『キングオブコント2023』決勝10組が決定 ゼンモンキーら5組が初進出
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『キングオブコント2023』ファイナリスト記者会見が都内にて開催され、決勝進出10組が意気込みを語った。
【写真】頂点に輝くのは誰か 『キングオブコント2023』ファイナリスト10組の顔ぶれ
TBSではこの秋に、第16代キングを決定する『キングオブコント2023』の決勝戦を放送。9月20日、21日には34組のセミファイナリストたちによる準決勝が開催され、準決勝終了後にファイナリスト10組が発表となった。今回は過去最多となる3036組がエントリーした。
準決勝を制し決勝に進出したのは、ゼンモンキー、隣人、ファイヤーサンダー、カゲヤマ、サルゴリラ、ラブレターズ、蛙亭、ジグザグジギー、や団、ニッポンの社長の10組。その中でゼンモンキー、隣人、ファイヤーサンダー、カゲヤマ、サルゴリラは決勝初進出となる。
ゼンモンキー・荻野将太朗は決勝初進出について「とんでもないことだなと。うれしいです!」と喜び。「みなさんのことはリスペクトしていますけど、本当に倒すつもりでがんばりたいと思います」と意気込んだ。同じく決勝初進出のカゲヤマ・益田康平は「めちゃくちゃうれしいです。こんなところに来れるとは思っていなかった。初出場なので、生意気になっちゃうかもしれないんですけど、優勝を狙わせていただきます」とやる気を見せた。
2回目の決勝進出となるや団・ロングサイズ伊藤は「今年いかなかったら終わりだと言われ続けていたので、本当にうれしいです」とコメント。本間キッドは「去年決勝に出れたんですけど、1年間かけてちょっとずつ沈んでたので、もう1回上がるために絶対に決勝行きたかった」と告白し、伊藤も「バイトがまだ辞められなくて。週1でギリギリやってます。これでなんとか月1ぐらいにしたい」と願望を口にした。
蛙亭・イワクラはファイナリストで唯一の女性。ここは負けないと思うところを聞かれるとイワクラは「自分というよりは相方なんですけど、相方がまったく緊張してない。誰のことも尊敬してないし、『キングオブコント』という大会がすごいということもそんなに自覚してない」と明かす。すると中野周平は「いや、緊張する人だっていますよ!」と主張。MCの山里亮太が「ちなみに誰ですか?」と尋ねると、中野は「会ったことないので想像なんですけど、ジム・キャリーとか」と答え、会場は大きな笑いに包まれた。
記者からファイナリストの顔ぶれを見てどう感じるかと聞かれた山里は「本当によくこんなネタが思いつくな、よくこんなことを表現できるなっていう人の集まりで、恐ろしいですね」と回答。「こんな人たちと戦わなきゃいけない世代の人たちって大変だと思います。そのくらいすごい人たちが集まってる」と太鼓判を押した。
特に思い入れがある人は誰かという質問に山里は「才能のある人には思い入れない、って決めてるんです」と告白。山里は「司会などがうまい人には今回活躍しないでほしい」とも話して会場の笑いを誘い、山里への質問が終わると「僕が嫌な奴で終わったんですけど(笑)」と笑いながら話を締めていた。
『キングオブコント2023』決勝は、TBS系にて10月21日19時生放送。