セリーヌ・ディオンのドレス、ディオールのアトリエで1000時間かけて制作
パリオリンピックの開会式で、自己免疫疾患スティッフパーソン症候群を公表して以来となる圧倒的なカムバックパフォーマンスを見せたセリーヌ・ディオン。ステージで纏ったドレスは、ディオールの職人が1000時間もかけて制作したものだった。
【写真】ステージ上でパフォーマンスするセリーヌ
日本時間7月27日、エッフェル塔の2階から、エディット・ピアフの名曲「愛の讃歌」を歌い上げ、開会式のフィナーレを飾ったセリーヌ。Vogue Franceのインスタグラムによると、ステージで纏ったドレスは、マリア・グラツィア・キウリがデザインしたディオールのものだそう。
シルクジョーゼットに、スパンコール刺繍が手仕事であしらわれ、数千個のシルバービーズを取り付けたフリンジは500メートル超に及ぶという。ドレスは、彼女の歌うリズムに乗せて揺れ、きらめいた。
ドレスに合わせ、アイコニックなブロンドヘアは一つにまとめ、フリンジにマッチしたイヤリングとリングをプラス。スモーキーなアイメイクと、ヌードカラーのリップを施し、エレガントな印象を高めた。
セリーヌは2021年にラスベガスで行っていた定期コンサートを、筋肉のけいれんを理由にキャンセル。翌2022年12月に、自身のインスタグラムにて、スティッフパーソン症候群と診断されたことを発表し、以来ステージから遠ざかっていた。
圧巻の復帰ステージから一夜明け、インスタグラムを更新したセリーヌは、ホテルの部屋と観られる窓辺にたたずむ自身の写真を投稿。「ワオ、なんという夜でしょう。この夢を叶えるべく協力してくださったパリ五輪とディオールの皆さん、ありがとうございます。そして今、早くも前に進む時が来ました! パリのことが恋しくなります!」と実に前向きに綴った。
引用:「Céline Dion」インスタグラム(@celinedion)