葬儀に出席した王室メンバー、ファッションでも女王を偲ぶ
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エリザベス女王の葬儀が執り行われ、王室メンバーが参加したが、それぞれファッションでも女王を偲んだようだ。
【写真】キャサリン妃はジョージ王子、シャーロット王女とともに参列
現地時間の9月19日、ロンドンのウェストミンスター寺院にて、70年にわたって在位したエリザベス女王の葬儀が執り行われた。葬儀には、チャールズ国王はじめ、王室メンバーが出席したが、それぞれファッションでも女王に敬意を示し、偲んでいたようだ。
Peopleによると、キャサリン皇太子妃は、アレキサンダー・マックイーンのコートドレスに、パールのチョーカーとイヤリングを身に付けて葬儀に出席した。ドレスは、今年6月に女王の在位70年を祝い開催されたプラチナジュビリーで着用したドレスの色違いのもの。祝典で身に付けたものをチョイスして、女王の偉業を称えたようだ。合わせたチョーカーとイヤリングは、女王のパーソナルコレクションの中から妃に贈られたもので、妃は、女王と73年寄り添ったフィリップ殿下の葬儀でもペアで身に付けていた。葬儀では結婚式で歌われた讃美歌が採用されるなど、フィリップ殿下へのオマージュがみられたが、キャサリン妃も女王夫妻の長く支え合った姿に敬意を示したようだ。
メーガン妃も、女王のお祝い行事で身に付けたアイテムの黒バージョンを用意して、女王の生涯を称えたようだ。ステラ・マッカートニーのケープドレスは、数年前に、女王の92歳を祝うコンサートで着用したものの色違い。プラチナジュビリーで身に付けたディオールの白いハットの黒いタイプを合わせ、女王から贈られたパールとダイヤモンドのドロップイヤリングをプラスした。
カミラ王妃は、女王のパーソナルコレクションから、ヴィクトリア女王が在位60年の記念にあつらえたというダイヤモンドのブローチをチョイス。Vogueによると、王妃が女王から贈られたものでも古いものとされ、王妃と女王との歴史が詰まっているという。また、7歳のシャーロット王女は、黒いコートの胸元に、馬蹄をモチーフにしたダイヤモンドのブローチを着用。女王が愛した乗馬にそっと触れている。
このほか、モナコのシャルレーヌ公妃や、デンマークの女王マルグレーテ2世らヨーロッパ各国の王族も、それぞれブラックフォーマルで葬儀に出席し、女王を偲んだ。