公開4日で15億円突破『チェンソーマン レゼ篇』原作者・藤本タツキ×主題歌・米津玄師のSP対談解禁!

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人気漫画『チェンソーマン』を映画化した劇場版『チェンソーマン レゼ篇』が、公開から4日間(9月19~22日)で観客動員98.6万人、興行収入15.2億円を突破。大ヒットを記念し、原作者・藤本タツキと、主題歌とエンディングテーマを担当した米津玄師のスペシャル対談が解禁された。
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シリーズ累計発行部数3000万部を突破し、現在「少年ジャンプ+」(集英社)で人気連載中の漫画『チェンソーマン』。2022年には、アニメスタジオMAPPA制作のテレビアニメが放送され、世界中で高い評価を獲得した。
そして今回、ファンからの人気も厚く、テレビシリーズの最終回からつながる物語「エピソード“レゼ篇”」が映画化。主人公・デンジが偶然出会った少女・レゼに翻弄されながら予測不能な運命へと突き進む物語が、MAPPAアニメーションならではの疾走感あふれるバトルアクションとともに描かれる。
主題歌とエンディング・テーマを担当するのは、テレビシリーズのオープニング・テーマ「KICK BACK」が世界中を席巻した米津玄師。予告映像とともに解禁され、大きな話題となった主題歌「IRIS OUT(アイリスアウト)」と、宇多田ヒカルとの初コラボが実現し、世間を驚かせたエンディング・テーマ「JANE DOE(ジェーン ドウ)」が、本作をより鮮やかに彩る。
9月19日の公開(全国421館)から4日間で観客動員98.6万人、興行収入15.2億円を突破、週末観客動員ランキングで堂々の1位を獲得(興行通信社調べ)した本作。大ヒットを記念し、原作者・藤本タツキと米津玄師のスペシャル対談が解禁された。
TVシリーズでのタッグから3年、この対談で初めて対面を果たした2人。TVシリーズ放送前から藤本作品の熱烈なファンだったという米津は「自分も子供のころに漫画家になりたかった人間なので、ほとんど歳も変わらない人が、これだけ衝撃的なものを描いているという事実に、ものすごく刺激を受けたというか。音楽とジャンルは違いますけど、負けてられないというか、自分も頑張らなきゃみたいな気持ちになったのをすごく覚えています」とリスペクトをにじませる。
一方、学生の頃から米津の楽曲の大ファンだという藤本も「米津さんの歌って聴いた人にとって分かりやすいというか、作品のガイドラインとなるような曲をたくさん作っていらっしゃると思っていて。もしかしたら『チェンソーマン』(のオープニング・テーマ)にした時に、“すごい説明的すぎになってしまうのかな…?”って思ったんですけど、米津さん拾うのが上手なので。上手く拾う部分は拾って、いい意味でチャランポランな部分が『KICK BACK』でも入ってて。めっちゃ良い曲になってるなって思いました」と、TVシリーズのオープニング・テーマ「KICK BACK」に対する印象を改めて語った。
後半では、主題歌「IRIS OUT」とエンディング・テーマ「JANE DOE」などについてもトーク。米津は制作時を振り返り「『JANE DOE』を作ってる時は、(レゼというキャラクターを)とにかく“好きな子になろう”みたいな気持ちがすごい強くあったんですよ。自分にとってはもう、高校生の頃好きだった女の子みたいな。(本作は)レゼのための映画であって…そこの曲を作るのであれば、顔、姿を眺めて、“好きになるべきだ!”みたいな感じになっていったのを覚えています」と、レゼに心を寄せるように意識して制作したことを明かす。
続いて、自身にとってレゼというキャラクターはどんな存在かと聞かれた藤本は「好きな要素を集めていって作ったキャラクターです。ビジュアルでも内面的でも。“おれのこと好きなんじゃないかな?”っていうふうに思わせる子。実はすごい暴力的な面も持ってて、それが見え隠れするのが、僕はすごい好きです」などと語った。
対談ではそのほか、子供のころに影響を受けた漫画や本、映画の話や活動を始めたきっかけなどを語った2人。独自の世界観を貫くクリエイター同士、どのようにそれぞれの作品世界を構築しているのかといったプロフェッショナルな話題から、同世代ならではの親近感と共通の感性で大いに盛り上がる場面まで、多岐にわたるトークが展開された。秘蔵トーク満載のここでしか聞けないスペシャル対談の全貌は、YouTube「MAPPAチャンネル」にて公開中。
劇場版『チェンソーマン レゼ篇』は公開中。