感じながら暮らす彼らの日常を通して家族、夫婦、幸せのあり方を温かい目線で描いていく。主演は原田知世と北海道出身の大泉洋と、意外な組み合わせの夫婦役にも注目だ。北海道ブランドの食材や家具、食器なども多数登場し、興味をそそる。

  • ウルトラミラクルラブストーリー

    制作年:2009年6月6日(土)公開

    風変わりな青年のまっすぐな恋心が奇跡を起こす奇想天外なラブストーリー。故郷の青森を舞台に全編津軽弁のセリフに挑戦した松山ケンイチが、のびのびとした演技で魅力全開。彼に慕われながらも元カレのトラウマに悩むヒロインを麻生久美子が好演する。監督、脚本は前作『ジャーマン+雨』で一躍注目を集めた青森出身の期待の新人、横浜聡子。

  • いつか読書する日

    制作年:2005年7月2日(土)公開

    『独立少年合唱団』でベルリン映画祭新人監督賞を受賞した緒方明監督の新作は、大人の切ない恋愛ドラマ。青春時代、引き裂かれるように別れてしまった中年男女の再燃した愛の行方を描く。恋愛に不器用な50代独身のヒロインを心の機微までしっかりと表現した田中裕子の熱演が印象深い。

  • アカシアの道

    アカシアの道

    制作年:2001年3月17日(土)公開

    「私たちが好きだったこと」の監督・主演コンビ、松岡錠司と夏川結衣による誠実な人間ドラマ。ボケはじめた母親を介護することになった女性が自身の“傷”と向き合う様を綴る。

  • 顔〈2000年〉

    制作年:2001年2月17日(土)公開

    「愚か者・傷だらけの天使」などで男の奮闘を描いてきた阪本順治が、初めて女性を主人公にすえた人間ドラマ。どんクサく陰気なヒロインが自分の殻を破るまでを、快活に描く。

  • 破れかぶれ

    制作年:

    アルゼンチンに行くことを夢見ながらもヤクザ稼業に精を出す光夫は、ある日、兄貴分である辰の金を使いこんでしまったことがもとで、手ひどいリンチを受ける。光夫の情婦の加代は身体を代償に金を作り、すべてを解決しようとするが……。一人の若者の夢と復讐を追う日活アクション映画の1本。

  • 千年旅人

    制作年:

    【死期迫る男の最後の苦闘を豊川悦司が内省的に演じる】 人間の生と死をめぐって、深遠なストーリーが繰り広げられるヒューマン・ドラマ。豊川悦司、大沢たかおという実力派アクターふたりの強烈な個性のぶつかり合いも見逃せない。

  • からみ合い

    制作年:

    東都精密工業社長の河原専造は自分がガンと知り、3億の財産を以前関係のあった女たちが生んだ子供たちに分割することにした。人間の欲望と深層心理の不可解さを描く。背景をできるだけシンボリックに抽象化するという小林正樹監督の実験的な試みが成功している。

  • つぐみ

    制作年:

    山本周五郎賞を受賞した吉本ばななの大ベストセラー小説を映画化。市川準にとっては、初めて東京以外を舞台にした作品となった。西伊豆の小さな港町。病弱なために小さな頃から甘やかされて育ち、わがままな性格になった18歳の少女、つぐみ。幼なじみのまりあが夏休みで東京の大学から帰って来て、つぐみの姉・陽子と3人に穏やかな夏が訪れる。ある日、つぐみは美術館に勤める恭一と出会い、恋に落ちた。しかし、つぐみに横恋慕する不良たちが恭一にケガを負わせる。つぐみの命を懸けた復讐が始まるが……。牧瀬里穂の存在感ある演技が魅力。脇役ながら、あがた森魚の好演も光る。

  • 果しなき欲望

    制作年:

    敗戦時、一人の軍医がひそかに埋めた時価6千万円のモルヒネ発掘をめぐって、軍医の旧部下と称する4人の男たちと、今は亡き軍医の妻と称する女が繰り広げる色欲と物欲のドラマ。そこに長門裕之が演じる失業青年が絡み、恋人の浮気を警戒しながらも、自分は妖艶な渡辺美佐子扮する志麻の誘惑に簡単に落ちてしまうところがおかしい。西村晃、小沢昭一など今村作品ではおなじみの芝居巧者が、作品を盛り立てている。今村監督はこの欲にとりつかれた亡者たちが自滅していく様を、粘り気のあるエネルギッシュな演出で描く。

  • 銀座旋風児

    制作年:

    インテリア・デザイナーの二階堂卓也は、戦時中に国民から上納されたダイヤを横領し、中国人になりすまして銀座のボスになった男・堀田を追い詰める。ラストに“風ノ如ク又カエリ来ル!”という紙片を残し、消え去る卓也のキャラクターのキザッぽさ、これぞ小林旭の真骨項といえよう。

  • 解散式

    制作年:

    深作欣二の任侠映画第1作。刑期を終えて出所した沢木は、石油コンビナートの利権をめぐる組の争いに巻き込まれ、ついに堪忍袋の緒が切れて敵地に殴り込んでいく。コンビナートを背景にした、着流しヤクザの対決というコントラストがきわだっている。

  • 零戦黒雲一家

    制作年:

    石原裕次郎としては珍しい戦争アクション。第二次大戦末期、ソロモン郡島の小島に孤立した航空分遺隊に中尉の裕次郎が着任し、二谷英明の下士官と対立しながら、無法者ぞろいの連隊を見事に統率する。舛田利雄の豪快な演出が光る一編。

  • 武士道残酷物語

    制作年:

    自己を犠牲にしてまで主君に仕える日本人の被虐的精神構造を、江戸時代から現代までの7つのエピソードで描くオムニバス映画。第13回ベルリン映画祭で金熊賞を獲得した。物語は現代に生きるサラリーマン・飯倉が、ダムの入札をめぐって上役から競争会社の情報を盗むように言われ、スパイをしたその恋人が自殺未遂をするところから始まる。映画はそこから飯倉の先祖にさかのぼり、主君や国家のために犠牲になって死ぬ飯倉家七代の残酷な歴史を綴っていく。藩主の落度を被っての切腹に始まり、殉死、不義密通の濡れ衣で男根を切られたり、老中に娘を献上したり、戦争で死んだりと、異様なエピソードの数々に日本人の原形が重ね合わされる。

  • 怪談〈1965年〉

    怪談〈1965年〉

    制作年:

    日本に帰化したイギリスの文学者・小泉八雲ことラフカディオ・ハーンが書いた有名な日本怪談の連作の中から、4編を選んで映画化したオムニバス作品。恐怖よりも、この世のものならぬ耽美的な美しさを描くことに主眼が置かれ、実に美しい幻想的な作品に仕上がっている。「黒髪」「雪女」「耳無芳一の話」「茶碗の中」の4話構成で、それぞれにオールスター・キャストが配されている。もと飛行機の格納庫だったという巨大な建物の中にセットを組み、人工の美を追求しているが、特に「雪女」で、ダリの絵を彷彿させる巨大な目が夜空に浮かんで見えるシーンなどは妖しいまでの美しさを出すことに成功している。

  • 青い乳房

    制作年:

    清順の前作「踏みはずした春」に続く日活無軌道青春映画第2作。小林旭は再び不良少年を演じる。内容は一種の家庭崩壊劇で、継母の過去の強姦、エロ映画製作、恐喝、痴話ゲンカなど不道徳のオンパレードであるが、清順は題材に流されず、独自の映像美で画面を切り取っている。原作名は「嘆きの乳房」。

  • 美徳のよろめき

    制作年:

    三島由紀夫による同名の原作をもとに、名シナリオライター・新藤兼人が脚色して映画化された作品。名門の家に育ち、親の決めた相手と結婚して子供をもうけた節子は、やがて夫に内密で禁じられた交際を始めるのだが……。

  • 真田風雲録

    制作年:

    日本ではジャンルとして成立しなかったミュージカル映画だが、何本かは快作が作られている。マキノ雅広の「鴛鴦歌合戦」という今ではよく知られた時代劇ミュージカルもあるが、この「真田風雲録」はそのメチャクチャさかげんにおいて「鴛鴦歌合戦」にひけをとらない大爆笑の和製ミュージカル・コメディ。猿飛佐助をはじめとする真田十勇士の破天荒な暴れぶりを、忍術とギャグと歌で綴った痛快きわまりない一編。もとは舞台で上演されていた作品の映画化で、加藤泰は面白いと即座に引き受けて完成。あまりに突飛な出来で興行的には大失敗。紅一点・お霧(霧隠才蔵)を演じる渡辺美佐子が印象的。

  • あした晴れるか

    制作年:

    フィルム会社の宣伝部長から“東京探検”というテーマで仕事を依頼されたカメラマン三杉耕平。彼のいっさいの面倒を見る担当として宣伝部員の矢巻みはるがつくが、これが大変な才女で、耕平の苦手なタイプだった。やがて耕平の本格的な仕事が始まる。深川の不動尊や佃島の渡船場など、登場する東京の名所も見もの。

  • あいつと私

    制作年:

    やり手の女美容師は、出世をエサに弟子の美容師を、不倫で生んだ息子のセックスのはけ口に。その息子は大学で授業中、突然“夜の女を買った”と叫び、そこからひと騒動が起こる。石坂洋次郎の青春小説に材を取って、恋愛とセックスをあっけらかんと描く。

  • 野獣の青春

    制作年:

    白黒画面の中、コップに差された一輪の花だけが赤く浮かび上がっている。清順美学の真の誕生と、当時の映画ファンを躍り上がらせた作品で、この冒頭シーンから鈴木清順の特異な色彩感覚がきわ立ち、最後まで息もつかせぬドラマ(反ドラマ?)運びになっている。暴力団つぶしと殺人犯を追う元刑事の活躍を描いた大藪春彦の『人狩り』が原作で、ガラスを使った室内セット効果、あるいは映画館の裏にある暴力団事務所など、清順世界がたっぷりと楽しめる。“きわめて耽美的な暴力映画(石上三登志)”“日本映画史上もっともアメリカン・ハードボイルドに近づいた作品(小林信彦)”と絶賛されている。

  • 華岡青洲の妻

    制作年:

    世界最初の全身麻酔に成功した華岡青洲。だがその麻酔薬発明の裏には、青洲の妻と母との深い確執があった。青洲の愛を確かめるために、互いに争って実験台になろうとまでする女たちの凄まじいまでの自我を、増村は鬼気迫る演出で描き出す。

  • 13号待避線より その護送車を狙え

    制作年:

    護送車が襲われ、囚人が即死、犯人は逃亡した。護送責任を問われた看守長の多門は、6ヵ月の停職処分を受け、単身犯人追及に動き出した。そしてすでに保釈処分になっている五郎を追い、熱海へ。しかし、そこでまた囚人の姉が殺されてしまう……。島田一男の原作を鈴木清順が映画化したアクション・ドラマ。

  • 一心太助 男一匹道中記

    制作年:

    “男一匹道中記”とあるが、実は太助と恋女房お仲の新婚一周年・二人旅を描くてん末記。旅先で鯛の出荷を牛耳り、大もうけをたくらむヤクザと豪商の陰謀を知った太助が、持ち前の機転と行動力で立ち向かう。錦之助の魅力を最大限に生かした、沢島忠の代表的シリーズの最終作。

  • 競輪上人行状記

    制作年:

    西村昭五郎監督の会心のデビュー作。住職の突然の死で、オンボロ寺を任された男が未亡人への思慕も手伝って、真面目に務めを果たそうとする。ところが未亡人にふられて、ヤケになって競輪に狂い、すべてを失う。最後には競輪の予想屋になって生き抜いていくバイタリティーが、実に爽快だ。

  • 月光の夏

    制作年:

    出撃前の最後の思い出に、ピアノを弾いた特攻隊員の実話を映画化した人間ドラマ。昭和20年初夏。佐賀県にある鳥栖小学校のピアノ係をしていた吉岡公子のところに、二人の特攻隊員が訪れる。彼らは、出撃前にピアノを弾きたいと言い、一人はベートーヴェンの『月光』を、もう一人は『海ゆかば』を歌って去っていった……。映画はさらに、二人のうちの生き残った特攻隊員にスポットを当て、戦争時の抑圧された青春像を描いていく。

  • さよなら、クロ

    制作年:

    【多くの青春を見届けた 野良犬クロの感動実話】 高校に迷い込んだ野良犬・クロがそのまま校内に住みつき、12年もの時を生徒たちと共に過ごす。そんな嘘のような実話を、温かいタッチで映画化した感動作。クロの存在に励まされ勇気づけられながら成長していく生徒たちを、妻夫木聡、伊藤歩らフレッシュな面々が好演。少年から大人へ成長を遂げていく生徒たちと対照的に、年老いていくクロの姿が涙を誘う。

  • 歓喜の歌

    制作年:

    【“年の瀬の大騒動“を語った創作落語が映画化】 現代を生きる人々の悲喜こもごもを描く創作落語で人気の高い立川志の輔の同名演目を映画化。地方都市の市民ホールで担当者の勘違により、大晦日の日にママさんコーラスの予約がダブル・ブッキングされていたことから始まる騒動を描く。市民ホール担当者を小林薫が演じるほか、コーラス団のリーダーを6年振りの映画出演となる安田成美が演じる。

  • 凍える鏡

    制作年:

    【果て無き母子の確執を抱えた者たちの孤独に迫る】 幼児期に母から虐待を受けた青年と、彼を温かく見守る女性、そして心に葛藤を抱えた彼女の娘。母子関係に悩む3人を通して現代家族の複雑な状況を描く。前作『火星のわが家』で、家族の微妙な心の揺れを見事にドラマに定着させた大嶋拓監督の手腕に注目したい。出演は『包帯クラブ』の田中圭、そして本作が100作目の出演となる渡辺美佐子ら。

  • あの橋の畔で 第一部

    制作年:

    記憶喪失、悲恋などのキーワードを散りばめ、現代の韓流映画にもその影響が見られる、日本産メロドラマの決定打的大作の第1部。後に「砂の器」で大ヒットを飛ばす野村芳太郎と山田洋次のコンビが強力。父の介護のため長崎へ帰った光晴の恋人の葉子だが、数年後に政略結婚を迫られていて再会できなくなってしまう。一方、東京で暮らす光晴は事故で入院、退院後は北海道へ。葉子はその後を追うが……。

  • 忍ぶ糸

    制作年:

    組紐づくりをやりたくて三重県・伊賀の名門、増住家を訪ねた貧しい少女・千賀。最初は相手にされなかったが、家の息子・洋三の口ききで雇ってもらうことに。二人は恋仲になるが、身分が違いすぎると反対されて……という古風な悲恋大メロドラマ。伝統工芸である組紐作りの過程が興味深く描かれている。

  • 男ともだち

    制作年:

    東京で暮らす25歳のOLえりこは、そう深くは愛していない恋人・井手の子供を妊娠した。行く末を考えあぐね、学生時代に付き合っていた魚住への想いも捨てがたい彼女は、親友の美里と彼の故郷・四国を訪ねる。一方で井手が同時に別の女を妊娠させており、その女は堕胎を選んだという事実も知る……。見延典子原作による、劇団・第三舞台の筒井真理子の映画初主演作。

  • 異聞猿飛佐助

    制作年:

    関ヶ原合戦後、忍者が入り乱れて熾烈をきわめている徳川・豊臣の攻防戦。そんな中、真田幸村輩下の猿飛佐助は、徳川方の総帥・郡山帯刀が豊臣方に寝返ろうとしているのを知る。佐助は諏訪の地で帯刀を見つけるが、実は東西に通じていたスパイ・豊臣方の野尻鷹之介が一行を待ち伏せていた……。篠田正浩はこの作品を最後に、会社側の合理化案への不満から松竹を退社した。

  • 百万弗を叩き出せ

    制作年:

    同じ夢を抱きながらも、違った運命に引き裂かれていく二人の青年を描く鈴木清順監督のボクシング映画。チャンピオンを目指す二人に和田浩治と野呂圭介。ボクシングに憑かれた貧乏ジムの経営者兼トレーナーに金子信雄が扮し、好演している。栄光と転落が背中合わせのボクサー物語の定型を押えつつ、そこに時代のうっ屈した気分をも塗り込めてしまう、清順流プログラム・ピクチャーの真骨頂。

  • 典子は、今

    制作年:

    26倍という難関を突破して熊本市役所に就職。サリドマイド児として両手がないままに生まれながら、訓練によって足を手と同じくらい使えるようにし、見事障害を克服した辻典子の生き方を劇映画化した作品。彼女本人の出演に心を打たれる。

  • TATOO〈刺青〉あり

    制作年:

    実際の犯罪をベースにした作品。少年院あがりで“30歳になるまでに何かどでかいことをやったる“という思いを胸に生きる男・竹田明夫。彼の数々の職業遍歴と、三千代という女への異常なまでの執着から、ついには銀行襲撃を実行するに至るまでを、ピンク映画界出身の高橋伴明が粘っこく描き出した話題作。プロデューサーの井筒和幸、脚本の西岡琢也ともどもピンク界出身で、この映画はまさにピンク・パワー爆発の感がある。明夫を演じる宇崎竜童、三千代役で現・高橋伴明夫人の関根恵子らの熱演も見どころ。

  • 男の怒りをぶちまけろ

    制作年:

    21歳の若さで事故死した“和製ジェームス・ディーン”こと赤木圭一郎主演のアクション映画。圭一郎扮する新聞記者が、時価2億円のダイヤをめぐるギャング団同士の抗争に巻き込まれる。小品ながら彼のキビキビしたアクションで楽しめる一編に仕上がっている。

  • 子育てごっこ

    制作年:

    自由主義者の作家のもとで学校教育も受けずわがままいっぱいに育った娘を、岩手県の山の中の小学校分校教師夫妻が預かり、自然のなかで人間らしさをしつけていく様子を描いたドラマ。同名の直木賞受賞作をベースに、素朴な山村の人情を、今井監督が手堅く描き出している。

  • 人間〈1962年〉

    制作年:

    真夏。船長の亀五郎、船頭の八蔵、海女の五郎助ら4人を乗せて小さな荷役船・海神丸は船出した。たった2日の旅には十分の食料を積んで。しかし海神丸は、嵐に巻き込まれ、難破。太陽が照りつけるなか、あてもない漂流生活が始まる。やがて水は底をつき、乗組員たちは、自分の命を守るため互いに敵意を抱き、果ては精神に異常をきたしはじめるのだった……。野上弥生子の『海神丸』を新藤兼人が脚色、監督した人間ドラマの秀作。食料はおろか水までも失ってしまった難破船という極限状態のなかで、次第に狂い始めていく人間たちの姿を新藤兼人は冷徹な視点で淡々と描写、息づまる作品に仕上げている。

  • 私は二歳

    制作年:

    松田道雄の育児評論の映画化。2歳の赤ちゃんが主役という、映画史的にも珍しい作品ができあがった。その赤ちゃんは3200人のなかから選ばれた鈴木博雄ちゃん。団地に住む若い夫婦に待望の男の子が生まれた。両親はもとよりお婆さんまでも大騒ぎ、といった日常を淡々と綴った作品だが、なによりユニークなのは赤ちゃんの独白の形でナレーションが入ること。赤ん坊は果して両親の愛情をどう見ているのか、という視点が面白い。題材が意表を突いた上に、一種の社会批評の観点も兼ね備えていて、キネマ旬報ベストワンに輝いた。ちなみに市川監督は同4位に「破戒」も入選するなど大活躍の1962年だった。

  • 男と男の生きる街

    制作年:

    石原裕次郎が事件記者に扮したサスペンス・ミステリー。岩崎は、一人の画家が殺された事件に何か割り切れないものを感じ、彼の妹を訪問。そこで1枚の写真を見せられ、殉職した父が追っていた事件に今回の事件が関係していることを突き止める。そして真相究明に動き出すのだった……。

  • 武器なき斗い

    制作年:

    貧乏人の子だくさんで苦しむ労働者に、性教育、産児制限法を講じ、やがて大学教授から衆議院議員に当選した山本宣治の半生を描いた社会派ドラマ。1960年、安保で揺れる日本で革命志向の映画としてもてはやされた。右翼の凶刃に倒れた主人公の凄絶な半生が見もの。

  • おさな妻

    制作年:

    31歳の子持ちの建築家と結ばれた17歳の女子高校生が、妻として母として高校生として、3役をはたしながら懸命に生きる姿を、甘ずっぱく綴った異色青春もの。原作は『ジュニア文芸』に連載された富島健夫の人気小説。この映画の後ヌードを披露する関根恵子が、可愛い清純派を好演。

  • 邪魔者は消せ

    制作年:

    熊井啓のオリジナル脚本による日活アクション映画。和製ジェームス・ディーンこと赤木圭一郎が主演している。麻薬Gメンの秋津は麻薬王クレイグ逮捕のために、売人の元締めである岩瀬組に潜入。元警官でありながらその身を暗黒街におとしめている長塚は、秋津の素性に疑問を持つのだが……。

  • 風速40米

    制作年:

    雑誌『平凡』に連載されていた松浦健郎の原作を、石原裕次郎と北原三枝のコンビで映画化したアクション大作。北大建築学科の学生・滝颯夫は小さな建設会社の工事部長の任にある父親が、競争相手の大会社に買収され、ビル工事を遅らせていることを知る。しかし父親は、自分が単に利用されているだけだと悟り、颯夫とともに突貫工事でビルを完成させる。蔵原惟繕監督の才気がまったく感じられない凡庸な作品だが、クライマックスの工事中のビルに、風速40米の台風が襲ってくるシーンは迫力十分で「鷹と鷲」(1957)の暴風雨シーンに続き日活特撮陣が再び技術の冴えをみせる。

  • われらの時代

    制作年:

    兄はパリ留学の懸賞論文に入賞することを、弟は仲間たちと一緒に日本中を演奏してまわることを夢見て生きている兄弟。しかし、弟は総理大臣襲撃の計画に参加、仲間が爆死して警察に追われる身となる。そんな折り、兄に論文入賞の通知がくる。大江健三郎の書き下ろし長編小説の映画化。長門裕之が好演。

  • 紫右京之介 逆一文字斬り

    制作年:

    父・伝右衛門が残した巡察覚え書きが、幕府の権力を一手に握ろうとする大老・酒井の手にあると知った右京之介。彼は酒井邸に忍び込むが、隻腕の侍・剣之助に斬りつけられて危機一髪で脱出することに。幼なじみを酒井の配下に殺され、父の死も酒井に関係することを知った右京之介は単身、酒井に挑んでいく。大川橋蔵が主役になって大活躍する時代劇アクション作。

  • 人間狩り〈1962年〉

    制作年:

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