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池松壮亮&仲野太賀、『豊臣兄弟!』直前の共演で「大きなものがまた積み上がった」

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NHKスペシャル終戦80年ドラマ『シミュレーション~昭和16年夏の敗戦~』会見の様子
NHKスペシャル終戦80年ドラマ『シミュレーション~昭和16年夏の敗戦~』会見の様子 クランクイン!

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中村蒼

 俳優の池松壮亮と仲野太賀が8日、都内で開催されたNHKスペシャル終戦80年ドラマ『シミュレーション~昭和16年夏の敗戦~』出演者会見に、中村蒼、制作統括の新延明氏、家冨未央氏と共に出席。2026年の大河ドラマ『豊臣兄弟!』で共演する池松と仲野が、今作での共演を振り返った。

【写真】来年の大河ドラマでは兄弟役を演じる池松壮亮&仲野太賀

 本作は、猪瀬直樹のロングセラー・ノンフィクション『昭和16年夏の敗戦』を原案に創作を加え、命をめぐる“頭脳と心の闘い”を描く人間ドラマ。主人公・宇治田洋一(研究員)役に池松を迎え、石井裕也監督が初めて戦争ドラマに挑む。

 池松は「戦争というものを語り続けてきたNHKさんという場所で、戦後80年という特別なこの年にこの作品をみんなで発表できることをとても光栄に思っています」とコメント。「個人的には、この時代にどうしても語るべきドラマ、これからの時代に残すべきドラマとして仕上がったのではないかと自信を持っております」と力を込めた。

 これまでに多くの作品でタッグを組んできた“盟友”石井監督に関しては「圧倒的な歴史として、事実として残っているものを物語にすることに、これまで以上に責任とやりがいと使命を監督自身が感じていました」と報告。「その使命感にみんなで引っ張られた」としつつ、「フィクションではあるんですけど、もしかしたら自分たちの選択で戦争を止められるかもしれないという、そういった物語を長い時間をかけて、こうしたタイミングで発表できてとてもうれしく思っています」と続けた。

 2026年の大河ドラマ『豊臣兄弟!』では、豊臣秀長・秀吉兄弟を演じる池松と仲野。大河ドラマの撮影開始前に本作で共演したことを仲野が明かすと、池松は「このドラマが『豊臣兄弟!』の前哨戦とは思わないですけれど、撮影時期が近かったです。この撮影は今年の2月、3月に撮影しまして、そのあと6月から『豊臣兄弟!』をやってます」と打ち明けた。

 さらに「懸命に願いを込めて一つの作品を一緒に作るという経験を、大河ドラマでの兄弟役の前にできたことは、大きなものがまた積み上がったなという風に思います」と吐露。仲野も「まったく同意見です」とうなずいていた。

 蚊帳の外となってしまった中村は「ちなみに『べらぼう』と並行して(本作を)撮っていました(笑)」と出演中の大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』をアピール。「(『豊臣兄弟!』に)もしかしたら三男とかがいれば…」と“三人兄弟”での出演を冗談交じりに口にすると、池松が「これから登場予定かもしれません(笑)」と乗っかり、笑いを誘っていた。

 NHKスペシャル『シミュレーション~昭和16年夏の敗戦~』は、NHK総合にて8月16日、17日21時より2夜連続放送。

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