エリザベス女王と皇太后が悪魔祓いに参加!? その霊の正体とは…

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2022年に亡くなったイギリスのエリザベス女王が、生前、母のエリザベス皇太后とともに、悪魔祓いに参加していたようだ。この噂は以前から囁かれていたようだが、この度王室の伝記作家ロバート・ハードマンが改めて明かした。
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Peopleによると、エリザベス女王は2000年、一家が毎年クリスマスを過ごすことでも知られるノーフォークの私邸サンドリンガム・ハウスにて、悪魔祓いの儀式を行ったそう。この噂は、2014年に亡くなった王室伝記作家のケネス・ローズが、自身の日記で触れたことにさかのぼる。1952年に亡くなったエリザベス女王の父ジョージ6世の寝室で、恐ろしくも奇妙な現象が起きたと、職員から報告を受け、皇太后が不吉な霊を追い出すために、「宗教的浄化の儀式」を行うことを決意。皇太后とエリザベス女王、そして侍女のプルー・ペンが参加したそうだ。
ハードマンは、この度配信した自身のポッドキャスト「Queens,Kings and Dastardly Things(原題)」で、この話題を取り上げ、「従来の悪魔祓いとは異なりました。映画で見るような劇的な悪魔祓いとは違いました。部屋に悩める魂が宿っているとされ、牧師が空間を祝福しました」と説明する。女王と皇太后、侍女が本当に信じていたかは不明だが、怯えるスタッフのためにとり行ったと、バードマンはみているそうだ。
なお、そこはジョージ6世が崩御した部屋ではあったものの、幽霊の正体については今も定かでないようだ。「ローズは、この数年前に亡くなったダイアナ妃の幽霊ではないかと、推測していました」とハードマンは指摘する。実は、ダイアナ妃の元夫チャールズ国王も、サンドリンガム・ハウスにて、少なくとも一度は心霊現象を体験したことがあると伝えられている。ジョン・ウェストの著書『Britain’s Ghostly Heritage(原題)』によれば、皇太子時代に邸内の図書館で恐ろしい出来事に遭遇し、職員と共に部屋から飛び出したことがあったようだ。