『今日も、君を想ってる』で医者＆声優のスパダリに！ 現代ロマンス初主演のタン・ジェンツーの魅力に迫る
アジアドラマ
近年、人気が高まっている中国ドラマスターの中でも今、熱い注目を浴びているタン・ジェンツー（檀健次）。彼はぴあMOOK「中国ドラマスターが好き！みんなの推しランキング」にて発表されたファン投票による中国俳優人気ランキングでビッグネームが並ぶ中、堂々10位にランクインを果たした。また、中国Weibo（微博）で約1805万人、Instagramで約110万人のフォロワーを持つ彼は、DE BEERS（デビアス）、FENDI（フェンディ）ほか20のブランドでイメージキャラクターを務めており、国内外で人気急上昇中。そんな彼のこれまでの経歴から、中国でドラマランキング1位のヒットを飛ばした主演作『今日も、君を想ってる』で披露している新たな魅力までを詳しく紹介していきたい。
【写真】白衣姿もカッコいい！ 外科医＆人気声優を演じたタン・ジェンツー
■医者としても声優としてもプロフェッショナルなスパダリを好演！
『今日も、君を想ってる』でタン・ジェンツーが演じるのは優秀な外科医で人気声優のスパダリ、モー・チンチョン。その声に魅入られるファンが大勢いる中、顔も本名も表に出さないで活動するモー・チンチョンは、医者としても声優としてもプロフェッショナルに仕事を続けるシゴデキ男子だ。それだけでなく歌を歌えば歌手顔負け、料理を作ればシェフ顔負けの上手さで、何をやってもパーフェクト！ そんな出来過ぎのキャラを演じても観る人をシラけさせないのが、さすがタン・ジェンツー。実際、彼は多才多芸なエンターテイナーとして世界中で多くのファンを惹（ひ）きつけている。
医者＆声優のスパダリを演じたタン・ジェンツー （C）Beijing Qishuo Film Co．，Ltd
■ボーイズグループでデビュー、俳優としても着実にキャリアアップ
1990年10月5日生まれのタン・ジェンツーは2010年に世界の音楽市場を意識した中国発のボーイズグループ、M.I.C.男団で正式デビュー。このグループはHipHopやR&Bをベースにしたキャッチーな音楽で人気を博した。実は彼自身はその2年前に公開された映画『秘岸』（日本では大阪アジアン映画祭2009にて上映）で俳優デビューを飾ってカレン・モクら名優たちと共演、早くから演技でも頭角を現していた。やがて俳優活動に力を入れ始めた彼は『三国志〜司馬懿 軍師連盟〜』『三国志 秘密の皇帝』では歴史人物を、『君、花海棠の紅にあらず』では京劇役者を演じて、脇役ながら鮮烈な爪痕を残して評価を上げていった。
■『猟罪図鑑』『長相思』でトップスターの道へ
2020年、タン・ジェンツーは『夕月花（せきげつか）～三世を駆ける愛～』で二番手男子を好演。また、サバイバル・オーディション番組『追光吧！哥哥（原題）』で見事な歌とダンスのパフォーマンスを見せて1位となり音楽方面の実力も再評価された。そんな彼がさらに飛躍することとなったのは、2022年に主演した本格ミステリー『猟罪図鑑～見えない肖像画～』。事件捜査で活躍する天才画家を演じたこの作品はシーズン3まで更新予定の人気シリーズへと成長。同時に、2023〜24年に爆発的なヒットを飛ばした『長相思』では切ない運命を背負った銀髪の相柳役をカリスマ性たっぷりに演じて、さらなる大ブレイクを果たした。
■甘い現代ロマンス初主演！ 理想のカレシ像で視聴者を魅了
こうしてスターダムに躍り出たタン・ジェンツーだが、甘い現代ロマンスに主演するのは『今日も、君を想ってる』が初めて。これまで闇落ちするダークなキャラや悲劇的なキャラで注目されてきた彼が、本作では乙女が夢見る理想のカレシになりきっているのが見どころ。柔らかい優しい笑顔を見せてヒロインをキュンとさせ、見事な声の演技と歌唱力で周りを圧倒、愛のこもったロマンティックなキスシーンで視聴者までもうっとりさせてくれる。まさに彼だからこそハマるスパダリキャラで終始、幸せ気分を味わわせてくれる『今日も、君を想ってる』。心を潤してくれるハッピーなロマンスでぜひ彼の新たな魅力を堪能してほしい。
『今日も、君を想ってる』は、DVDリリース中。U‐NEXTにて独占先行配信中。
