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人気声優・花江夏樹「すごく充実」 『東京喰種』花澤香菜ら共演者からの刺激が楽しみ

アニメ

人気声優・花江夏樹にインタビュー
人気声優・花江夏樹にインタビュー クランクイン!

 累計部数520万部の大ヒットコミックをアニメ化した『東京喰種トーキョーグール』の放送がスタート。ヒトを喰わねば生きられない、“喰種”の世界に足を踏み入れた青年の生き様を描くダークファンタジーだ。主人公のカネキ役を演じる声優・花江夏樹を直撃すると、「主演に決まったことは、嬉しくもあり、怖くもあり」と苦笑い。大役に向き合う意気込みを聞いた。

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 「オーディションを受けるにあたって原作に触れたんですが、これは一筋縄ではいかない。覚悟のいる役だなと。受かった時はもちろん嬉しかったですが、半分くらい怖い気持ちがあった」と花江。その言葉も納得するほど、カネキは心、体ともに大きく変化を遂げていく青年だ。

 「人間としての日常を演じられるのが、最初の10分くらいだけなんですよね。僕がもし、カネキのような状況になったら、逃げ出しちゃいますよ」と笑う。「喰種の世界に巻き込まれてからは、ものすごくもどかしい立ち位置に立たされて。すごく考えて悩むんですが、そのことによって彼自身も強くなっていく。だんだんと、頼もしく見えるようになれば良いなと思います」。

 そんなカネキを演じる上で大事にしているのは、彼の持つ「優しさ」だ。「カネキには、誰かを守りたいという気持ちが強く芽生えてきます。と同時に、人間と喰種の間に立てるのは自分しかいないという意識も芽生えてくる。弱さやおびえも持っているけれど、その中には全部、カネキ本来の優しさがあるんです」。

 カネキの心の動きをつかむためには、「原作を読んで、台本と照らし合わせたりしています」と明かす。「アニメではモノローグがないシーンでも、原作にヒントがあったりして。そういったことを全て、自分の中にインプットしてからアフレコに臨むようにしています」と原作がお手本になると言うが、「アニメには、原作と違った展開もあるんですよ」とのこと。

 「原作者の石田(スイ)先生と綿密に打ち合わせをしてストーリーを決めているようなので、原作にはなかったけれど、このシーンの裏には実はこんなことがあったんだという展開もあって。アニメでしか知り得なかったことも明かされていきます」と、生みの親もお墨付きの展開で世界観を深めているというから楽しみだ。

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