ヨルダン王室ラーニア王妃、隣国イスラエルの紛争状態を憂慮しSNSのアイコンを真っ黒に
ヨルダン王室のラーニア王妃が、隣国イスラエルが紛争状態になっていることを憂慮し、SNSのアイコンを真っ黒に変えた。
【写真】真っ黒の画像に変えられたインスタグラムのアイコン
イスラエル軍とイスラム組織ハマスとの間で衝突が続き、民間人に被害が広がっていることを受け、ラーニア王妃が、自身のインスタグラムとツイッター、フェイスブックのプロフィール写真を更新。それまで掲載していた自身の美しい顔写真から真っ黒な画像に変更した。
ユニセフの親善大使を務める王妃は、10月17日にもインスタグラムにて、ガザ紛争に際し2009年に行った記者会見の様子をシェア。「2009年、ガザ紛争のさなかに行ったスピーチです。あれから14年、5つの戦いを経て、ほとんど変化がみられないことは非常に辛い。世界は見過ごしてはなりません。止める必要があります」と綴っていた。
イスラエルでは10月7日に、ハマスが攻撃を行って以来、イスラエル軍とハマスの間で衝突が続いている。NHKによると、イスラエル側で少なくとも1400人が死亡。ガザ地区では少なくとも3400人が死亡し、双方の死者は4800人を超えたという。