クランクイン!

  • クラインイン!トレンド

広瀬すず、10年前のカンヌ国際映画祭を述懐「あの時の自分を殴ってやりたい」

映画

広瀬すず、映画『遠い山なみの光』完成披露舞台挨拶に登場
広瀬すず、映画『遠い山なみの光』完成披露舞台挨拶に登場 クランクイン!

関連 :

広瀬すず

二階堂ふみ

吉田羊

松下洸平

三浦友和

石川慶

 女優の広瀬すずが7日、都内で開催された映画『遠い山なみの光』完成披露舞台挨拶に、二階堂ふみ、吉田羊、松下洸平、三浦友和、石川慶監督と共に出席。10年前にカンヌ国際映画祭に出席した過去を振り返った。

【写真】お互い見つめ合う広瀬すず&二階堂ふみ

 本作は、1989年にイギリス最高の文学賞であるブッカー賞、2017年にノーベル文学賞を受賞し、二つの世紀を代表する小説家となったカズオ・イシグロの長編デビュー作である同名小説を、石川監督が映画化。1950年代長崎と1980年代イギリスを生きる3人の女たちの知られざる真実を描く。

 1950年代の長崎で団地に住む専業主婦・緒方悦子を演じる広瀬は、悦子が長崎で出会う女性・佐知子役の二階堂との共演を振り返り「すごく力強くて、潔い目を佐知子さんを通して感じて、悦子がこういう風に受け止めて、こういう風に景色が今見えてるんだなというのをすごく実感しながらやらせていただけてうれしかったです」としみじみ。

 広瀬と見つめ合った二階堂は「お恥ずかしい」と照れ、広瀬について「お芝居をご一緒させていただきながら、しなやかさと静かな強さみたいなものが、本当に座長としてすごく頼れる瞬間がたくさんあって。すごく年は近い、でもちょっと年下の方なんですけれども、本当に頼れる存在だな、という風にご一緒していました」と語った。

 第78回カンヌ国際映画祭で本作が披露されたことで、10年ぶりに2度目のカンヌへと訪れた広瀬は、感想を聞かれると「それ、すごい今回言っていただけるんですけど、10年前の記憶があまりなくて(笑)」と苦笑。

 そして「この世界に入ったばっかりだったので、このカンヌ国際映画祭という大きさとかすごさみたいなものが全然分からないまま、『わー、遠い海外に行けるー』みたいなテンションでいたんですよ。本当に今思えばあの時の自分を殴ってやりたいくらい贅沢な経験だった」と過去の自身を顧みつつ、「映画愛に溢れている街だなと思いつつ、とても素敵な反応をいただけた姿をその場で見て、すごい夢のような時間だったなと、時間が経って今、改めてそう思える」と当時を振り返った。

 映画『遠い山なみの光』は、9月5日より全国公開。

この記事の写真を見る

関連情報

関連記事

あわせて読みたい


最新ニュース

  • [ADVERTISEMENT]

    Hulu | Disney+ セットプラン
  • [ADVERTISEMENT]

トップへ戻る