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成田三樹夫

成田三樹夫 出演映画作品

  • あゝ海軍

    制作年:

    太平洋戦争を背景に、若き兵士の青春を描く戦争ドラマ。海軍兵学校を卒業した若者、平田は航空本部に配属され、ラバウル航空隊の一員に。ある日、山本五十六長官の機の護衛にあたった彼は敵機の襲撃に遭い、傷を負う。責任を感じた平田は自決しようとするが……。昭和“ガメラ“シリーズの湯浅憲明が特撮を手掛け、迫力ある空中戦を作り出している。

  • 影の軍団 服部半蔵

    制作年:

    家光の死後、世継ぎ争いに揺れる徳川幕府の裏舞台で、実力者の下で影のように暗躍する服部家の忍者(上家と下家の二つの家系がある)と、甲賀軍団との死闘を描く時代劇。工藤栄一のダイナミックな演出、奇抜なコスチュームなど、徹底した娯楽性が面白い。

  • 野良犬〈1966年〉

    制作年:

    監督はシリーズ最終作「勝負犬」の演出も担当する井上芳夫。一匹狼の宿なしで愛用のコルトを懐に街を流れ歩く鴨井大介。商事会社社長・福岡とのポーカーで大敗した彼は、やがて福岡がとてつもない悪だくらみをしているのを知る。ラストの派手な撃ち合いが見もの。

  • 宿無し犬

    制作年:

    鴨井大介は、母の墓参りのため高松にやってくる。ところが、土地のヤクザ・天興組のさしがねで、墓地は、ゴルフ場となっていた……。

  • 新兵隊やくざ

    制作年:

    脱走を繰り返し天津に辿り着いた大宮と有田が、女たちを集めて女郎屋を開くという痛快作。藤岡琢也、玉川良一など笑いの取れる役者を脇に配し、喜劇部分をクローズアップ。「兵隊やくざ・大脱走」で再び同じ役を演じる成田三樹夫が本作で登場。

  • 宇宙からのメッセージ

    制作年:

    太陽系から200万光年の彼方にある惑星ジルーシアが、ガバナス人の侵略を受けて危機に瀕し、長老の孫娘・エテラリーダは地球から8人の勇者を連れて戻ってくる。しかし、ガバナスの要塞を破壊するには、惑星自体を爆破するしか方法がなかった……。「スター・ウォーズ」を意識した和製SFで、深作監督の異色作。

  • けんか空手・極真拳

    制作年:

    極真空手を生み出した大山倍達の半生を映画化。大山には千葉真一が扮し、“ケンカ空手”の異名をとり、空手界の鬼っ子的存在だった大山が自らの空手を磨ききわめていく姿を、様々なエピソードを交えて描いている。暴れ牛との格闘シーンは迫力十分。続編、「けんか空手・極真無頼拳」も製作された。

  • 吼えろ鉄拳

    制作年:

    養父の死を機に、18年ぶりにアメリカから日本へ戻ってきた青年・譲次。死の間際にあった養父から、双子の兄と姉がいること教えてもらった彼は、亡き実父の弟・一輝を訪ねる。ところが、一輝は譲次の実父から継いだ事業を隠れ蓑に、裏で麻薬の密輸をする暗黒街のボスだった。その事実を知り、その上、兄と姉まで一輝に殺された譲次は復讐を誓う……。千葉真一のアクション監督により、真田広之の華麗なカラテが全編に炸裂。

  • 座頭市地獄旅

    制作年:

    座頭市は父の仇を探して放浪の身の若侍とその妹を助けて、仇の浪人・十文字糺を斬る。巨匠・伊藤大輔が脚色を担当しているだけに細かいところに工夫が凝らされ、特に市と十文字が頭の中で将棋を指しながら対決の機会をうかがうシーンは、緊迫感がたっぷり。

  • 伊賀忍法帖

    制作年:

    角川映画が薬師丸ひろ子に続いて売り出した、渡辺典子のデビュー作。山田風太郎原作の持つ忍法帖の味を生かし、SFXを駆使した多彩な忍術が登場する。松永弾正が主家の妻に惚れ、その心をつかもうと陰謀をめぐらし、真田広之扮する忍者・城太郎がそれを阻止しようとするという物語。弾正に入れ知恵をする果心居士を演じた成田三樹夫の怪演が、最大の見もの。

  • 日本の首領〈ドン〉 やくざ戦争

    制作年:

    飯干晃一の原作をオールスター・キャストで映画化した東映久々の大型シリーズ。全国制覇を目指す暴力団中島組の首領・佐倉一誠の苦悩の日々を描く。

  • 聖女伝説

    制作年:

    喧嘩で顔を傷つけられ、その屈辱によって秘めたる獣性と野望を甦らせた男が、アウトロー社会でめきめき頭角を現していく姿を描く、ハードボイルド・ロマン。主役の郷ひろみと、年上の女・岩下志麻、年下の女・小野みゆきとの激しいセックス描写も話題に。

  • 極道の妻〈おんな〉たち

    制作年:

    粟津組組長の妻・環と妹の真琴を主人公に、対照的なタイプながらそれぞれ“強い女”である姉妹の情念の葛藤を、五社英雄監督が職人芸の冴えを見せて演出した異色実録ヤクザ映画。原作は『週刊文春』誌上に掲載された家田荘子の長編ルポルタージュ。

  • 獣たちの熱い眠り

    制作年:

    スキャンダル写真で恐喝されたプロテニス・プレーヤーが、自らの手で見えない組織に立ち向かっていくというバイオレンス・アクション。二枚目役から脱皮してハードなヒーローを演じる三浦友和を、村川透が手慣れたタッチで演出している。

  • 野獣刑事〈デカ〉

    制作年:

    はみ出し刑事と、犯人として捕えた男、そしてその妻との三角関係を軸に、工藤監督がハードに描くアクション・ドラマ。ふだんは気が弱いが、覚醒剤を打つと人が変ったように暴力をふるう男を泉谷しげるが怪演している。後半のたたみかけるような展開に、息をのまされる。

  • 必殺4 恨みはらします

    制作年:

    TVシリーズ第1作『必殺仕掛人』を演出し、いわば“必殺”の基礎を作った存在である深作欣二が監督した、アクション編。TVシリーズ15周年記念作でもあり、初の悪役を演じる真田広之、一匹狼の殺し屋・千葉真一など、キャストも豪華。なかでも拾いものは、千葉真一の娘になる相楽ハル子のりりしさであろう。内容は、幕府の実権を握ろうと陰謀をめぐらす、小姓あがりの奥田右京亮が町奉行に就任。貧しい者が住む長屋を壊して寺を建てようと、長屋の人々を迫害する。主水は、一匹狼の仕事人・文七とともに、これに立ち向かう。

  • 魔界転生〈1981年〉

    制作年:

    島原の乱を起こすも、松平伊豆守信綱率いる幕府軍に敗れたキリシタン・天草四郎時貞が、魔界からよみがえり、呪文によって魔界衆を呼び出して幕府転覆の成就をはかる、という山田風太郎原作の伝奇ロマン。人形作家・辻村ジュサブローによる衣装と、デカダンな妖気を発散する沢田研二の金色の目が印象的。

  • 新宿アウトロー ぶっ飛ばせ

    制作年:

    渡哲也と原田芳雄の顔合わせによる藤田敏八監督のニュー・アクション。渡哲也扮する死神と恐れられる若いヤクザが、金持ちのフーテン野郎やズベ公と手を組んで、ヤクザ組織からマリファナを強奪する。サソリと呼ばれる組織の殺し屋に扮した成田三樹夫がすごみを利かせる。

  • 必殺! III 裏か表か

    必殺! III 裏か表か

    制作年:

    1作、2作目は集団対集団という戦いで、ストーリー的な散漫さが目立った。しかし3作目は、主役の中村主水を孤立させることによって、物語としても芯の通ったものになっている。江戸の両替商、ひいては日本の経済の元を握る影の男・真妙屋を敵に回した主水が、社会的に窮地に追い込まれる。ラストは、仕事人仲間の助けを借りて真妙屋の本拠地へ乗り込んでいく。TVシリーズ、約50本の演出を手掛けた工藤栄一の演出が冴え、シリーズ中出色の出来となった。特に最後の殺し合いは、彼一流の集団時代劇の大チャンバラが展開する。

  • ある殺し屋

    制作年:

    もっぱら時代劇俳優として伝説的なまでの人気を博した市川雷蔵が、珍しく現代劇に取り組み、しかも殺し屋を演じるという作品。原作は藤原審爾の『前夜』で、普段は小料理屋の無口な板前だが、裏の顔は名を知られた殺人請負業で生きているという男の話である。暴力団・木村組から敵対するボス・大和田の殺人を2千万円で請け負った主人公・塩沢は競馬場、大和田邸、大和田の妾宅と大和田を狙ったが果たせず、遂に大和田主催のパーティーに芸人として潜入。畳針で一気に刺殺するというあざやかな仕事ぶりをみせる。しかし塩沢の報酬の横取りを狙う者がいた……。ニヒルなキャラクターにぴたりとはまった市川雷蔵の殺し屋ぶりが実に素敵だ。

  • 日本暴力列島 京阪神殺しの軍団

    制作年:

    大阪で起きた暴力団の抗争事件が波及して山陰、北海道、岐阜などに飛び火するさまを描いた実録ヤクザ映画。小林旭以外は“悪役勢ぞろい”といった感のあるキャスティング。それぞれの性格もよく描き分けられていて、典型的パターンだが実録ヤクザ映画の集大成的作品といえる。

  • 行き止まりの挽歌 ブレイクアウト

    行き止まりの挽歌 ブレイクアウト

    制作年:

    新宿歌舞伎町を舞台に、アウトローと化していくはぐれ刑事の姿をハードなタッチで描き出した、新生にっかつロッポニカの第2作。栗本薫の原作を柏原寛司が脚色。“遊戯”シリーズの村川透が息せくようなライブ感覚のアクション演出を見せている。役者陣も好演。和製ハードボイルドの佳作に仕上がった。

  • 北陸代理戦争

    制作年:

    深作欣二監督による実録ヤクザ映画。北陸の富安組・若頭の川田は、卑劣な親分・安原を追い出すが、安原は大阪の浅田組と組んで、川田を刑務所に送り込む。数年後、川田が出所すると北陸は浅田組の天下となっていた。川田は仲間を集め、浅田組を北陸から一掃する闘いを始める。

  • 野性の証明

    野性の証明

    制作年:

    東北山中の山村で、村人のほとんどが殺されるという大量虐殺事件が発生する。頼子という少女が一人生き残るが、頼子は“青い服を着た男”ということ以外いっさいの記憶を失っていた。当時山中で単独踏破訓練をしていた自衛隊員・味沢は頼子を養子として引きとり、退役して静かに暮らしていた。が、ある事故がもとで暗い過去が再び二人にしのびよってくる。予知能力のある神秘的な少女・頼子を当時新人の薬師丸ひろ子が演じ、のちに大人気アイドルとなるきっかけとなった。大量殺人事件をめぐるナゾ、もの言わぬ頼子のいちずに思いつめた表情、そして凄絶なラストまで、息をつかせぬ演出で飽きさせない好編。

  • 徳川の女帝・大奥

    徳川の女帝・大奥

    制作年:

    徳川十一代将軍家斉の頃、住職の娘から将軍付のお手付中臈になったお美代と、それを取り巻く人々の策謀を描いた大奥もの。女同士が火花を散らす凄絶な戦いを描いている。主演のお美代を演じるのは「キャバレー日記」以来、にっかつには久々の竹井みどり。

  • 柳生一族の陰謀

    柳生一族の陰謀

    制作年:

    徳川二代将軍秀忠の死後、次期将軍の座をめぐり、幕府内部、柳生一族、浪人、朝廷など様々な人間の策謀が交錯するという大型時代劇。本編が時代劇初演出となる深作欣二監督は、跡目争いを骨子に据え、ある大きな流れの渦に飲みこまれていく人々の姿を、「仁義なき戦い」と同様、群集抗争劇として捉えている。三代将軍に家光を擁立しようとする柳生但馬守を演じた萬屋錦之介は、大時代がかって重々しいながらも、腹黒く権力に執着する男を怪演。息子・十兵衛を演じた千葉真一の奔放さと好対照をなす。千葉にとっては一世の当たり役といえるだろう。ラスト、権力争いに勝ったと思った但馬守の前に、十兵衛が家光の首を投げ捨て、これを拾った但馬守が“夢じゃ、夢でござる”と叫ぶ、凄絶なシーンは衝撃的。

  • 仁義なき戦い 広島死闘篇

    制作年:

    前作は主人公・広能がヤクザ社会に身を置いてから、抗争事件に疲れ、山守に盃を返すまでを、欲望渦巻く人間の集団劇として描いたのに対し、今回はその中で生きる若者にスポットを当てている。時代は第1作のラストからさかのぼり、朝鮮動乱。工員だった山中は博奕のトラブルがもとで刑務所に服役する。出所した山中は、村岡組組長の姪・靖子のところへ身を寄せ、村岡組の組員になる。やがて村岡組に盾つく大友との間で抗争が起こる。山中は広能たちと違って、戦争には行かなかった遅れてきた世代であり、その痛恨がいたるところに描かれている。

  • 沖縄やくざ戦争

    制作年:

    本土復帰を目前にした沖縄を舞台に、地元暴力団同士で繰り広げられる血で血を洗う抗争を熱っぽく描いた、実録風ヤクザ映画。沖縄の本土復帰問題をバイオレンスの陰に潜ませた、中島貞夫監督のシニカルな視線が印象的である。千葉真一、松方弘樹が熱演。

  • 兵隊やくざ

    制作年:

    昭和18年、ソ連国境に近い孫呉の丘にそびえ立つ関東軍兵舎。ここに、元ヤクザの用心棒で札つきの暴れ者と噂される大宮貴三郎が入隊してきた。早々に大宮は浴場で大立ち回り、十数人の砲兵隊をブチのめしてしまう。指導係を任されたインテリ上等兵・有田は頭をかかえるが、規律に縛られない奔放な大宮に奇妙な友情を感じていた……。記念すべきシリーズ第1作は、大宮と有田の出会いと、男としてお互いに惹かれ合っていく二人の姿をテンポよく見せる。シリーズもののキャラクターは1作ごとに成長、変化していく場合が多いが、“兵隊やくざ”は本作ですべてを確立、以後最後までまったく変わらない。

  • 戦国自衛隊

    戦国自衛隊

    制作年:

    大演習に向かう途中、自衛隊の一個小隊21名が、戦車、ヘリコプター、装甲車、哨戒艇もろとも400年前の戦国時代にタイム・スリップ。2万人の武田信玄軍対近代兵器の凄絶な戦いが展開される。半村良原作による大掛かりなSF大作で、2005年にも新たな角度よりリメイクされた。

  • 黒いドレスの女

    制作年:

    原田知世が大人の女優への脱皮を図り、北方謙三のハードボイルドな世界に挑戦。国外に逃亡しようとするヤクザ、それを助けるバーテンダー。二人の間に、危険な謎を秘めた女が現れ、物語は展開する。過去を持つ女を演じるには知世は役不足だったが、菅原文太は久しぶりのヤクザを演じ、すご味の利いた演技を披露した。

  • 裏階段

    制作年:

    キャバレーのピアノ弾き、木島健一は海堂という男から、遺産相続に絡む取引のために妹、理枝のニセの許婚者になりすますように頼まれる。だがその裏には2年前に起きた宝石強盗事件に絡んだ陰謀があった。身の危険を感じながらも、理枝を愛し始めた健一はあえて渦中に身を投じるのだが……。田宮が主演した快作サスペンス。

  • 仁義なき戦い 代理戦争

    制作年:

    今回の舞台背景となるのは昭和35年から38年の高度成長時代。前2作ではまだ組員だった広能も広能組の組長になるなど、組織的に固まってきた広島ヤクザの陰謀と裏切りが渦巻く抗争を描く。昭和35年、広島最大の暴力団・村岡組の跡目の座をめぐって、打本と山守が対立していた。打本は神戸の明石組に広能を介して盃を申し入れた。それを快く思わない村岡は跡目を山守に譲り、山守組は広島最大の暴力団となった。打本は孤立し、明石組に逃げ込み正式に明石組の傘下に入った。一方、山守も神戸の神和会と縁組みし、代理戦争の幕が切って落とされた。

  • 兵隊やくざ・大脱走

    制作年:

    悪徳軍曹たちの魔の手から慰問団の少女を救った大宮は、有田とともに馬廠の103部隊に将校を装って潜り込んだ。だが、そこには二人の正体を知る青柳憲兵がいた。準レギュラー・成田が悪徳憲兵役を好演。本作で大宮との友情が芽ばえるが……。

  • 日本の首領〈ドン〉 野望篇

    制作年:

    三船敏郎が暴力団会長に扮して登場する。昭和46年、勢力を回復した中島組は、関東進出の第一歩として桜商事を作る。東京の暴力団松風会の会長・大石は右翼の大物・大山を顧問に迎えて、暴力団連合“関東同盟“を結成し、これに対抗する。

  • 悲しきヒットマン

    制作年:

    元山口組顧問弁護士・山之内幸夫の同名小説の映画化。巨大なヤクザ組織の中でヒットマン(殺し屋)としてしか生きられなかった男・高木昇が、極道入りを果たし、やがて対抗組織のドンを撃つまでの姿を描き出している。デビュー作「またまたあぶない刑事」で注目された一倉治雄の監督第2作。

  • 新仁義なき戦い・組長最後の日

    制作年:

    “新 仁義なき戦い“シリーズ第3作で、ストーリーは前作同様、独立したものとなっている。大阪の大暴力団と九州の暴力団の抗争のなかで、組織を外れた男が単独で大暴力団の組長の首を狙う。組織の上層部の駆け引きと、血気にはやり死んでいく若者たちが描かれる。

  • 極道〈やくざ〉渡世の素敵な面々

    制作年:

    脱サラ後に借金を抱えてヤクザに追われるはめに陥るが、別の組の幹部にかくまわれたことから逆にヤクザに志願していく元銀行マンの男を中心に、彼を取り巻く人々の様々なエピソードを展開させたニューウェーブ・ヤクザ映画。安部譲二原作の3本目の映画化で、陣内孝則が好演。

  • その後の仁義なき戦い

    制作年:

    題名に“仁義なき戦い“と銘打っているものの、本シリーズとは直接関連のない、いわば番外編。監督は深作欣二から工藤栄一にバトンタッチ。暴力組織の内部抗争という設定の中で、ほんろうされる若者たちに焦点を合わせ、友情、裏切り、激烈な生きざまを描く。大阪の大暴力団・石黒組の若頭の地位を巡り、傘下の浅倉組と花村組の対立が深まる。そんな中で、浅倉組系津川組の相羽と、同じ浅倉組系竜野組の根岸、水沼は意気投合、友情を深める。だが浅倉は対立する花村を蹴落とすために、竜野組をつぶし、そのいざこざに花村を巻き込もうとした。

  • あゝ零戦

    制作年:

    ゼロ戦に乗った若きパイロットたちの戦いを描く青春アクション。第二次大戦期、海軍航空隊に編入された夏堀と峯岸は、特訓のなかでたくましい兵士に成長。零戦乗りとなった彼らは数々の戦果をあげる。だが、戦局が厳しくなり、飛行士は特攻の任務を負わされ、やがて二人にも特攻指令がくだる……。特撮を駆使した飛行シーンが見もの。

  • 素人助役奮闘記

    制作年:

    自治省の係長から埼玉県の小村の助役に赴任した公務員のエッセイ風体験記をもとにした作品。異例の人事によって利根川村の助役となった坂本太郎。最初はくさっていたものの次第に村人たちの温かい心に触れて、貴重な人生体験を積んでいく。ユーモアとペーソスを織り交ぜた人間喜劇。ローカル色も豊かな作品。

  • 反逆の報酬

    制作年:

    日活がロマン・ポルノに転向し、ほとんど出番のなかった澤田幸弘が初めて他社で監督したアクション大作。欲と復讐にかられた二人の男が、巨大な麻薬組織に挑戦し見事に壊滅させるまでをムード・アクション調で描く。石原裕次郎と渡哲也の久々の顔合わせが見ものである。

  • ウェルター

    制作年:

    当時、プロボクサーだった福田健吾を主演に、「サード」の軒上泊の同名小説を映画化。恋人を暴行した暴走族の連中を殴り倒し、ボクサーへの道を自ら放棄した青年リュウイチ。少年院へ送られ、ケンカばかりしていた彼は、院長の勧めで再びボクシングを始める。少年院からボクサーとしてデビューし活躍していく青年の姿を描く。プロだけに拳闘シーンは迫力十分。

  • 現代任侠史

    制作年:

    ヤクザから足を洗い、すし屋を営む島谷は、戦死した亡父の遺品である日本刀を受け取りに週刊誌記者とともにアメリカへ。一方国内では、自分の代わりに組を継いでくれた松田が、ほかの親分衆によって圧迫されつつあった。切れ目なしに続いていた東映任侠映画路線がいったん途切れたあとの、新味を模索した復興作。

  • 蘇える金狼

    制作年:

    大藪春彦・村川透・松田優作のトリオで次々ヒットを生み出したハードボイルド・シリーズの口火を切った作品。昼間は平凡なサラリーマンを装いながら、夜は身体を鍛えて巨大資本を乗っ取る企みを持つ男の姿を描く。都会を冷たく、また迫力ある映像で切り取った仙元誠三のカメラワークも光る。

  • まむしの兄弟・二人合わせて30犯

    制作年:

    勝は莫大な資産を持つ老女・弥生の息子で、3歳の時に別れ別れになったとわかり、彼は弥生と涙の対面をする。しかし、これが加賀組が弥生の財産目当てに仕組んだ芝居だと判明。まむしの兄弟は、加賀組の事務所へ殴り込む。

  • 貴様と俺

    制作年:

    1ヵ月後にタイトル・マッチが控えるボクサー・佃。ある事情から、互いに愛していた恋人・梨香との間に亀裂を生じてしまった彼は、トレーニングもせず荒れまくっていた。トレーナーを買って出た先輩ボクサーの忠告も聞かない彼はある日……。佃のトレーナーに扮した成田三樹夫が、男の友情を絡ませた脇役として好演。

  • ZIPANG ジパング

    制作年:

    伝説の黄金国ジパングを巡り、盗賊に賞金稼ぎ、加えて徳川幕府にジパング王国などが入り乱れて展開されるエンターテインメント時代劇。林海象監督の突拍子もないアイデアがノンストップで繰り広げられる前半は楽しめるが、ジパングに乗り込んでからの後半が失速気味だ。成田三樹夫の遺作となった。

  • ザ・ガードマン 東京忍者部隊

    制作年:

    宇津井健主演による「ザ・ガードマン」の映画化第2作。時価2億円の金塊を積んだ輸送車の護衛を請け負ったザ・ガードマンと、金塊強奪をたくらむギャング団との間に壮絶な争奪戦が展開される。アクションにつぐアクションの連続でかなり楽しませてくれる。

  • 徳川一族の崩壊

    制作年:

    300年にわたる徳川政権が終焉していくさまを、会津藩主・松平容保と長州の桂小五郎との対立を軸に据えて描く大型時代劇。薩長同盟、“蛤御門の変“など実際の事件を追いながら、東映ならではの娯楽性を重視した作りになっている。物語は、松平容保が京都守護職に就任し、朝廷を懐柔しようとするがそれが実らず、徳川最後の将軍・慶喜は大政奉還。容保は会津藩を率いて、勝利のない戦いに向かっていくというもの。全編これ、チャンバラ映画の醍醐味ともいえる派手な剣戟シーンが見どころ。それに加えて容保や桂の家族との絡みなどに、山下耕作一流の情感あふれるタッチが見られ、面白さは十分。

  • 眠狂四郎無頼控 魔性の肌

    制作年:

    90年前の島原の乱の折りに、ポルトガルから天草四郎に送られた秘宝マリア像を京都に献上する役目を命じられた武士とその娘。娘の出生の秘密を知った狂四郎は彼女に同行するが、謎の教団・黒指党が行手を阻む。工夫を凝らした殺陣と快調なテンポで水準以上の出来。

  • 影狩り

    制作年:

    『週刊ポスト』に連載されていた、さいとうたかをの同名劇画の映画化。財政難の江戸幕府が、地方の弱小藩をとり潰そうと放った公義隠密“影“。かつてその犠牲となった3人の刺客は“影狩り“となって幕府の陰謀に立ち向かう。

  • 若親分

    制作年:

    日露戦争の戦勝気分に酔っていた頃、南条組の親分・辰五郎が殺される。海軍少尉の軍装のまま葬儀に参加した辰五郎の一子・武が二代目を襲名。父の仇である伊蔵一家に殴り込む。

  • 闇の狩人

    制作年:

    金権汚職の田沼意次の時代を背景に、勢力の拡大を図る殺しの組織を率いる五名の清右衛門と、それにかかわる人々との愛憎劇、人間模様を現代的なドラマの感覚で描いた時代劇映画の佳作。殺陣に次ぐ殺陣の激烈なチャンバラ・シーンと、舞台美術が見もの。

  • 極道の妻〈おんな〉たち 三代目姐

    制作年:

    関西を中心とする大暴力団・坂西組三代目組長の妻・葉月。三代目が死に、空席となった組長の座をめぐって幹部たちが争い始めた。全国に1万5千人の構成員を擁する大世帯の“姐“である葉月は内部抗争を収めんと懸命に努力するが……。家田荘子の原作をベースに、今回も様々な妻たちの苦悩の日々を描く。

  • 人生劇場〈1983年〉

    制作年:

    明治の気概に生きた父と子の、波乱に富んだ生涯を描いた、尾崎士郎不朽の名作の映画化。主人公・青成瓢吉と、彼を取り巻く人々の青春期にスポットをあて、原作の『青春編』『愛欲編』『残侠編』を一つにまとめた、3人の監督による共同演出の一編。

  • 新仁義なき戦い 組長の首

    制作年:

    “新 仁義なき戦い“シリーズ第2作だが、前作とはストーリー的な関連性はない。映画は昭和43年の北九州を舞台に始まる。覚醒剤密輸の利権で肥え太った暴力団・大和田組の派閥抗争・跡目相続をめぐる陰謀を、カー・アクションを盛り込んでスピーディーに描く。

  • 女囚さそり けもの部屋

    制作年:

    前2作とは異なり、今回は都会(けもの部屋)が舞台となる。刑務所を脱獄したナミは、売春婦のもとに身を寄せる。ナミは町のヤクザの情婦カツからリンチを受ける。ナミは夜の女たちの“怨“を背追い、ドスを手にする……。

  • 皆殺しのスキャット

    制作年:

    シカゴ仕込みのすご腕ガンマン・伊集院猛は、帰国の喜びもつかのま、父親を射殺されてしまう。犯行は敵対するヤクザ、佃興業の仕業とにらみ、証拠を求めて暴れまわる伊集院の前に、ウエスタン・ルックの殺し屋・シャチが現れる。バタ臭さが身上の異色ガン・ファイト・アクション。

  • 女賭博師 さいころ化粧

    制作年:

    女賭博師・大滝銀子は、死んだ父のイカサマの汚名を晴らすために、父の対戦相手だった緋桜のお秋に弟子入りして真相を究明する。緋桜のお秋に扮した久保菜穂子がはまり役。

  • 眠狂四郎 円月殺法

    制作年:

    雷蔵の死により12作に及んだ“眠狂四郎“シリーズは終了したが、その3ヵ月後、早くも松方弘樹主演によって復活した。ベテラン監督・森一生も“狂四郎“シリーズは初めての演出。将軍・家斉の世継ぎ・家慶になりすました双子の弟の、陰謀に巻き込まれる狂四郎の活躍を描く。

  • 黒い牝豹M

    制作年:

    横浜の裏の世界を支配する右翼実業家の速水は、広域暴力団・国栄会を敵にまわし着々と実力を蓄えていった。女殺し屋・Mは国栄会会長の密命を受け、速水暗殺に乗り出す。池玲子の日活初主演作で、公開時のカラテ・ブームに悪ノリしてカラテの達人という設定の殺し屋に扮している。

  • 歌麿・夢と知りせば

    制作年:

    浮世絵師・歌麿を花鳥山水図はうまいが美人画は下手という設定にし、彼が女房を浮浪者に襲わせたりしながら、美人画に目覚めていくさまを描いている。実相寺昭雄の耽美なエロティシズムが全編に横溢する作品。吸血鬼役で名をはせた歌麿役の岸田森の怪演が心に残る一編である。

  • 検事霧島三郎

    制作年:

    高木彬光の推理小説の映画化。腕利きの検事・霧島三郎はフィアンセ・恭子との結婚を前にして殺人事件を担当することになった。麻薬ルートを探る三郎の忙しさに、恭子の心は徐々に離れていく……。ミステリーとラブロマンスが交差する探偵映画。

  • 最後の博徒

    制作年:

    広島・呉を舞台に、広島中のヤクザを敵に回して、非情な世界へと飛び込んでいく男の姿を描く。「修羅の群れ」のコンビ、山下耕作と村尾昭が組み、キャストも多彩な顔ぶれがそろった。

  • やくざ坊主

    制作年:

    とことん強い破戒坊主が、岡場所近くの寺に住みつき、地元のヤクザを追い出して好き勝手し放題。寺を連れ込み宿にするのは序の口で、本堂を賭博場にする始末。その頃役人と結託した井桁一家が岡場所を狙っていた。勝新の個性を生かしたピカレスク・ロマン。

  • 続・与太郎戦記

    制作年:

    与太郎は、履歴書の特技欄に“落語“と書いて提出、ところが軍の上司らはこれを“露語“と誤読。与太郎は、スパイ訓練生として陸軍中野学校に送り込まれるはめに。またまたドジの連続が見もの。

  • 影狩り ほえろ大砲

    制作年:

    “影狩り“ものの第2作。ある藩が幕府に内密に大砲を作るが、影一味が暗躍し始める。そこで影狩り3人衆が招かれ大砲をめぐって影一味との間に大攻防戦が行われる。太りすぎで動きのにぶい裕次郎を尻目に、ニヒルな成田三樹夫とコミカルな内田良平が場面をさらう。

  • 実録外伝 大阪電撃作戦

    制作年:

    “仁義なき戦い”シリーズの大ヒットによって火がついた東映実録路線の異色作。ひたすら暴力的でエネルギッシュな深作欣二に対し、中島貞夫の狂暴さの中に秘めたシニカルな視線が、この作品に奇妙な味を残している。

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